高評価!高得点!連発とくれば行くしかないでしょ!
ラーメン 日陰 (川崎・新川崎) 海老ワンタンメン + プレミアムヱビス350ml缶 〜ラーメン食べて詠います
- <酒> プレミアムヱビス350ml缶!コンビニよりも安い驚愕の200円!儲ける気あるのか?店主の心意気に泣ける!
- <全体> もはや拉麺ではなく麺料理としての総合プロデュース!?透ける極太麺に海老ワンタンと肉の存在感が素晴らしい!
- <スープ> 塩気に映えるようで穏やかな深い鶏エキス!魚介乾物の軽やかな溶け込み!グビグビ飲み干して後の幸せなため息!
- <麺> 自家製麺!超多加水なエキストリーム系極太麺!汁を吸い込むどころか溶け込むような蕩けた食感??出汁の旨味と粉の甘味の崇高なる一体感!
- <チャーシュー> 煮豚タイプのバラ肉!程よく脂が柔らかく蕩け出汁を吸い込むスポンジ肉!噛み締めると肉旨味が溢れて洪水状態!
- <海老ワンタン> 剥き身が弾けるようなプリプリプッリな歯応え!ほぼ皮に包まれた海老食ってる感覚で旨さ鮮烈!
- 総じまして「素朴な麺迫力と出汁の深さに・・・ラーメンの枠を超える旨さの可能性!もはや拉麺と言うより麺料理!」
ま、仕方がないね混むのも。あの下北沢駅ビブグルマン店の店長独立ですから、開店時期のお祝いフィーバーもあるのでしょうが、贈花が見られないところから極秘開店っていうスタンスなのでしょう。そんなストイックなスタイル。大勝軒の居抜き店舗のようですが、あまり改装もせずそのまま受け継いだかのご様子。中身重視!と言う感覚も伝わってくるような雰囲気が、すでに出ておりまする。
さて、日頃懇意にしてもらってるレビュアーさんが、塩の海老ワンタンと、醤油のチャーシュー食されていて、両方制覇した強者も!。ヘビーな選択だ。どっち選ぶかぁ・・・と激しく悩んだんですが、下北沢の記憶から先ずは塩だろうと、最初は「海老ワンタンメン」を選ばせていただきましたー。
<酒> プレミアムヱビス350ml缶!コンビニよりも安い驚愕の200円!儲ける気あるのか?店主の心意気に泣ける!
休暇訪問で良かった!ビールが飲める!おいおい、なんと350ml缶が200円ですよ。第三のビールじゃないですよ。第一のビールというかフツーにメジャーブランドが一揃えある。それだけでなくプレミアムヱビスまであって同一価格!だったらフツーはヱビスに飛びつくでしょ!。セルフで冷蔵庫から持ち出すシステムですが、案の定にヱビスが一番減っとった(笑)。
色々プレミアムビール飲むと酵母の華やかさが競われるようですが、個人的にはヱビスはそれから一歩引いたようなイメージで割と図太い味わい。飽きない苦味で、プレモルや一番搾りよりは長くたくさん飲み続けらると思ってる私です。今回は350ml缶1本だけだけどね・・・。
<全体> もはや拉麺ではなく麺料理としての総合プロデュース!?透ける極太麺に海老ワンタンと肉の存在感が素晴らしい!
ところで、ひとりオペの割には回転がいい感じ。それは1ロット4杯で回してるからなのかもね!素晴らし!なので座ってすぐ缶ビールを軽く開けたタイミングでサクッと配膳が完了!それはこんな麺顔!。
おおお!出汁に完全に沈んで半分隠れているのに、麺の存在感がオーラのように迫ってくるではないか!。日本のラーメンの未来と可能性が最大限に引き出されたというか、もはやラーメンの枠を超えて麺料理としてのプレゼンスすら覚えるよう。これは凄いの一言、圧巻であります。
麺に気を取られがちだが、いやいやどうしてトップングの質感も相当高い。海老ワンタンは皮から透けて赤さが滲んで海老の形すら浮かぶよう。またチャーシューは素朴さ感じる仕上がりで、気取らないところに素直な旨さが伝わってきそう。そしてそれら全てを覆う琥珀色の出汁は穏やかそのもの。配膳の瞬間で、嗚呼・・・別の店をフッてこんな陸の孤島にまで足を運んでよかったと痛感いたします。
<スープ> 塩気に映えるようで穏やかな深い鶏エキス!魚介乾物の軽やかな溶け込み!グビグビ飲み干して後の幸せなため息!
