鶏と魚介のダブルスタンダード！はやし田！
実は、出勤日に神奈川プチ遠征を狙ったんですが、計算外に多忙でして・・・乗り換えターミナルの武蔵小杉近隣で今回はこちらへ流れた次第。正直「のどぐろ」を狙ってたんですが、「鯵煮干」に置き換わってたのでそいつをチョイス！。
＜全体＞ 煮干系とは思えぬほどの麺顔の明るさ！その煌めきが流石「はやし田」演出得意！
特製で1050円だったら原材料費高騰の折と、ロケーションの便利さを鑑みるとリーズナブルですな。そんな感覚でのほほんと待ち構えてたらこの麺顔！おおお！着丼と同時に目に眩しさすら覚えるじゃないか。それに魚介系のゆったりした芳醇さが蒸気にのって鼻孔をくすぐるのは、のどぐろと引けを取らんかと。
せっかくなのだから、具材の並びを少し配慮するだけで、かなり質感アップなのだろうが・・・ランチタイムピークで新人さん任せなところもあるから、そこは多めに見ませう。とは言え、やっぱり十分に旨そうに見える！。
＜スープ＞ 鶏出汁感仄かに滲み香ばしい煮干感！カエシの効き目でバランス良く魚介の甘みとハイバランス！
鯵煮干ということで、ニボニボとしたイメージとはまた違うね。炭火焼煮干ということで、遠赤外線で炙った鯵の旨味は煮出すと芳醇なイメージ？。きっと具材の肉から滲むエキスもからみ、またベースの鶏出汁の芳醇さと相性もよく、なかなかのバランス感です。
やっぱり、今回もカエシが意外と効いてるような感じでしょうか。意外と後から喉が乾くのでした。鯵煮干しの旨味をググっと引き出しているのか、醤油由来の塩気が実に芳醇に感じられまが、煮干し由来の甘味ともハイバランス。煮干しと塩気のイメージにも通じるようです。
＜麺＞ 全粒も少し混じって風味よし！密度化高めで汁吸ってもクッシリ歯応えのストレート細麺！
やや加水低めなストレート細麺のイメージ。麺線が美しく、実に風流で旨そうです。引き上げると麺同志まとまるのですが、汁の持ち上げはそこそこ。それより吸込みの方が得意そう。ヌメリがいいのでスベリが心地よしです。
鯵煮干出汁にも相性よし！。密度感が高めでクシクシとした歯応えが、風味を感じます。更に全粒配合でより一層、旨味を感じるのがいいね。ゆっくりと汁を吸い込むところがあって、次第に炭水化物の甘味も感じるかと。のどうろエキスとカエシの雰囲気を吸って、クチリと噛み潰せば、唾液吹き出し甘さもアップです。
＜チャーシュー＞ 鯵煮干と脂の融合違和感なし！低温調理の豚肩ロースはどんなスープにも相性良し！
王道の低温調理肉。単に並べた感じなので勿体無いが、特製らしいボリューミーです。肉のピンク色もさることながら、脂身の差しが実にバランス良くて大胆な入り方。クチに運べばナチュラルに溶けます。
淡泊の様で赤味は肉本来的に滋味深いし、脂身は旨味を濃密に滲ませる。鯵煮干の出汁に混じっても、ナチュラルな一体感がいいね。肉の野趣な味わいが、ベストマッチでした。特製は、やっぱり楽しい！。
＜メンマ＞ シャリシャリと引っかかりない歯切れとサッパリ味見事なり角太材木メンマ！
実にお見事材木メンマ！。デデン！と大ぶり。一見繊維質が粗そうに見えるが、シャクリシャクリ！シャリシャリ！と実に小気味よく千切れてくれる。味わいは薄味で深い浸透感。そしてフレッシュ系なので、どんな味にも合い易いか。５本も入ってましたよ！。特製は、やっぱり楽しい！。
＜味玉＞ 味の濃ゆさで十分なる満足感！まさに出汁の浸透の深さと濃密でマチュアな味わい！
濃密極まる！。出汁がしっかり浸透してるのがよく伝わるし、その味は実に醤油感たっぷりで濃密。白身の断面は均一に深く染め上げられており、それだけ千切って食らっても旨いです。
卵黄はもっと旨い！一旦染まって更に熟成したかのような深い味わい。フカッとした食感の後には、ネットリと舌に絡んでどこまでも旨さの余韻！。この系列の味玉がこんなに旨かったのかと実感っすわ。
総じまして「鶏も旨いが魚介も旨い！旨さダブルスタンダード！食って損なし限定炭火焼鯵煮干！」
・・・と言う感動。名物「のどぐろ」以外にも質実な魚介系が定期的にラインナップとは頼もしい限りです。これから一層と暑くなると、冷やし系にもそそられますが、じっくりと魚介＆鶏煮出汁の一杯をいただくのもオツなもの。数量限定とのことですのでご注意ください。激しくオススメ！間違いなし！。旨し！なので・・・とっとと最後に詠って、いつもの様に締めたいと思います！。
お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！
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