【今週のラーメン４９４３】築地の中華そば伊蔵八（東京・花小金井）朝中華そば塩＋味玉　〜働く男のパワーを支える！新しさの中にノスタルジックを漂わせる質実朝専用中華そば！

久しぶりに朝ラー！テンション上がる！

youtu.be

　古いマンションに住んでると、内装があちこちと痛みますな・・・。補修材料を調達に「コーナン西東京田無店」へとやって参りました。へへへ・・・時間休を申請して、ついでにここで拉麺ゲットです。それにしても、ここはまた独特な拉麺店です。

【ホームセンター「コーナン」の敷地内】

【早朝から遅くまでの通し営業】

【実は鶏唐揚げもイチオシ！？】

【西東京市（意識は旧田無市）なんだけど最寄りは花小金井（小平市）で陸の孤島】

　そしてなんと言っても【朝ラーメンがしっかりしてる】のです。しかも【５９０円】。今回は朝ラーでしか提供しないという「塩バージョン」をいただきました。

＜全体＞塩出汁の明るさが朝から漂う存在感！朝専用スペックとは思えぬしっかりめな質と量！

　安い！５９０円！。その分軽めな感覚なんじゃない？と思うと大間違いです。朝専用と言うあっさり感とは違います。結構ボリュームあった明るい塩出汁感覚。今風な雰囲気も感じる一方で、基本的にはノスタルジックな余韻も残す様子です。ブラッシュアップしたノスタルジック拉麺？通称「ノスラー」に通じる部分があるような？？？？。

　全体的には大人っぽい和風な渋さが漂うが、カイワレ菜が散ったり青菜やメンマの盛り付けで落ち着き感もありますな。塩出汁の明るさに隠れて、魚介エキスが表層に漂っているのも見受けられるようです。

＜スープ＞濃ゆめな魚介と鶏の出汁！野菜系？の香味がしっかり！朝から品やかに染み入る旨さ！

　うん！味付けが初動からいい塩梅です。シンプルに塩気を感じるが鶏系と魚介系のバランスナイスな上に、香味野菜系の風雅か香る。煮干は甘味中心とは思うが、ニボとした苦味はなく、荒節とも感じるアピールもありなむかと。生姜とはっきりわかるほどでもない滋味感あり？。ネギのニュアンスと節の風合いが程よくマッチ。

　鶏の煮出しも、朝というより昼飯にぴったりの濃ゆさです。香り高くも甘く肉厚に広がる旨味！っという展開。魚介系の旨味ともシナジーがとても深くて、インパクトを与えます。香味油が、魚介・鶏・醤油の感覚をうまく一体化させてるようでこれまたナイス！。

＜麺＞スリムなツルツルストレート細麺！出汁と香味を纏って卵麺らしいプツプツ軽い歯応え快感！

　これがなかなか品やかで楽しませてくれる。多加水系のストレート細麺の中でもややスリムなフォルムで、出汁との絡みが得意そうです。実際に啜るとライトな口当たり。香味油とベーススープの持ち上げもよく軽やかに啜れます。歯切れはプツプツととても小気味よくて軽快！

　卵麺ってなイメージもある一方で、後半は出汁を吸い込む部分が多いでしょうか。クチリと一気に潰れた後に、濃ゆい出汁を含んだ旨味が溢れます。麺の素地というより、すでに糖化し切ったような甘味すらあるような感覚で旨し！。

＜チャーシュー＞解ける柔らかさ！肉厚煮込み豚バラ肉！塩出汁に魚介の旨味がじっくり浸透！

　これが意外で、以前は醤油ダレの風合いを感じたはずが・・・塩豚な仕上がりです。鶏豚＆魚介の旨味も深く浸透し、脂身の甘味と合体すると、更にまたコクが肉厚に広がるという展開！。白飯に絶対相性良さそう。脂身が出汁を吸い込んで蕩けて甘みをます一方、赤身部分は脂と出汁の旨味に赤身肉味を合わせた旨さ。

＜メンマ＞あっさり歯応えと明快な歯応え旨し！漆塗りのような漆黒さと艶やかさ！

　味が濃ゆそうな色合いだー・・・と思って齧ると、これが一転してあっさり感覚でほっこりします。繊維質が太い部分と細い部分が入り混じっており、微妙な歯応えの違いによる味の変化も楽しめます。これは中々好印象！。もっとあってもいい感じ！。

＜味玉＞とろとろ垂れる濃密な卵黄！薄らと魚介甘味を感じる淡麗華やかな白身！

　白身に浸透して出汁感を味わえるような味わいでしょうか。茹であげ短めのゆるゆるふわふわとした食感です。前歯で割ると、とろとろと緩い卵黄が流れだす感覚です。卵黄本来のナチュラルなコクも失わない程度の出汁の浸透感覚。汁に溶けて濁らせそうで・・・そうはならない仕上がり！。

総じまして「働く男のパワーを支える！新しさの中にノスタルジックを漂わせる質実朝専用中華そば！」

　・・・と言う感動の嵐！。醤油も良いが塩もハイレベル。ホームセンターの一角でこんなナイス一杯が食えるとは驚きです。いやぁ〜朝からの充実感！。しかもこの価格ならお得ですよ！この後自宅に戻ってテレワーク再開！満足げに仕事開始でございます。激しくオススメ！旨し！なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。