ラーメン食べて詠います

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【今週のラーメン5767】中華そば べぃしっく(東京・三鷹駅北口)[限定]四川風怪味鶏冷麺 〜ワイルド&パワフル棒棒鶏的迫力!濃厚胡麻ダレと辛醤ダレが混じる色彩!デフォでも量的な満足感!

朝からにぎり寿司も出す路地裏間借り営業の店

 
 朝から昼過ぎまでの限られた時間。三鷹駅北口エリアの地元民でも分かりにくい路地裏奥の居酒屋間借り営業。ワンオペなのに、レギュラー3種で飯類もしっかりしており、実に頼もしくこれが人気!。そして何とにぎり寿司も提供してくれます。4つしかないカウンター席ですが、最近ランチタイム対応で2階席が少し増えたようです。
 

 
 さて今回は、午後イチからのイベント準備でランチタイムはその対応。朝飯抜いてブランチタイムの訪問でして「冷しざる中華」狙いでございました。ところが掲題の「四川風怪味鶏冷麺」と言うのが目に飛び込んできましていきなり初志不貫徹でございます。
 

 
 
 
<全体> ワイルド&パワフル棒棒鶏的迫力!濃厚胡麻ダレと辛醤ダレが混じる色彩!デフォでも量的な満足感!

 
 「四川風」という冒頭句と「冷麺」という接尾。辛さと冷たさが感じられますが、「怪味鶏」と言うのが想像力を実に掻き立てられます。妄想を重ねていたところに配膳されたのがこの麺顔です。
 

 
 ウォー鶏肉!2〜3人分の中華前菜かと思えるほどの迫力。パワフルな棒棒鶏というのが初感ですがそれだけで語り尽くせない迫力。そして胡麻ダレ?芝麻醤の濃厚さ・粘度がまたイイ感じでヘビー。それに辣油と言う範疇を超えた辛醤ダレがのしかかる様な感じ。それだけでなく全体的に麺が多く感じられ、これってブランチ気分で軽く一杯食うと言うレベルじゃないなと嬉しい悲鳴です。
 

 
 
 
<タレ> 辛さを感じつつマイルドな中華系醤たっぷり!練り胡麻に止まらず味噌の様なコクすら覚える芝麻醤!?

 
 まずタレですがこれがそれぞれ複雑で、それらが混じり合ってよりカオスな感覚です。まず辛醤ダレと勝手に命名してますが、別にそんなに辛くありません。通常の棒棒鶏だと砂糖と味醂と醤油と味噌って感覚だけど、味噌って感覚があまりしない。薬味が様々と入っている様で唐辛子が含まれているような感覚。だけどヒリヒリすることはない。四川風と聞くと花椒塩も想像するが、入っていてもレベルはとても柔らかで、ジリジリとした刺激はない様です。
 

 
 そして胡麻ダレ。フツーに濃厚な芝麻醤と言いたいところだが、胡麻以外のコクを感じたりして・・・こっちの方に味噌が隠し味として入っているのか?はたまたマイルドな酢が少しばかり溶けているのか?と妄想が止まりません。刻み葱などの薬味がふんだんに投入されており、またナッツ類もあるか?。馴染みあるカシューナッツやピーナッツとは違うようで、どちらかというと椎の実に近い様なイメージ。
 

 
 
 
<鶏肉> 大胆なるぶつ切りの大山鶏一枚胸肉?冷えて滋味が一層感じる!タレに絡めて箸が止まらぬ旨さ!

 
 ちょっとしたデカさ!スーパーの一人暮らし用の鶏肉パックがひとつ丸々投入されたかの様なボリュームで、これだけで小腹が張ります(笑)。これが大胆にぶつ切りされてる様で、ちょうどひと口サイズのカット。赤いタレに絡んだところを食らえば生ビールを思わず欲してしまいそうになります。
 

 
 胡麻と混じってもまた旨し!皮がプルプルとしており前歯を当てるだけでサクッとちぎれ、鶏肉と絡んでこれまたうまいのです。そして2つのタレと薬味のネギと千切り胡瓜を重ねて食らうと、思わず紹興酒を欲してしまう味合いかと!。 
 

 
 
 
<プチトマト?> これはブドウなのかチェリーなのか!?ビネガー染みるプチトマトマリネなのか??

 
 実はこのトッピングに度肝を抜かれてる。見た目はプチトマトだし皮剥きもされ丁寧な仕事ぶりだと思ってた。でもそれにしてもユニークな色合いだなと思ってた。そして何気なく箸で持ち上げ、口へと運び食らうとまさにびっくり!。第一印象、ブラックチェリーなのかと思った。とてもフルーティーだから。で、そのままスルーしてたんだが、後からじわじわと思い起こすとあれはチェリーの歯応えじゃなかったぞ!?。ならばともう一度、残り一つを今度は歯応え重視で味わってみる。種の部分を感じるからプチトマトだよなと我に返りました。
 

 
 これは、実に面白しれぇ〜。もう妄想しまくり。かなりほのかに赤ワインビネガーの余韻を感じた次第。それならとそのユニークな色合いの深さにも合点が行きます。そしてマリネ状態にしたために、プチトマトの果汁とビネガードレッシングが合わさりお互い浸透し合った旨さに昇華なのかもと。この限定の一杯の凄さもあるが、何気ないこのトッピングも天才的だし、また全体にとても合ってるかと!。
 

 

 
 
<麺> 平打ち太麺!きしめんかフィットチーネの様な優雅さ!2種のアミューズなタレが存分に絡みまくり!

 
 こちら細麺の日と太麺の日がありまして、いつもどういうわけか細麺の日ばかりい当たっていたわけですが、限定を食らうタイミングで初めて太麺の日に遭遇するとは、少し興奮してしまいます。
 

 
 この太麺ですが、菅野製麺所謹製の平打ち麺。手揉み系の様な短いウェーブや潰されてはみ出すピロピロしたフォルムでなく、常に真っ直ぐ平たく幅広でストレートって感じです。冷製なので全体的に引き締まってますが、感覚的には、きしめんよりもずっと密度あって素地の風合いを香らせるタイプ。そしてフィットチーネよりも物腰柔らかで噛み締めて素地の甘味を感じさせるタイプのように思えます。
 

 
 この幅広太麺が、濃厚で優雅な2種ダレに徹底的に絡みます。その絡みたるやカルボナーラ以上かと。もうどのジャンルの麺料理を食っているのか不明な感覚です。そして2種タレのかかった鶏肉と合わせて食らうとこれがまたナイス!。しかもデフォで麺量が多い。きっと1.5玉でしょうが、かなりボリューミー。ブランチ気分で食らったが、この時点で晩飯まで腹が減らんこと確定の腹パン状態。そして今になって冷静になって考えると、結構いい値段しますが、質感と量感を鑑みると値頃感はありありかと!。
 

 
 
 
総じまして「早朝から昼過ぎまで裏路地で旨さで弾けまくる間借り営業の店!レギュラーしっかり!限定も楽しめる実力店!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。いやぁ〜間借りスタイルで実力はみ出してる感覚です。ならば実店舗って言うとそれはそれで難しいのだろうけど、今この隠れた場所でこの楽しみをこんな朝のタイミングでスパークさせ続けるとはマジで面白いんだけど!。独立実店舗構えるなら是非このエリアでと念を込めておきます。次回はここで朝からにぎり寿司にトライしてみます!。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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