ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4835】支那そば あおば(東京・武蔵野大学前)塩チャーシューメン 〜今も健在!ぶれない旨さ!佐野JAPAN系譜王道支那そば!

やはりこれだよ!ぶれない旨さ!何度でも食いたい王道支那そば!
 ラーメンの鬼!佐野実氏がお亡くなりになって、もう少しでまる八年・・・時の流れは早いものです。氏の愛弟子ということで、以前からこのエリアでは存在感を放つ店。それが「支那そば あおば」です。昔ながらの頑固そうな大将が腰を据えていいラーメン作ってる。酒類どころか、サイドメニューなく、味玉すら置かず「支那そば一本」でシンプルに貫いている姿勢です。それだけに・・・・妥協がない。だけど崇高過ぎず、手が届きやすい良きラーメンってな感じ。実に重宝なお店です。
 
 

f:id:TOMASSOON:20220224132417j:plain

 
 
 
<全体> 大胆に浮かぶチャーシュー!凛々しく深い色合いのメンマ!穏やかな琥珀スープが包み込む!

f:id:TOMASSOON:20220224132104j:plain


 
 ううう!実に典型的な穏やかな支那そば系譜。そして凛々しい雰囲気が溢れる存在感。佐野JAPAN系の支那そばらしい、少しばかりの緊張感に優しさが漂う雰囲気です。そして大将の無骨実直なる姿勢もオーラとなって出汁に染みているのでは(笑)?。個人的に嬉しいのは、揚げ玉葱と青葱の薬味トッピングで、そこから滲む香りと甘味が、見ているだけで伝わって来そうです。
 

f:id:TOMASSOON:20220224132102j:plain

 
 へへへ・・・今回はチャーシュー増量!その大判なる肉が、汁の中で重なり合っている姿は、まさに圧巻!。思わず武者震いしてしまいます。そして全体的に凛々しく感じさせるのは、実はメンマの存在の大きさ。少し色合いが濃ゆめで大きめで数も多く、整然と並んでいるのが・・・どこかしら大人びた雰囲気でナイスなのです。
 

f:id:TOMASSOON:20220224132103j:plain

 

 
 
 
<スープ> 塩気と旨味の境目なし!揚げ玉葱香ばしさと青葱清涼感!節と鶏豚エキスを下支え!

f:id:TOMASSOON:20220224132108j:plain


 
 旨味に濃い節を感じ、しっかりとした豚鶏コクもパワフル!しかし淡麗系!うーーん、やっぱり旨いな〜。これぞ「塩味」というコクを感じるなかに、豊かな豚鶏エキスがスッキリと、またったりと、溶け込んでいるようなニュアンスがとてもすてきです。そこに、揚げネギ脂の香ばしいコクが、まるであらゆる旨味の定着剤のように染み渡ります・・・。しかも、少しだけ大きめの器に、たっぷりと注がれているため、少しお高めな価格設定なれど、腹一杯になってほしいという愛情も感じますよ・・・。淡麗系なスープだけど、その立ち位置は「ちょいとパワフル系」。
 

f:id:TOMASSOON:20220224132109j:plain

 

 

 そして塩気は、しっかりと「塩味」を嫌みなく前にでているのがいいね!節と結びつくところもナイス!旨味パワフルと感じさるのが「塩」のエッジング!?。しっかりとした塩味なのに、塩っぱくない!。節系のアミノ酸とガッツリ結びついたような塩味を醸し出します。その上で、豚鶏と結びつくという二段階な塩味わいが沁みます。
 

f:id:TOMASSOON:20220224132110j:plain

 
 あゝ香り高い!揚げネギ風味がナイス!この店はこの揚げネギの油分とその香りがないと・・・・「今日も来た!」という感じがしない!。丁寧な配置を感じる麺顔。揚げネギの部分を少しだけレンゲですくって見れば、その香ばしさをダイレクトに味わうことができて・・・そんなところがナイスです! 
 

f:id:TOMASSOON:20220224132111j:plain

 
 
 
<麺> 三河屋製麺!整うストレート細麺は品やかさこの上なし!汁の持上げと吸込み極ま風味と旨味の一体感!

