ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3834】 支那麺 はしご 銀座八丁目店 (東京・汐留) 鶏絲涼麺(ちいすうりゃんめん)+ サービスライス 〜さすが銀座の長年キャリア!馴染みやい支那そば風合いと本格風四川感覚の融合旨しな冷やし麺!

銀座で支那麺と言えば・・・あの名店!珍しく冷やし麺を啜ってきたよ!
 炎天下のランチタイムに移動してオフィスに戻らねば!。港区のハズレ新橋で立往生なオレ・・・早く何かを食って行かねば、昼飯難民になってしまう!。そんな焦りから迷うこともできず、実に久しぶりにこの界隈で老舗店へ直行。それが「はしご」さん。独特な担々麺で有名な店ですが、こちらにも冷やし麺があったはず。今回は「鶏絲涼麺」なる・・・・いわゆる棒棒鶏冷やし中華なるものを狙ってみました。
 

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 いろいろ本店支店があるなか銀座八丁目店へ。ここランチタイムは行列しかイメージないんだけど・・・こうも炎天下だとそれも敬遠されるのか、なんとすんなりと入店できてラッキー。因みに混んでたら近くにある「味の元」に行くつもりでしたー。
 

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<全体> ダムカレーならぬ・・・ダム冷やし麺!棒棒鶏ダレを決壊させて絡め合わせるのだ!
 
 マダム2名がお出迎え!。速攻で「ちいすうりゃんめん」とオーダーと飛ばすと、「ご飯付けますか?」とのお言葉。よろしく!と伝えるが、嬉しさがこみ上げ過ぎて声が大きかったりして、他客を驚かしてしまいました(汗)。あとは大人しく10分ばかり過ごしていたところで・・・ちょうど配膳が完了いたします。それはこんな麺顔。
 

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 おおお!老舗だから王道だと思ってはいたが、麺をダムにして棒棒鶏タレをため込むという・・・そんな遊び心があろうとは!。ダムカレーならぬ、ダム冷やし麺と言ったところか。それが可能なのも麺がキッチリと揃って隙間を作らないからでしょう。とても豪極細感あるストレート麺がしなやかさと共に、見た目からして張りがあり涼しさを感じさせる仕上がり!。蒸し鶏は一列に並べたてられ、いかにもタレに混じるのを今か今かと待っているようなお姿。嗚呼、酷暑の中で新橋駅から歩いて来た甲斐があったという、見栄えの満足感です。
 

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<タレ> やさしい辛さと厚めな酸味のバランス感覚!前菜ソース感覚の味濃ゆさで食欲をそそる!
 
 タレがまた冷やし麺に合った仕上がり!。説明書きにはフツーな棒棒鶏タレっぽい書き方ですが、馴染みのコク甘さとは少し違う。四川風な雰囲気がかなりあり、辛さをコク深く感じさせます。それは例えば・・・豆板醤の余韻であったり、コチジャンや一味唐辛子の雰囲気も少しありなむでしょうか・・・。そこを辣油か胡麻油のコクなのか??優しく丸め込んだ感じで尖りはない辛味となってます。
 

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 それだけでなく、実は結構酸味が強め。この酸味が涼しさの演出とリンクしており快感かつ食欲を活発にする働きをします。含まれている挽肉とも馴染みがよく、酸味なのに白飯と合いそうな感覚。味も少し濃いめで前菜ソースといった輪郭もありで、なかなかナイスな仕上がりと言えましょう!。このタレだけでいろんな冷やし麺のバリエーションが出来そうなのだ!。、
 

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<麺> 極細系ストレート多加水麺!実にキンキン冷え冷えで好印象!タレの持ち上げハンパなし!
 
 支那麺!。イメージ通りの極細ストレート多加水麺。その麺線はわりとキッパリとしており、表面が艶々しております。ダムを決壊させない隙間のなさも印象的。さてこれは何が印象的かと言えば「キンキン冷え冷え」感覚。細麺だから冷感が伝わりやすい上に、実にしっかりと氷水に晒された感がある!。実は、冷やし麺系のオーダーが入るたびに、カウンター奥の製氷機から相当量の氷が厨房へと運ばれたのを見逃さなかった。とても静かな厨房で物音や会話も聞こえないほどなのだが、いつ氷で締めたのか?と思うほど迅速な処理と調理の提供。
 

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 ダムを決壊させないほどの麺のまとまりだから、その反面一旦崩すとタレの持ち上げは凄いのだ!。決壊のビフォア・アフターで写真メモを撮ってみたが違いは分かりにくかった(汗)。兎に角タレと絡むので味わいとしてはしっかり感じる。細切り蒸し鶏も麺のモチモチ感と絡み合い、シンプルな歯応えのぶつかり合いがまた楽しい。キュウリが絡まれば、モチモチ&バキバキと一気に口の中に雷が落ちるほどの刺激感。極細ストレート細麺は、タレや具材の個性をそのままマスキングなく受け止めるから面白い!。
 

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<鶏肉> 蒸し鶏肉解し!旨みのキープ感なかなかで勿論白飯にも合う!
 
 モモ肉かと思ったけど、胸肉のようにフカフカな歯応えが非常にいいよね。キュウリとセットにされてますが、2:1と言う鶏肉多めの割合でございます。タレの微妙に色合いが違うので、濃ゆいほうはモモで白いほうがムネなのかもしれないが・・・食い割ってから悩んだでもあとの祭りです。
 

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 棒棒鶏タレが肉繊維の隙間にまで入り込む余韻!。噛み締めて肉の旨味とタレの辛味が混じりますが、脂が少ない分だけタレ味がダイレクト。もちろん白飯を欲してしまいます。なので途中から少しだけ鶏肉とキュウリをライスの方に移動!。
 

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<ライス割> 鶏肉もタレも白飯にマッチ!プチ棒棒鶏丼にしてくらう!完成度高い味わい!
 
 タレは少ししか残らなかったので、皿を持ち上げて白飯茶碗の方へ垂らしかけて「プチ棒棒鶏丼」が完成。これ実は完成度すら感じる旨さでしたよ。辛味のタレは白飯の食欲を加速させますし、鶏肉ともリンクした旨さなので爆食!。サービスライスなのでわがまま言えませんが・・・もっと白飯くれ!と心の中で叫んだわ!
 

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総じまして「さすが銀座の長年キャリア!馴染みやい支那そば風合いと本格風四川感覚の融合旨しな冷やし麺!」
 
 ・・・と言う感想。ずっと以前からある重厚な存在感と、流行りの冷やし麺という気軽さと、盛り付けの遊び心がなんとも粋だ!。ビールを飲むところじゃなさそうな雰囲気だが、夏の銀座界隈で冷やし麺で悩むなら、こちらも激しくおススメ!。炎天下の昼飯難民になるところを救ってくれたことも感謝しつつ・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!
 
 

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