武蔵小杉と言えば・・・やっぱり老舗「丸仙」
もう５年以上は確実に行けてない？実に久しぶりに「丸仙＠武蔵小杉」にやってまいりました。やっぱり武蔵小杉でラーメンと言えばやっぱりここで、私の歴代上司の中でもここが好きって方が多々おられました。
今ではすっかり代替わりしてますが、うまく継承できているようで、相変わらず今でも行列が絶えない。通し営業なので、思いっきり昼飯ピークを外して午後２時に時間調整して駆けつけたが、それでも満席で店内待ち状態であった：汗。
＜全体＞ ノスタルジックな大衆さが包み込む動物系エキス！クラシカルな醤油出汁感！
久しぶりに対峙すると、そのクラシカルな存在感がむしろ今となっては迫力的です。軽やかな動物系のエキスが表層を漂いますが、出汁の醤油感覚がとてもキッパリしているじゃないか。それは魚介系の溶け込みによるのか？、濃口醤油と言えどもどこか円やかさを感じる漆黒透明感。透けてみえる麺線は細さが伺えて、いかにもクラシカルな支那そばって感覚にさせます。
＜出汁＞ 初動はシンプルな醤油の輪郭！そして軽やかな豚と魚介の甘味！やがてそれがクセになりそうな魅了さ！
歳を取るとこう言うのが好きになるのか？・・・正直言って今の方がうまいと感じてしまいます：汗。いかにも、ゆったりとした油のコクが泳ぐ・・・そんな清湯醤油系が和みます。まず動物系のクリアーなコクが広がる。とてもシンプルなればこそベストなバランス？。飾りがなくとも安っぽくない豚のコクもしっとりとした広がりを見せるようです。
また醤油の出汁加減がこれまた強めだけどバランスが良いね。動物系のコクと結びついた甘味がとれも円やか、また旨みと境目がつかないような塩気。それらが、絶妙なバランス感という感じです。大衆系の中にそういった複雑なバランス感？いやいや・・・客との日々のやりとりで、自然とバランスが磨かれたという方が正しいか。これは、大切に飲みほさねばと改めて思いました。
＜麺＞ 支那そばイメージの通りの細系やや縮れの多加水麺！クチリとした歯応えと滑らかな地肌！
やはり支那そばと言えば細麺！ややウェーブがかかったようなフォルムで緩やかな波が啜り上げの楽しさを予感させます。定番の多加水系。柔らかい麺というわけでもなく、モチモチと言い切るほどでもなく、淡くクチリと押し潰れるような感覚がナイス！。
またズボボと啜り上げると程よいゴツゴツしたタッチがあっていいね！細麺の醍醐味は、その啜り上げるときのタッチ感。スベリというより、個人的には「当たり」とでも表現したい感覚です。それがとても良い。ちっぽけなウェービーな感覚が、啜り上げで内頬や舌の上に高速な抵抗感を与え、そこにスープの持ち上げやらで味わいも加わり、ラーメンを食らうとのが楽しくてたまらない！。
正直言って、麺もこんなに旨かったけか？と感じてしまうところがあり、以前よりも風合いと品やかさがありなむか？？？？？見栄えからは麺が変わったようには思えんが。
＜肉＞スポンジのような大判チャーシュー！テッパン的に旨しな塩味系がナイス！
大判な肩ロース部位で、筋繊維がきめ細かいながらも、スポンジの如くの柔らかさであり、そして裂けるような解れ感覚がまたいい。見た目は、周囲の醤油ダレの染み込み部分が香ばしそうですが、味わい的にナチュラルな塩味と豚肉味のハーモナイズが質実でして、スープの染み込みを今度は一転してジュワ〜っと放出！。これはチャーシューメンが人気なのも分かる気がする。
＜具材＞ 等身大の親しみありつつも、一定品質といった細系コリコリメンマ
板海苔に隠れて分かりにくいが結構投入されております。メンマは一定品質なのだが、これ好き！という感覚でして、シャクリと淡く裂けるように千切れる感覚と、時折コリコリとした前歯感覚も気持ちよく、はずれなき薄味醤油の漬け込み感覚がまたいい！。
総じまして、「ムサコのラーメンと言えば老舗のこちら！地元密着ふれあい的な旨さのほっこり支那そば」
・・・といった感動の嵐。代が変わって今はノッテるって感じです。昔ながらのファンも未だに多く駆けつけている人気店。住民に愛されているという感覚が溢れる店内と、その味わいでございました。これはまた、何気に再食したいと思います。あちこち食い歩くのも良いがいつもの定番の一杯もいいよねと感じた次第！激しくオススメ！旨し！なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！
お粗末！ということで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！
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