ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5004】麺や 麟子鳳雛(東京・上井草)味玉生姜そば + 限定味付替玉 + サッポロラガービール赤星 中瓶 〜拉麺的に上井草が面白い!メニュー制覇もしたくなるこれからが楽しみな新店舗!

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屋号の通り将来性を感じる店だった

 
 「麺壁九年@井荻」の2号店的な存在!?。難しい四文字熟語の屋号からしてほぼ噂通り間違いないでしょう。さてこの「麟子鳳雛」って初めて目にした熟語でして、ググってみたら「将来性を感じる」みたいな意味らしいです。なるほど縁起がいいね。実は開店時間を読み間違えて、相当早くに到着してしまったが、入口が日陰になっててよかった:汗。
 

 

 厨房もフロアも割とゆったりしており、カウンターとテーブル席も程よくバランスあり。上井草駅から近いし、ちょい飲み的にも使えそうで、これは文字通りに将来性を感じる店のように感じました。味わいも含めてー。
 

 
 
<酒> サッポロラガービール赤星!彼岸前の夏日に沁みる痛快な苦味!ズシリと感じた後の軽やかな後口!

 
 実は、豚骨魚介の店を狙ってみたものの、臨時休業だったので慌ててこちら来た次第。晴わたる昼飯どきにトボトボと歩いてきたもんだから、結構喉が渇いており・・・相当旨く感じてしまいました。彼岸前の夏日だったからね・・・。
 

 
 あゝ、ひと口飲むと沁みる痛快な苦味!思わず震えてしまいます。そのズシリと感じた後の軽やかな後口がナイスすぎる!実に赤星はいつも期待に応えてくれる麦酒です。本当はもう一本いったろかと思ったのですが、「麦酒あってもラーメン作っちゃっていいですよ」とこちらから答えたものだから、カッコ悪いから自重しました。
 

 
 
<全体> 出汁の霞みはエキスの表れ!旨さを感じるコンテンポラリー醤そば感!生姜も予感!

 
 この時点で醤油と煮干のレビューが上がってて、生姜はリリースしたばかりのようなので、生姜から攻めてみました。元々生姜醤油系好きなのもありますが、待ち受けたのはこんな麺顔です。
 

 
 典型的な醤油系コンテンポラリー拉麺って感覚で、全体的には最後のツメもしっかりしてるって存在感が伝わります。いわゆるビシッ!っとしてるってやつ。醤油の色合いは深いけど円やかな風合いで、魚介等の甘味が溶けてるのが伺えます。また鶏豚のエキス感も程よく展開されており、食べ応え感ありありって感覚。薬味として生姜が刻みと千切りが乗せられており、生姜感を高めているようです。うう・・・今思い出しても旨そうに見えたわ。
 

 
 
 
<スープ> 分厚くも円やかな鶏豚煮出しに深く染み入る魚介感!じんわり滲む生姜の鮮烈さが滲む!

 
 ひとクチ啜ると柔らかい、そして旨味が濃ゆい。揚げ玉ねぎが少し浮遊してるだけで、香味油と繋がった甘さを伝えますね。それがベースの鶏豚の出汁と結びついて、しつこくないけど分厚い旨さを感じさせます。
 

 
 そして醤油感が円やかなのは魚介の風合いかと。醤油の風味とすごくマッチしており、醤そば感がしっかりカエシの中に生きているようです。そして食い続けると麺の風合いがプラスされてより一層円やかさに繋がる展開へ・・・。
 

 
 そしてやっぱり生姜だ!ジリジリとしたエッジングは柔らかで、清涼感が漂うようですっきりした旨さとはこのこと!。揚げ玉ねぎとも相性がよく、これ選んで今回正解って感じでした。
 

 
 
 
<麺> 極太手揉みピロピロ麺!蕩けるような多加水感覚!出汁を絡ませ纏い吸い込んで旨し!

 
 ちゃんと予習してこなかったからだけど、極太手揉みピロピロ麺には少し驚きました。厨房内に菅野製麺所の麺箱が積んであり、ストレート細麺でひょっとして加水低めなのが出てくると思い込んでたもんだから。生姜系でこの展開は、くじら食堂@東小金井を少し連想してしまうが、麺が幅広でとろけるような滑りだったのがとても印象的。
 

 
 とにかく手揉みで捩れた部分に出汁と薬味が絡みまくり、出汁が貼り付いたかと思いきやバクバクと吸い込むようです。そして素地の風味と一体化して、甘味を含んだ旨さへと変化するようです。何で大盛ボタンを躊躇ったのかオレ・・・。
 

 

 

 
<チャーシュー> 極上豚肩ロース!軽く火照ったピンクの赤身が出汁と脂でふかふかジューシー!

 
 大判肉厚なスライス豚肩ロース。軽く火照ったピンクの赤身が印象的です。赤身本来の肉味をしっかり残すと同時に、こちらもバクバクと出汁を吸い込み、また脂身が溶ける旨さも混じるような旨さ。脂身は一部半透明になって、脂ならではの甘味を周囲に放出しておるようです。特製にしとくんやったわぁー。
 

 
 
<メンマ> 繊維質きめ細かく心地よきコリコリ歯応え!出汁と素材感がマッチする旨さ!

 
 コリコリサクサクとこちらも小気味よい歯応えが印象的。スリムなフォルムで長細い。繊維質がとてもきめ細かく、素材の風味と下味の味わいがとてもバランス良いです。他客数名が、これを別皿でアテとして麦酒飲んでたが、常連の注文は参考にすべきですね・・・次回はそれやって麦酒2本空けるつもりになってます。
 

 
 
 
<味玉> 白出汁が深く染み入り見栄え美しくも芳醇な味わい!卵黄の濃密感が素晴らしき哉!

 
 白い味玉ですが塩出汁系ではなさそうです。甘味を感じる風合いで白出汁系なのでしょうか?。きっとブランド卵と思われ、その卵黄の鮮烈な色合いに比例する濃密なコク旨さが素晴らしいです。
 

 
 白身の仕上がりは、全体的にふわふわプルプルとしており、それが出汁の旨さで格別!。ここでは味玉は必ず追加しときましょう。
 

 
 
 
<限定味付替玉> 絶品!主役を食う旨さ?中太麺が出汁と卵黄とペッパー絡んでカルボナーラ的な旨さの広がり!

 
  極太手揉みピロピロ麺を食った後の替玉って、どんなだろう?と待ち受けてたらこんな感じの麺顔でした。これ350円なのですが、相応にボリューミーだし質感が高くて値頃感あり!。つーか、メインを食ってしまうのでは?と思えるほどの仕上がりが素晴らしい!。
 

 
 替え玉としては珍しい中太多加水系で、軽く醤油系の出汁に絡んでブラックペッパーが降り掛かってます。そこに卵黄が鎮座し、混ぜ混ぜすると・・・和風カルボナーラ的な旨さが広がるイメージですよ。具材も薬味もケチってないばかりか、海苔までちゃんとあるから、サイドメニューとしては群をちょっと群を抜いているのではなかろうか。立派な一杯として通用しそう。これもここ来たら食っとくべき品かと!。
 

 

 
 
総じまして「拉麺的に上井草が面白い!メニュー制覇もしたくなるこれからが楽しみな新店舗!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。この1年間とても忙しくしてたので実は久しぶりの新店舗開拓!そんな期待を超える旨さでございました。ちょっと自宅からは不便で遠いんだけど、西武新宿線利用時には頭に入れておきたいかと思ってます。また必ず来て食ってゆっくりでもメニュー制覇してゆきたいと思ってます。上井草でランチなら激しくオススメ!旨し!なのでとっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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