ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4596】 麺処 しんすけ (東京・福生) 淡麗中華そば 〜見れば華やかにして上品!食えば旨味厚く芳醇!福生に新名物誕生!極旨淡麗中華そば!

福生に新たなラーメンスポット!かなり期待していいかと!
 梅雨の合間を利用して、福生までラーメンのためだけにクルマを飛ばしてみました。狙いは「麺処しんすけ」さん。たまたまInstagram でみた麺顔が素敵だったので、ずっと気にかけておりました。駐車スペースも分かりやすく、コインPも付近には多いのでクルマで外回りの方には重宝ですよ。しかも通し営業みたいだし!。
 
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 ところで福生・・・個人的には、あまりラーメンイメージないエリア?。「カッパ64」と「エルドラド(閉店)」しか思いつかん?。なので穴場なようで集客はどうなのかと少し不安ですが、実際に店に行ってみるととってもオシャレでセンスいい店箱なのが驚き!。しかもだ・・・この店はクラフト系のビールのラインナップがすごく良い上に、ウイスキーも豊富だったりする!。このコロナ禍では制限ありましょうが・・・ここはクルマで来るべきでは無かったと、とっても激しく後悔ですよ。駅から十分歩ける距離だし・・・サントリー山崎飲めるラーメン店ってそうそうないよ!。初訪問で新店舗の宿題終わったと思った瞬間、新たな宿題背負ってしまいました:瀧汗。
 
 

 

 
 
<全体> 明るい!華やかな!お上品!今風な和風感覚が映える淡麗中華そば!既に旨そう!香り高い!

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 実にいい雰囲気で、いい酒を出す上に、接客が実に良い!。電子マネーだってフレキシブルに対応OK!。店のソフト面が良すぎるぞ!。客が帰った後の除菌対策も鬼のような徹底ぶりで、パウチされたメニュー表は、アルコールの湿り気を感じるほどです。そんな意識高い系ありありのお店が繰り出すデフォルトの一杯はこんな感じ!。
 

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 おおお!実にはんなりとした表情!小ぶりなお盆からはみ出る切立丼ですが、これが真上から見るとまとまったいい画角。そして麺顔は大きめな正方形した薬味ねぎが散らばって、とっても明るい琥珀出汁に浮かんで華やぐようです。そしてチャーシューやメンマと言う普段は無骨なアイテムが、貴婦人かお公家さんかのような上品な出立ちで、フツーに見える飾りのはずが凛々しいポージングに感じますよ。更に・・・何気にお冷の氷すら絵になってる。グラスの中で可愛く開く氷花って感覚でしょうか・・・。
 

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<スープ> 淡口淡麗と思いきやかなり芳醇!濃ゆい旨味感!おつゆと感じる和風感覚に鶏と焦がし葱が映える!

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 ラーメン食べ慣れたヲタク級な方なら、ある程度味わいは予測可能かと思うでしょ。ところが、単に私が未熟だけなのかもしれませんが、嬉しい方向で裏切ってくれます(いや総合的にはそうではないのかも?)。まず、メニュー表題にもある「淡麗」と言う感覚。これが人によっては「濃ゆい」と思うかと!。これは「味が濃ゆい=塩気が高い」と言うのとはズレていて、「旨味が濃ゆい」と申し上げたい!。見栄えは確かに淡麗なので濃厚とは言いづらいが、あえて言うなら「芳醇」。私は単なる「あっさりラーメン」とは受けとっておりません。
 

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 さてその旨味だが・・・ベースの鶏豚感は確かにありましょう。それもとても抑え気味で上澄のような上品さで心地ようような動物感。醤油も実に円やか。薄口系は当たり前で、なま醤油?白醤油なんかもブレンドか?など妄想が止まらない・・・。しかし私がまず感じたのが「葱風味」。一見では分かりにくいが、この葱薬味が実は2種類混じっているような感覚で、フツーの葱の他に「焦がし葱」が混じってる。焦がしねぎ油的な展開が滲むが・・・そんなに単純じゃなくて、前に出過ぎないように抑え気味。ひょっとして葱が2種じゃなく、葱の焦がしが低めでばらつきがいい感じで生まれているだけなのかも知れません。
 

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 焦がし葱風味だけじゃない・・・ベース出汁の方が印象的かも。明らかに和出汁!和風ラーメンの出汁展開です。駄舌故に外れたら嗤ってください。昆布出汁の深さを感じました。昆布が大きく効いてると感じたため、和出汁と言うより「おつゆ」というイメージ。密かに蛤とか浅利とか浸透するとかなり嬉しいです。
 
 

 

 
 
<麺> 多加水系つるつるストレート麺!スリムなれど食べ応え感あり!明るくプツプツと弾ける食感!出汁と絡み合う一体感が旨し!

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 旨味は濃ゆいけどライトなスープ感だから、やっぱり多加水系の明るい麺が相性よいです。風味を感じるタイプではないけど、明るさに引き締まりもあるような風貌で、モチモチと言いたいところだが、プツプツと小気味よく感じる歯切れがナイスです。
 

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 出汁との一体感が旨いタイプで、中盤以降になると出汁を中まで吸い込み完了。奥歯で噛み締めると、出汁と一体化して瞬時に糖化が進むような旨さです。隙間は地肌に時折貼り付き持ち上がる、焦がし葱のかけらもいい仕事をする。麺を噛み締めると香味も放ちますので、旨さがまた広がる感覚!。
 

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 また優しい味わいであることもあって、またまた性懲りも無く、海苔とチャーシューに巻き付けながら味わい尽くしました。巻き付けてちょっとお下品にしてみても・・・妙に絵になる感じがするのは私だけですかね(笑)。
 

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<チャーシュー> 吸い込むスープと絶妙のコンビネーション!上品な薄出し仕立ての煮豚ばら肉スライス!

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 本当に素材感ピュアな肉味って感覚。ま、スープに浸って正確にはそうではないのですが、塩気とか下味感覚が必要最低って感覚。なので本当の脂身の「抜けた旨さ」が実に旨く感じます。脂身は少し余分な部分が抜けると、もっと自然に甘味を感じると思うんだよねぇ〜。そこにいつも醤油系の出汁が浸透して馴染みの旨さになるんだけど・・・薄化粧の女性の美しさに似たフィーリング。そんな旨さ?。いい例えが思い浮かばん・・・。
 

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<メンマ> スープの和風感に寄り添う薄味仕立てのミニ材木型!歯切れ柔らかく上品な食感!

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 とっても柔らかいけど微妙にハリがある。繊細な繊維質なのに材木サイズの太さがある。気分的には、ここに冷酒があれば最高なんだが、こちらは洋酒系メインですな。 スープの和風感に寄り添う薄味仕立てのミニ材木型!歯切れ柔らかく上品な食感!。それに尽きる。きっと多めの九条葱の絡めると、もっと旨いのにと・・・妄想が止まりませぬ。
 

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総じまして「見れば華やかにして上品!食えば旨味厚く芳醇!福生に新名物誕生!極旨淡麗中華そば!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。「淡麗中華そば」の他には「魚介中華そば」と言うシンプルですが、酒の方がバリエーション多くて個人的には福生で夜の止まり木的ラーメンスポットとなる未来図が目に浮かぶ。この店の夜の雰囲気も確かめてみたい。そして未食のメニューと豊富な酒のラインナップも・・・。このまま素敵な雰囲気とラーメンの旨さで、突き進んでいただきたいと感じます。また来ます!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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