周り中敵だらけとちゃうか?であります。ジャングルの中を突き進んでいるような感覚。ツケを払わされておるような感覚。私にはできませんとハッキリ言ったこともあったっけ(いやマジな話)。難関を乗り切るには、「自己成長」しかないと気づいてからは、覚悟ができたかもです。
・・・・などと考えながら、今日も朝から有楽町。どうも行楽客でにぎわう東京駅が最近苦手。ここで朝ラーも久しぶりにしたいのですが、ちょっと有楽町で情報がひっかかったので、そちらを目指して突き進む休日の朝。その先は立食いそば屋。そのスタイルでのラーメン提供はもはや目新しくもないけれど、ちょっと仕組みが違うらしい。堂々と、そばの和出汁に、ラー麺をまんま投入するらしい。関西でいう姫路名物「黄ぃそば」ってやつに近いか・・・。通っていた高校の食堂がそれだった。懐かしさを求めて、ふらふらと訪問です。
【出汁:仄かに和風の甘さが滲み出る・・・・関西人でも好みな和出汁のやさしい味わい】
<まさしく・・・・かき揚げそば以外なにものでもない風貌と汁ですな・・・>
「かき揚げラそば変更おまちどおさまでした!」というお呼出を受けて受取りに行く・・・・。まさしく「かき揚げそば」以外にの何者でも無い風貌。頭が下がります。この特大サイズで、ここ銀座のど真ん中で360円ですもん。年中無休の朝から夜まで通しという営業スタイルこそ「立食いそば」屋のスピリットそのものです。そんな定番さが伺えるお店で「ラそば」変更という面白い試みなんですもん。このお店を知ってからは、いつ行こうかと狙っていたのですが、その甲斐ありといったところでしょうか・・・。
分かりきったことですが、スープをすする。いや汁をすする。うーーん、100%和風(笑)。豚、鶏排除なサッパリ系ですぜ(笑)。ここは、いつものパラメーターを無視するしかありませんな。普通のおそばとして、肩の力を抜いて味わうことといたします。
<・・・・普通の街中立食いそばしても旨いやん!この仄かに甘い出汁加減>
普通に旨いやん!普通とは失礼なたとえだが、立食いとしても・・・これは旨いぞ。大手チェーン店には出せないなにかすっきり感があるぞ。東京のそばというと醤油味の出っ張りとか、濃い味付けが気になるところだが、見た目以上にサッパリ感があり、それでいてじんわりと朝の胃袋に染み渡る・・・。
塩分よりは素材感ある甘みがゆるやかに広がるといった感覚。そこには、特大かき揚げから染み出た天ぷらの油が旨味プラスな役割で広がり、甘さを補強している感覚。そして掲げの野菜達からもなにか優しいエキスをもらっているかのような・・・ごくごく自然な甘みがひろがるのだわ・・・・。塩分感覚が丸いのは、節系のニュアンス以内に止められているといったところか。人工的な調味料感の輪郭がまったく感じ取れず。飛び抜けて旨し!というほどでないそこそこの旨さが立食いそばの良いところ。そのボーダーラインにぎりぎりにそった旨味レベルと申せましょうか・・・。
【麺:真面目な悪ふざけ(笑)・・・しっかりラー麺してますね!】
<まさしく・・・・ラーメン仕様の麺!どこか真面目な悪ふざけ感がいいね!>
ある程度、かき揚げを食ってからでないと麺リフトができないということで、ラそば変更したのに、味わいを後回しにしてしまったのだが、これも意外なほど真面目なラー麺だったりする。専門店のそれとは比較するときついかもしれませんが、妙なラーよりラーメンたるしているかもしれない質感は感じます。茹であげ済のラー麺の短時間温め直し的なのとは明らかに違うかなと・・・。
多加水細麺の基本的にはストレート麺。これが全体的に捩れています。弾力もありまして、過ぎたようなゴム感もないナチュラルな一般的ラー麺。スパスパと前歯の千切れも程よくリズミカル。奥歯のすり潰しで淡いモッチリ感もあります。
ところで話は変わるが「よもだ」とは、「悪ふざけ」という愛媛の方言だとのこと(店内ポップより)。なるほどそれなら、この「ラそば」企画とその実行性に合点がいく。出汁が結構しっかりしていたので、どうしてこんなお店が?と感じていたところでしたので、もやもや気分もスッキリ・・・。
<かき揚げと汁の影響度をうけながらもしっかりコラボな一体感>
しかしですな・・・・、やはり「かき揚げそば」たる全体個性には、ラーメン個性も埋没するような・・・(笑)。ちょっと変わった「和そば」感として愉しめるという感覚。ラーメン感はかなり薄いけど、かき揚げそば感も少し個性的なフィーリングであり変化はありありと感じる。ラー麺としての粉感覚等、小麦粉熟成は感じなくとも・・・・このモッチリとした感覚とスルスルっとした蕎麦ではあり得ないスベリ感覚は、「かき揚げそば」としたは斬新と映りますよ!
【具:自家製特大かき揚げはご立派でございました!】
やはり自家製のかき揚げは、全然迫力が違う・・・。しかも特大ということで、サクサクカリカリ感が違う。少し出汁に浸して半分湿らすというのも捨てがたい魅力的な食べ方。野菜の甘さとしては、玉ねぎの貢献が優れているし、ところどころ人参が顔を出すのが楽しい。ニラの欠片とか、海老の甲羅がからっとしたところも香ばしく、歯ごたえと香り、そして見た目でもお腹が一杯になるね。成茄子の天ぷらや、よもぎの天ぷらも旨そうだった。コロッケや、なんとハムカツ・チーズなどもあるようだ。これは次回は、和蕎麦で愉しみたいな・・・。和と洋というより、和と中が一体となった・・・・アジア平和なそば。てな感じかな・・・・。
総じまして、3連休またまた家族サービスを犠牲にしてしまったやるせなさを、どこか救ってくれたような朝ラー(朝そば?)。そして有楽町・銀座の面白さも実感させてもらった一杯。良い気分転換にもなって、心なしか会社へ行く足取りもやや軽くなるのでした。なので詠います!
また来たよ
休日朝の
有楽町
今日も今日とて
お仕事お仕事
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした。
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