f:id:TOMASSOON:20220224132117j:plain

 

 

 風貌は、細めシェイプでエッジの透明感が美しいストレート麺!。標準よりやや細めのストレート麺です。白いめなカラーが、粉の品質を語っているようです。全体的にも非常に上品に見えます。茹で上げたばかりのそれは、エッジ部分がうっすらと透明感を残しており、微妙なグラデーションを施しています。なので、柔らい系と察しがつきますが、なかなか風味も楽しめそう!。。
 

f:id:TOMASSOON:20220224132118j:plain

 
 感覚は、柔系の麺と思いきや風味もあります。スパスパと千切れ、クチリクチリといった感じか・・・・。奥歯での処理感も軽やかです。しかし、思いのほかこの細めの麺・・・しかも柔らかめの麺の中に、風味を感じたりします。切り口をのぞいてみると、微妙に芯を残しているという茹で上げ加減!食していて芯など全く感じないのだけど、風味として感じさせる程度の微妙な茹で上げ感が最高にナイスでございました!なるほど・・・・。
 

f:id:TOMASSOON:20220224132119j:plain

 
 スベリは、中々高速に滑らせる!香味油に煮干し系の膜が微妙に張るが、これが細麺を持ち上げるときにすーっと入って来まして、それがまた風味とスベリを良くするような快感ですよ。ぴたっと決まりながら滑り落ちて行くといいますか・・・これも実にナイス!。 
 

f:id:TOMASSOON:20220224132120j:plain

 
 
 
 
<チャーシュー> 肉本来の旨味に塩出汁の旨味も浸透!噛み締める楽しさ十分!赤身主体の豚肩ロース肉!

f:id:TOMASSOON:20220224132114j:plain


 
 いやぁ~大満足の大判サイズとボリューム枚数。実にスマホ並の豚肩ロース肉が3枚デカデカと投入。小さいのも紛れ込んでました。まさに重なりあってほぼ「肉蓋」状態。笑うしかないね。
 

f:id:TOMASSOON:20220224132115j:plain

 
 肩ロースの中でも割と赤身が多めな印象で、この赤身から滲む肉本来の旨味がダイレクトに楽しめます。噛み応えの後に滲む汁は、その肉味と吸い取ってスープの旨味が一体となって溢れだします。実にジューシー。更に塩味だから肉の旨味も心なしか素直に感じ取れます。肉を噛み締める楽しさ十分といった感覚!。肉増しは激しくオススメ!。
 

f:id:TOMASSOON:20220224132116j:plain

f:id:TOMASSOON:20220224132148j:plain

 

 
 
<メンマ> 仄かに醤油感の風味と素材の旨味を伝える逸品!質実メンマ!

f:id:TOMASSOON:20220224132112j:plain


 
 とても醤油が効いてるようにも見えますが、ナチュラルな色合いで深い発色。全体の中で色合い的にアクセントになってるようです。
 

f:id:TOMASSOON:20220224132113j:plain

 
 味わうと醤油効き目な出汁の風合いがふわっと香るイメージ。繊維質が粗いように見えてサクサクポリポリと軽快な歯切れ!。そして噛み締めると程よい味の濃さです。スープに浸って、やや明るい味わいにも感じられ、見た目以上に多角的に楽しめる逸品!。
 

f:id:TOMASSOON:20220224132149j:plain

 

 
 
総じまして「今も健在!ぶれない旨さ!佐野JAPAN系譜王道支那そば!」と言う感動の嵐!

f:id:TOMASSOON:20220224132107j:plain

 
 ・・・時代は過ぎれど変わらぬ旨さ!。ただ・・・少しサディスティックなロケーション!?とは言え固定客をガッツリ掴み続けているのは旨さの証!。もう少し暖かくなったら・・・ちょっと街ブラ散歩にひっかけて支那そばも一杯!なんていかがでしょう?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠っていつものように締めたいと思います!。
 
 

f:id:TOMASSOON:20220224222003j:plain

 
 
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

f:id:TOMASSOON:20220224132105j:plain

関連ランキング:ラーメン | 西武柳沢駅田無駅武蔵境駅