下北沢時代も体験済みなのですが、初めて食らう新鮮さもありあり。全体の見た目より、レンゲで掬った方が動物感(鶏?)がありあり。細かく浮かぶエキスの粒が眩しく、味わうとと実にストレスないピュアな鶏出汁の旨味ってな感覚。乾物も深いので、決して鶏塩系と言う感覚でもないが、穏やかさの中に鶏素材の滋味が感じ取れます。
個人的には塩気は全体的には仄かだが、鶏の旨味にはすごく結びついているので、まるで鶏コクを塩気が引っ張っているようにも感じる。そして柔らかい動物感には、どこかしら豚も少し感じるんだが、それは妄想か?。しかし、そんな妄想を感じているところに、深い魚介乾物の旨味が染み渡り、軽やか円やかに仕上がってるイメージ。
表層のエキス分の浮かびを見ると(スープ面と並行に近い目線で)、煮干系の存在は確かにありましょう。後味的にもそれがうかがえるかと。その次に節の華やかさが滲むような味風景。昆布や野菜の旨味もあるのでしょうが、私の駄舌センサーではそこまでは・・・キャッチできませんでしたー。
<麺> 自家製麺!超多加水なエキストリーム系極太麺!汁を吸い込むどころか溶け込むような蕩けた食感??出汁の旨味と粉の甘味の崇高なる一体感!
入り口に業務用粉袋が大胆に積んでありますから、何使ってるかわかります。「はるゆたか」「餅姫」。最近、東京都内では「生食パン」が少し流行ってるようで、そんなお店でも見かけるブランドですよ。おそらく高級ブランドだと思うけど、それを存分に打ち込んだ麺は極めて極太!極太うどんを凌駕する迫力で、やや平打ち形状で手揉み風のランダムな縮れが印象的です。
一口目からタッチで魅了されることでしょう。触れただけでソフトと分かる。口に入れると大胆な柔らかさに微笑む。そして飲み込み次から次へと箸が止まらなくなります。やがて「蕩けるような太麺だ」と誰もが思うことでしょう。もはや蕩け過ぎて麺が餅のように出汁に溶けてるのでは?と思うほど、優しくねっとりと感じ取れます。嗚呼、麺から滲み出る甘みが素晴らしくて泣ける旨さ!。
汁を爆吸い!お隣の醤油系を横目でチラ見すると、同じタイミングで配膳された麺か!?と思うほど醤油出汁を吸い込んで褐色が進んでおります。塩スープでもきっとそうで、麺の甘味と出汁の旨味が、完全に麺の中で出来上がっている・・・咀嚼をせずとも旨さを感じるようです。
これは参ったなぁ・・・休みだったから、もう1軒行こうと思って大盛にしなかったのだが、これは別腹で食える!しかも+50円という破格なら、男だったら大盛を食らうべきであったかも・・・。それにしても、この御店主・・・ビールも200円だし、本当に儲ける気あるのかなぁ?。
<チャーシュー> 煮豚タイプのバラ肉!程よく脂が柔らかく蕩け出汁を吸い込むスポンジ肉!噛み締めると肉旨味が溢れて洪水状態!
スープ製造でも貢献した?と思われる程よい脂の抜けを感じる豚バラ肉。いわゆる煮豚タイプのチャーシュー。こういうの素朴で大好き。脂身はすでに蕩けて解けそうなほど柔らか。赤身は柔らかくスポンジのようであり、肉本来の味わいを残しつつ脂身の旨味もキープしているような状況です。そこにスープをスポンジのように吸い込むから、より一層柔らかくもジューシーにも感じます。
噛み締めるのが楽しい!ジュワーとスポンジ肉から溢れ出る味わいは、肉旨味と脂の甘味、そして出汁の旨味が渾然一体となって旨さの完成系!。うう・・・これでまたビールが欲しくなるが、後々の行列客を思えばゆっくりもしてられん。
<海老ワンタン> 剥き身が弾けるようなプリプリプッリな歯応え!ほぼ皮に包まれた海老食ってる感覚で旨さ鮮烈!
餡にツナギが入っていたのだろうか?と思ってしまうほど、海老の身がメイン!そしてプリップリ!堪らん!。香りはもしかして葱油??じんわりと清涼感滲む味わいには仄かな生姜????そんな中に海老身の旨味が弾けるようでたまらん!。まるで剥き身が弾けるようなプリプリプッリな歯応え!こういう時は、あえて最初から前歯を使わずに、奥歯で最初に齧るのね、オレって・・・。潰すと弾ける所感と出汁旨味が痛快!火傷すること多いけどね。
また皮も良いね!。麺とは違った蕩け方で、麺はニュルリとしている反面、皮はツルツルとしており、柔らかさは同等。出汁をしっかり飽和点まで吸い込んでいるので、噛み締めても味わい深いパーツですな。海老ワンタンもトップクラスではないかと感心した次第です。
総じまして「素朴な麺迫力と出汁の深さに・・・ラーメンの枠を超える旨さの可能性!もはや拉麺と言うより麺料理!」
・・・と言う感動の嵐!。こりゃ流行るの間違いないみたい。陸の孤島だけど、江川町バス亭のすぐそば。割とバスがガンガン出てるので、川崎駅西口や武蔵小杉からアクセスすると良いでしょう。素材と調理に手抜きなし!一麺入魂なる一杯!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!