ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5332】中華soba いそべ(東京・矢口渡)白旨にこにこワンタン麺 〜東京城南エリアで間違いなくトップクラスの極上崇高ワンタン麺!一度はいかが?

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3年ぶりの極上ワンタンとの再会

 
 一時期、割と足しげく通ったお店ですが、コロナ禍がきっかけとなり在宅勤務が一気に増え、かなりブランクが空いてしまいました。ちょっと川崎界隈に出る用事があったので、蒲田から一駅だけ寄り道してこちら「中華sobaいそんべ」さんへとやって参りました。あとで調べたら、前回訪問は丁度3年前。実に3年ぶりのお気に入りわんたんめんとの再会です。
 

 
 実はこちらのご店主から、私の訪問ブランクの間もX(旧twitter)にてずっといいねフォローしていただいたりして、ブランク空いてたの心苦しかったんですよね・・・。訪問できてちょっとだけ呵責が小さくなったかもです。
 

 
 
 
<全体> 煌びやかな白出汁!迫力餡粒の2種雲呑!良質具材の放射状配置の並び!

 
 所謂「八雲」系ですね。この具材並びの麺顔文様は何度見ても飽きませんな。まさに旨さのシンボルかアイコンといった風格です。そして今回は久しぶりなのもあってか・・・妙に出汁が煌びやかじゃないか。すごく画角的に映えて一層旨そうに感じます。
 

 
 そして具材の一つ一つ、薬味でさえ完成度を感じさせますな。凛とした「緊張感すら覚える。穏やかな質感の記憶だったから私の頭も本当にアテにならないものですよ。
 

 
 
 
<出汁> 煌びやかに鶏と魚介が和風に染み入る白出汁感覚!しっとり甘く広がる旨味がいいね!



 白醤油を使った円やかタイプ。とてもあっさりとした鶏ガラの仕立てで、香味油には微かな鶏油が混じるよう。しかし全体的には鶏エキスの主張というより、魚介系の乾物系の複雑に深まり、旨味が濃いです。どちらかと言えば、魚介感の方がやや勝り、そこに薬味の柚子皮がさらりと序盤は香ります。
 

 
 白出汁には昆布の浸透を認めてすごく上品です。一方鶏エキスも混じって円やか。鰹節という馴染みよりも、もっと強かな節回し。大胆に言うと鯖節など、和の汁そば系のニュアンスにも近いイメージでしょうか。終盤にもなると麺の吐き出す甘味も加わり、旨味というか甘味が複雑になり味わいも柔らかさを増します。
 

 

 

 終盤になるにつれ、ワンタントッピングのニュアンスも滲みますし、海老の塩気と出汁の甘味が流れるなんざぁ~崇高な味わいとしか言いようがありません。
 

 
 
 
<麺> シルキーな自家製麺!きめ細かく汁との一体感とすべりの滑さがこの上なし!

 
 久しぶりに訪問して思い出したよ。こちらの麺場は掃除の徹底さはすばらしい。製麺に対する真摯な姿勢と、ゆるぎない旨さが透けるよう。そんな麺場から生み出される麺は、とても白くて漆喰のようなきめ細かい地肌。シルキーと表現したくなる。加水はやや高めで、柔らかさとしなやかさが強く印象に残るストレート細麺です。
 

 
 前歯の当たりも軽やかでスパスパとリズミカルに千切れる。気分が乗るって感じで奥歯で潰すと、一瞬のうちに淡いグルテンの甘味が出汁と一体化して、糖化の旨さを引き出すのがいいね。そしてまた次から次へと麺が欲しくなり、無心で繰り返すばかり。
 


  
 汁を存分に吸い込んだ・・・そのスベリの滑らかさ。・・・まるでワンタンの皮と同等の滑らかさと余韻ですよ。特に今回は麺を大盛にしたのもあって、終盤の汁吸い込みはMAX。本当にワンタンの皮の甘味か?とすら勘違いしそうなほどに旨さ頂点でございました。
 

 
 
 
<チャーシュー> 汁に馴染む豚鶏チャーシュー!肉繊維がきめ細かく柔らかさ楽しむ!

 
 鶏豚2種肉。これもずっと変わらぬ旨さで、豚肉と言えどとても淡泊で滋味なる旨さ。両方とも脂が少ない部位であり、出汁に染まった味わいで楽しむタイプです。そして繊維質が細かく固いところや嫌味が一切ない。シルキーな肉繊維とも思えるほどで、これはロースかモモかも段々と分からなくなってしまいますよ。
 

 
 一方の鶏胸肉は、しっかりと薄い出汁が浸透している感じがあって、普段くってるそれよりもすごく味わいが深い。そしてスープとの一体感が素晴らしく、噛むほどに出汁と肉味が舌に広がりますよ。特製にして肉増しにする手もあったなと、少し後悔してしいました。
 

 
 
 
<メンマ> 繊維が細かく淡いコリコリ歯応えが何とも愉悦!ビシッとした仕上がりに穏やかな味わい!

 

 

 極太系の材木メンマが、光の加減によってはちょっぴり深い色に見える。麺顔全体が引き締まるのは、このメンマの存在感がいいからなのかもしれません。下味の浸透が深く、噛むと微かにバリっと感じさせるが、すぐにシャクリと気持ちよく千切れます。これも出汁の味濃度とバランスよく、ちょっぴり濃ゆめという感じ。温度感もあって楽しみが付きません。

 

 
 
 
<ワンタン> 肉餡!海老餡!皮の完成度と一体感が素晴らしい!クセになる程魔力的旨さ!

 

 

 実に久しぶりの八雲系粒ワンタン。豚ひき肉とえび身の2こづつ。両方ともしっかりとした肉餡の大きさと、ぷるぷるとふるえる肉厚な皮が印象的。豚ひき肉は、粗挽きの歯応えを感じさせながら、じつはフワッとした感触も残す。シンプルな塩コショウ味と言えるが・・・妙にクチの中で旨味が広がるのがナイス。
 

 
 そして海老ワンタンは、芝海老がまるごと2尾。それを軽く海老すり身か何かでつないだ感じで、噛むとダイレクトに海老の身がプリプリプリプリ!っと弾けて汁気が口の中に充満。この瞬間はまさに悦楽ですな・・・。海老って旨味が濃いのにこんなに上品にも感じるものなのかと!。これは間違いなく、無限に食い続けていけそうな海老ワンタン。
 

 
 忘れてはならないのが皮の旨さ。しっかりと肉厚で裂ける気配もなく口の中で潰されて味の一部へとなります。いつまでも頭の中に残る滑りの余韻がナイス!。
 

 
 
 
<味変> 遊び心で花椒入り八味唐辛子投入!入れすぎ注意のじんわりした深みあり!

 
 そのままの白出汁感に溶ける麺とワンタンの旨味の混じり合いを楽しむのも良かったんだが、つい目の前にあると入れてしまう。入れすぎ注意!。じんわりと深みある華やかな風合いが生まれ、これはこれでありかと。
 

 

 
 
総じまして「東京城南エリアで間違いなくトップクラスの極上崇高ワンタン麺!一度はいかが?」

 
  ・・・と言う感動!。3年ぶりに食って感動というかそれまでの間食えずな機会損失を憂いてしまいます。蒲田駅から東急多摩川線一駅乗り換えなロケーション。一駅移動する価値以上の旨さでございます。東京城南エリアのワンタン麺好きは通ってる。なので激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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