ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5083】支那そば あおば(東京・武蔵野大学前)塩ネギラーメン 〜歩いてでも辿り着いて食らいたい!王道の支那そば系で青葱揚葱ネギ三昧!

支那そばってだけでノスタルジック!

 

 

 前日に丸仙@武蔵小杉で支那そば食ったものだから、ちょっと支那そばってものにスイッチが入ってしまい、そんな流れで在宅勤務で割と近場の支那そば専門の「あおば」さんへとやってまいりました。 
 

 
 長年相変わらず大将のワンオペ。ラーメンの鬼「佐野実」氏の愛弟子の主人は、拉麺に対しての実直な姿勢も受け継がれたようで、その真剣さが生み出す寡黙ぶりが、店内に少し緊張感として響くようなお店ですー。
 
 

 
 
 
<全体> チャーシューを捲るとその下には迫力の葱プレゼンス!まさに葱のエバーグリーン!


 
 こちら「ネギラーメン」と「チャーシューメン」同価格。フツーならチャーシューメンに流れるところですが、関西オリジンな私は、妙に青ネギに食らいつきたい気分でしてこのオーダー。自分にとってはDNAに沁みる味わい!。十二分に感じるボリュームと迫力のプレゼンスです!。相変わらずしっとりした透明感を保つ塩スープは、旨味エキス感覚満載の表情。そして青葱だけでなく、この店定番の揚げネギも薬味として備わってます。 
 
 

 
 
 
<スープ> 旨味たっぷりの豚鶏ベースにキリッと塩ダレ!穏やかに溶ける枯節系の下支え!


 
 やっぱりベースの豚鶏の出汁が実に秀逸!。ナチュラルな脂のコクが広がり、加えて塩気がグイグイと旨味の輪郭を際立たせているような味風景。明るくも迫力をグイグイ感じる鶏エキスが実にいい感じです!。
 


 
 また明るさ一辺倒でもなく、落ち着いた甘味を感じる部分は明らかに節系。いや・・・枯節系と言ったところ?。そのほかにも乾物系にもいろいろあれど、やっぱり節系のキリリとした旨味を感じます。その節は割と力強い味わいと言う感じ。また割と塩気がしっかりとしてるから、食欲がそそられます。
 
 

 
 
 
<薬味・トッピング> 2種ネギの競演!「揚げとフレッシュ」「香ばしさと甘味」


 
 さて薬味と言えば「揚げネギ」薬味。揚げ油の余韻がしっかりと移り、またネギの甘味も揚げでアップするばかりでなく、揚げた香ばしさも演出するから、この薬味は最高に好きです。更に、揚げネギが汁を含むとニチャっとした個体に変わり、麺や他の具材あちこちに貼り付く。
 

 
 そして「青葱」。断面からからはフレッシュな甘味がスープに溶ける。このネギはいいよ!苦味は少なく甘味を感じる良い代物。ネギの内側の粘りがある部分からは、フレッシュな甘味が感じ取れ、それが大量なので少なからずスープにも影響を与えます。揚げネギとはまた真逆の旨さを浸透させますが、ネギ同士の相性というのか・・・両極端なネギなのにすごくマッチ!。 
 

 

 
 
<麺> まさに支那そば!流麗なストレート細麺!汁と葱を巻き込み風味を甘味に変えて昇華!


 
 嗚呼、流麗なる麺。ご店主の真面目な頑固さを想像もできないほどのしなやかで女性的なストレート細麺です。どのように箸で引き上げてもしっとりぴったりと麺が寄り添い見栄えがどこまでも綺麗。そして寄り添う麺はスープの持ち上げをアップさせ、さらに麺の地肌から汁の浸透をゆっくりと許します。 
 


 
 序盤ではクスクスとした淡い千切れ感。それがゆっくりと湿り気を増し、気がつけばプツプツ・クチクチと呆気なく千切れてゆくが、麺の風合いはしっかりキープと言う感覚。合間に青葱を絡ませてくることから、ザクッとした葱の感触が入間じるが、麺と葱の甘味と歯応えのコラボも悪くありません。歯応えと言えば・・・メンマと絡めたり、チャーシューと合わせて食ってみたりと。そのどんなシーンも青葱が絡みつくのもまた一興!。
  
 


 

 
 
<チャーシュー> 圧巻大判肩ロース!脂身は蕩ける手前!肉は塩出汁含んでスポンジの如くジューシー!


 
 肩ロースの部位と思われ、赤身と脂身の馴染みの旨さがしっかりと味わえます。豚肉と言えばやはり脂身。中に差している部分は既に大部分が抜けたような感じで、脂身は半透明。そして残った部分は上品なイメージでトロトロです。そして赤身の部分は、肉繊維が崩れ始める序章で所々ザクリ!バクリ!と割れつつある。その隙間にじんわりとスープが入り込んで・・・まるでスポンジのようです。
 

 
 肉は塩出汁含んでスポンジの如くジューシー!基本的には前歯で遊ばず、いきなり奥歯へ運んで千切り潰すように味わいましょう。奥歯あたりから溢れるスープに混じった肉汁を味わうのが最高!。圧巻なる大判の豚肩ロース!。
 

 

 
 
<メンマ> 塩気少なくサッパリコリコリと味わえる爽快なる旨味!しっかり醤油感が浸透し風味あり!


 
 深い色合いのメンマ。つくづく醤油文化だと感じるパーツですが、風味残れど塩気残さず。実にさっぱりと味わえる上に、フニャコリ!っとした食感が秀逸です。この出来栄えならほんと・・・本来なら酒が欲しくなるのだが:笑。
 

 

 
 
総じまして「歩いてでも辿り着いて食らいたい!王道の支那そば系で青葱揚葱ネギ三昧!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。真面目で一見無骨な店主が織りなす食のエンターテイメントが極まれり!所謂陸の孤島とも呼べる立地ですが歩いてでも食らう価値ありかと!。三鷹・武蔵境・吉祥寺あたりから出てます。王道の支那そば系を狙うならを激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
  
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 


関連ランキング:ラーメン | 西武柳沢駅田無駅武蔵境駅