ううう・・・多忙で憂さ晴らし！ブラック拉麺！
少し前の一杯。空腹感と憂さ晴らしを重ねるときは、たいていの確率でブラックラーメンを食っとるかもしれません。今回もそんな１ページ・・・。
＜酒＞ サッポロ赤星！いつものズシリとした飲み口！信頼の日本最古のブランド麦酒！泡に憂さも晴れる
あゝ赤星。公式ツイッターによると、ビールサーバー撤去して生ジョッキは排除したとのことですが、今後小瓶他酒ラインナップを増やしてゆくとのことですよ！ナイス！。今後ますます訪問頻度がアップするかもしれません。
あゝ・・・やっぱりこの味わいだよ！。もう何度も語るがズシリとした飲み口の割には、案外軽やかな後味。そして苦味の中に仄かに甘味を感じるのがいいってことです。サービスで提供される細メンマに今回は辣油を垂らしてみませう。これが実じクラシカルな麦酒にはよく似合うのだった！。それはそうと・・・またグラス変わったのね？。小ぶりに見えるが結構容量あって、２杯半で中瓶空っぽ。
＜全体＞ ペッパー注がれる大胆さと逞しき肉感！漆黒のようでピカピカの暗闇！そして特製豪勢！
濃口醤油そのものと感じる漆黒のインパクト。それがブラック系なんですが、妙にスッキリしている様な出汁感覚。透けた漆黒のスープにも色合いを感じさせます。少し以前よりスッキリ感があるのだろうか？。そしてやっぱりチャーシューの迫力。チャーシューメンの肉迫力はハンパないので、少々肉控えめにしたつもりがこのボリューム！。
ブラックペッパーが注がれてますが、ほんのりとワイルド感を演出です。出汁は艶めき肉は逞しいき！やっぱり今回も心から弾けさせる一杯に仕上がってますね。
＜スープ＞ 凛としつつも塩気低めで円やかな味わい！マイルドな濃口醤油の漆黒感！スッキした甘味！
結論を先に言うと、変わったようなんだが大胆にリニューアルっていうイメージでもないかと。駄舌ゆえアテにしないで欲しいが、個人的にはマイナーチェンジってな感覚でしょうか？。例えば、以前の通り見た目より全く塩っぱくない。むしろグビグビと飲み干せる感覚で、優しい醤油感が広がります。醤油とブラックペッパーが醸し出すパンチ力はかなり控えめで、たまり醤油の様な円やかさすら感じるのだが、多分これは妄想。上質な濃口醤油の輪郭といいましょうか？。これが良い感じ。
そして円やかな動物系の出汁感と脂の甘味が重なるベースに、甘味を感じる塩気？ってイメージで、やっぱり微妙に魚介も溶けているのでしょう。やっぱり豚鶏エキスが主体的で、ペッパーが染み出す展開もありなむか。醤油好きなら絶対に好きになると思います。
＜麺＞ 細麺大盛！漆黒出汁が絡みまくって浸透！ソース焼きそば級の深い褐色！むしろそそる！
おおお！一番驚いたのは麺だった。こちら手揉みの太麺（いわゆるピロピロ縮れ麺）と細麺が選べるのですが、久しぶりに後者を選択。こちらの朝ラーメンでも使われてる少し加水が低めなクスクスとした麺だったはずが・・・多加水系で微妙にボコボコしてる麺に変わってる。これは、休業中の三鷹店で使ってた麺と同じ？？。となると、フツーに醤油で細麺にすれば、三鷹店の味が体験できると言うことか？。
多加水細麺でスリムなフォルム。ミクロに手揉みが入ったような捩れ？微かなボコツキがあります。それがとても漆黒醤油に絡んで絡んで絡みまくる！。そして出汁を持ち上げまくる！。例えが悪いかもだが、まるで焼きそばＵＦＯの麺がソースに絡むようなほど。これが腰つきが品やかで、漆黒出汁を丸ごと啜り上がるようなイメージでツルツル！ズボボボボボーーーーと啜れます。直後の歯切れがまた小気味よくて、プツプツプツプツプツプツ・・・と、とても淡白。出汁の浸透も割と早いので、ブラック系を丸ごと体感ってな流れです。
＜チャーシュー＞ ペッパー散らばるバラ肉！出汁をじんわり吸い込む柔らか肩ロース！豚バラ肉！ブラック醤油出汁に染まってより旨し！
バーナー炙りが軽め。張り付くブラックペッパーと見分けがつきにくいかも。でも旨さ演出で、見た目と味わい・・・そして香りでも楽しませてくれます。その脂身はすでにトロトロ感で柔らかく崩れるよう。また赤身の部分は汁を吸い込みやすいスポンジタイプ。繊維が割れて、ブラックスープを吸い込み、そこをガブリと噛み締めつつ、ビールを流し込むと格別ですな。
一方、肩ロースは、とっても肉質と肉繊維が柔らかく、漆黒の出汁に染まりやすい。淡麗な味わいがやや押され気味ですが、そんなのも旨しです。やっぱり炙りバラ肉とのコントラストも楽しめて味わえるのがいいね。
＜味変化＞ 辛玉！味わいある辛味！唐辛子他複雑な薬味で旨味もしっかり！出汁を真っ赤に染めるエキゾチック感！
今回はこれを試したかった！。昨年の限定の時は悔いを残していたのです。期待のハードル高めたけど、上回る旨さ！相性の良さ！。元々自家製辣油が得意なお店と存じておりましたが、ただ辛いだけでなく辛さに旨味をしっかり感じます。唐辛子、及び唐辛子粉はもっとハードかと思いきや、他の旨味がしっかりカバーして溶けこむ感覚。
山椒と言うより、もっと馴染み深い薬味が細かく入っているようで、しかも甲殻類もあるような味わい深さもあり様子。これを味噌出汁で溶かすのが一苦労しますが、ゆっくり硯をするように気を落ち着けて行きましょう。
＜味玉！＞ 卵黄の甘く熟した甘さに出汁の塩気が滲む旨さ！漆黒出汁を吸い込みジュレ状態で舌に絡みつく！
ははは・・・漆黒出汁がすでに卵黄に濡れて浸透しきってる。ミモザに近い濃ゆい黄色が醤油に染まって山吹色に変化しております。その分出汁の味わいがしっかりしており楽しめます。
卵黄はトロミが少なめで全体的にジュレ部分が多めな仕上がり。その濃密な甘みに、醤油出汁の旨味と塩気がベストマッチです。旨さ外れなし！。
総じまして「実はこの店の隠れ人気メニュー！見栄えに反して円やかさも染み入る名物ブラック系拉麺旨し！」
・・・と言う感動の嵐！。出汁は最近リニューアルして、見栄えより更に分かりやすい円やかな旨さかと！。ファンにとっては安堵の味わいか！。すごくナチュラルな味わいは、このブラック＋辛玉の痛快さ幅広くウケるかと！今後も定期的に通い続けます。やっぱり激しくオススメ！旨し！なので・・・とっとと最後に詠っていつものように締めたいと思います！。
お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！
