海老の芳醇さに包まれる・・・
また同じものを食ってしまった・・・。どうもここにくれば「海老そば」一択な感覚になってしまいます。はっきり言って海老の濃厚系ならこちらを激しくオススメ！。ただ色々と試行錯誤を重ねているようで、毎回微妙に印象が違う。それがまた、コンセプトは変わらずとも飽きさせない展開になっており、私を魅了させます。やはり海老そばは売り切れることもあるらしく、ランチタイムに訪問したところ、注文率が高め。夜なら再仕込みに間に合わないかもしれません。
＜全体＞ 泡のような濃厚仕上げ！海老感覚濃厚なれど見た目はスマート！されど全面海老迫力！
麺顔も微妙に変えてくるから、配膳の瞬間は既食でも斬新に映るかも。具材見た目の整いと、それを支える出汁の肉厚な泡立ちに注目ですが、前回は濃厚海老感覚がエキストリーム級だったのが、少し抑えられてるようです。
これはこれでまたいいね。その代わり・・・「海老ダレ」のようなのが垂らされており、これが最新バージョンの証と言えましょう。そして相変わらずきめ細かい海老の摺りつぶし感が素晴らし！
＜スープ＞ まったりとした濃厚感覚！落ち着いたポタポタ感覚！海老濃ゆくともがエグ味なく！
前回は、スープが濃厚過ぎてレンゲを沈めるにも興奮しましたが、今回は海老濃厚感突き抜けてるのに、かなりナチュラル感あって濃密感もぽたぽたとした落ち着いたもの。甲殻を思わせるザラつきが全くないのは相変わらずで、バーミックスか何かで極細にすり潰した感覚があります。そして今回は、海老ダレのような工夫がプラスされており、それが出汁に混じり合うのも味わいとして面白い！。
そしてこんなに海老感が突き抜けて濃厚なのに、エグ味がないのが最高。前回は重厚感が突き抜けてパンチもあったのですが、これはこれで飲みやすい部分が以前よりも進化してると思います。きっとベースはライトな鶏白湯であると思われますが、その鶏旨味に、相当ボルテージ高い海老感が溶けるのだ！
＜麺＞ 中加水ストレート細麺！まるで海老パスタ感覚！濃厚出汁が絡みまくりって味わい持ち上げる！
これは笑うほど麺に出汁が絡みまくるとは！麺が絡むとまた垂ずに貼り付くように止まるのが秀逸。また麺の素地にもエキスがバクバクと吸い込むようで、やっぱり海老クリームパスタを感じさせるかも。
茹で上げ加減も少し柔目な仕上がりなのも、一層と絡まりを増進させます。麺の素地も甘味と化した糖化が進んだイメージで、濃厚な出汁との一体感がナイス！。
＜チャーシュー＞ これは王道２種！パフパフ鶏胸肉と定番豚バラ肉！海老ダレに絡まり染まる旨さ！
まず鶏胸肉。淡白な滋味を持つ素材感は、出汁に絡んで一気に染まって海老味が浸透します。パフパフとした食感は海老味との絡んで秀逸。
そして豚バラ肉。醤油出汁が深gく滲んだ味わいで定番な旨さ。一見、醤油味と海老味が喧嘩しそうだが、海老味が強引に醤油味を巻き込んだような感覚もあって結果として旨さが纏まります。脂身の蕩けも海老味に影響し別の面白い旨味もありなむ。
＜メンマ＞ フレッシュ感ある薄味極太メンマ！濃厚な旨味を吸い込むように一体化する旨さ！
全体的に濃ゆい味わいの中に、フレッシュな味わいと痛快に炸裂する明るく図太い歯切れ！。極太メンマの質感も高そうです。濃厚海老出汁に沈めディップするように食らうも旨し！。あゝ、この味わい感覚なら酒がそばに欲しかった。
＜味玉＞ 海老味に合うマチュアな甘味！トロトロな海老出汁絡むねっとり卵黄！
ねっとり＆とろとろとした仕上がりで、薄口醤油系の柔らかい出汁に深く染まった感覚。一方で卵黄は、マチュアな甘味が上品に感じ取れる旨さです。その卵黄の甘味に、極濃厚海老ポタージュの分厚くも円やかな旨さがプラス！。重厚ソースを絡めて楽しむような感覚です。あゝ海老味に絡んでも味玉は旨し！
総じまして「また更に変化と進化！高まる濃厚海老出汁感覚！崇高濃密海老そば！海老好きなら一回食っとけ！」
・・・と言う感動の嵐！。これほど海老感が濃厚なのにこれほどとっつき易い味わいは中々ないかと！。元々背脂煮干系の店イメージですがすっかり私・・・濃厚海老系の店と認識してます。いずれにせよ濃厚民族にはウケる店！武蔵境駅北口ビルにある穴場！使い勝手も良し！中央線利用者なら激しくオススメ！旨し！なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。
お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！
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