ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5768】安楽(東京・三鷹駅北口)ワンタンメン + ニラレバ炒め + キリンラガー 〜侘び寂びすら覚える町中華の定番雲呑麺!透明な醤油に細麺の流れ!膨よか雲呑が印象的!

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3.5連休にしてしまえ!プチ夏休み気分で町中華!

 
 早朝から働き詰めだったしねー。海の日がらみの3連休に半日休暇を付け足して、3.5連休にし少し早めの夏休み気分を楽しみましょう!。ならば行列店とか人気店など探訪したいところですが、しんどいことしたくない気分なので、つい先日来たばかりだと言うのにまた「安楽」へと来てしまいました。
 

 
 もうここで絶対食らうもの決めてる。そして独自の麺類との合わせ方も決まってる。今回もそのパターン。あしからず。
 

 
 
 
<キリンラガービール> 図太いボディーと渋めな清涼感が堪らん苦味がしっかり効いた国民的ラガー!
 

 
 
 一応一番搾りと選べるのだが、やっぱりラガー!。重厚な味に合わせるならラガーってなイメージです。キリンラガーは大衆的で、個人的にはキリンラガーの苦味は、サッポロ赤星より図太いと感じてます。まぁ飲み応えは甲乙つけがたしですが、後味に清涼さが効いた苦味が残る・・・そんな妄想を重ねて味わいます。そしてやっぱり町中華の雰囲気に、このラベルと小ぶりなグラスが実に絵になる。ピカピカに磨かれたグラスに注がれる黄金の液体を眺めているだけで、心が落ち着きます。
 

 
 
 
<ニラレバ炒め> 青々しい韮がふんだん!厚めな豚レバーがたくさん!タレがコク深し!絶対食っとけ!

 
 町中華の代表的メニューですが、間違いなくこの店でどれか一品だけ選べと言えばこれです。よくあるモヤシによるのカサ増しもなく、ニラの一本勝負ってスタイルもまたグッド!。こちらは一段とニラが主役!。実にニラがうまそう!。その青々とした色合いと質感がとても上質で柔らかそうです。隙間からレバーがのぞきます。そのニラがまたうまい!。
 

 
 とても繊維質が細かくてザクザクと言うよりクチクチと潰れてちぎれるような錯覚。そこにタレが深く絡んで旨し!。中華炒め風の香ばしさの中に、オイスターソースのコク深さと甘味が染み込みます。厳密には、玉葱が少量入ってますが、これは具材というより炒めによって玉葱独特の甘味をタレに染み込ませる様な役割に感じます。
 

 
 また豚レバーが多い。そしてレバーがマジでクセがない。かすかにスポンジのようにタレを吸い込む感覚で、噛み締めるとふかふかとした食感で、レバーの旨みとタレの味わいが一体化した旨さです。また軽く片栗を振ってあるのか炒めて表面がざらつき軽く焦げるところがまた旨し!。
 

 
 
 
<全体> 侘び寂びすら覚える町中華の定番雲呑麺!透明な醤油に細麺の流れ!膨よか雲呑が印象的!

 
 ラーメン600円。ワンタンメン750円。町中華の良心とも思える価格設定。安すぎても気を使ってしまうので程よくリーズナブルです。紛れもなく昔ながらの雲呑麺なる麺顔。シンプルですが雲呑がエポック。
 

 
 出汁と麺。具は肉一片と少量のメンマと小松菜の茎。一般的な海苔やナルトと言うアイテムは排除という潔さです。ご自慢自家製ワンタンが手前で佇んでおります。あゝ今回も出汁の透明感ある醤油ブラウンがいいね。ストレート細麺の麺線がくっきり目に流れるところがまたナイス。
 

 
 
 
<出汁> 醤油の風合いと鶏の旨みが滲み出てこく深い!申し分なきほど安寧感あるあっさり出汁!

 
 一周回って旨しと感じてしまうタイプでしょうか。とっても馴染みがありしっくりと染み渡るような感覚。つまりシンプルなのだ。カエシで味の輪郭をデッサンしている感覚はある。そんな醤油感です。
 

 
 またベースの鶏豚動物系の旨みが、輪郭に陰影を与えて味わいを立体化するような深みを感じます。香味野菜や乾物で円やかに・・・というより、個人的には、醤油と動物系できっちり基本を押さえたってな感想です。一方で麺やワンタンの皮から滲み出る炭水化物系のから来る甘味の風合いをより感じます。
 

 
 
 
<麺> 歯応えなストレート細麺!きっぱり流れる麺線と程よい低加水系!最後まで風味良し!

 
 歯切れは、クスクスとしており大袈裟に言えば風味すらあるような感覚でしょうか。出汁がシンプルで凛としてるので、こういう低加水系で細目な方が合う感じです。
 

 
 意外と熱ダレがしないものいい感じ。最後の最後まで歯応えと仄かな風合いを持続して楽しめる感覚。当然、具材を絡めて楽しみ尽くしますが飽きませぬ。
 

 
 
 
<具材> 小ぶりの豚ローススライス!古風で丁寧な細メンマ!あって嬉しい小松菜の茎!必要十分条件!

 
 昭和生まれのオヤジ世代ですから、こんな必要十分条件レベルのトッピング具材を原点と感じてしまいます。このご時世の原材料高騰で心配してしまいますが、60年近くの老舗なので、きっと固定費回収済みなのか?。直接原価で勝負できてるって感じなのでしょうか?。
 

 
 
 
<ワンタン> 手作り感あるキュッとしまったやや大粒の肉餡!少し厚めでチュルンと滑らかな皮!

 
 町中華だと皮が主役ってワンタンが定番ですが、割としっかりした肉餡。いかにも自家製ってな包み込みもまた嬉しい。
 

 
 皮は、標準からやや厚めと感じますが、餃子よりも膨らんだ感じがあり、モチモチ感はかなり薄っすら。そして滑らかな地肌で定番のチュルリンとしたスベリの良さはテッパンの旨さです。肉餡自体は、塩胡椒控えめで挽肉が出汁を微妙に吸った感じが旨さを高めるかと!。
 

 
 
 
<ニラレバ投入> ここでワンタンメンを出世させよう!ニラレバ炒めを投入し即興即席スタミナ拉麺の完成!

 
 今回もやってしまいました。麺類の後半に残しておいたニラレバ炒めを投入し、ワンタンメンを一気に出世させてみました。これが予想以上にハマったかも。絶妙な分厚さとスッキリ感が共存する醤油出汁となって完成系です。
 

 
 まさに普通のラーメンがレバニラ入れて一気に旨さアップです。このニラレバのタレは、オイスターソースか豆板醤かのコクとニラの風味と淡い玉葱の甘味!そしてレバーの旨みが溶けています。本来は、白飯の方が似合うと思いますが、麺類にも合いますよー。
 

 
 
 
総じまして「三鷹駅北口でニラレバ自慢の町中華!そして安寧と朗らかさを感じさせるノスタルジックワンタンメン!」

 
 ・・・・と言う感動の嵐!。創業約60年と言うこの界隈では貴重な老舗でございます!。人手不足で時々メニューを絞って営業するしたり、夜の部を中止してしまうこともありますので、訪問の際はご注意を。公式Xポストなどあるといいんですがね・・・。この界隈で激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠っていつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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