ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4442】 麺屋 さくら井 (東京・JR三鷹) 味玉らぁ麺 塩 + チャーシュー盛 ハーフ + アサヒスーパードライ 中瓶 〜美しさの中に様々旨味溢れるパレット状態!崇高極まる淡麗塩そば!

釜焼チャーシューが忘れられず・・・また来たよ!

 


麺屋 さくら井 (東京・JR三鷹) 味玉らぁ麺 塩 + チャーシュー盛 ハーフ + アサヒスーパードライ 中瓶 〜ラーメン食べて詠います

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 美味しい拉麺があるお店でもあり、絶品なるお肉のある店。隙なしってなイメージすらある「麺屋 さくら井」ですが、新たな動き2つ。1つは水曜日限定のセカンドブランド「KEN軒」の展開。もう1つはそれに合わせた「釜焼チャーシュー」の登場。おいおい・・・ますますパワフルな展開じゃないか!。いつも水曜日は個人的に本業が忙しくて、ガッツリ業務に精励!思いっきり残業!そして木曜日に休暇調整をして、釜焼チャーシュー狙いでまたまた訪問してまいりました。
 

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 釜焼チャーシューを味わうなら、「バラ丼(限定裏)」おすすめかと。しかし、前回食ったし、他客がチャーシュー盛りで釜焼肉を旨そうに食ってたことが忘れられず、今回は「チャーシュー盛 ハーフ」を追加さえてもらいましょう。当然休みだからビールも召喚!。
 

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<酒と肴> アサヒスーパードライ!+チャーシュー盛り!2種の低温調理鶏豚に加え「釜焼肉」プラスでバージョンアップ!

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 酒はいつもの、アサヒスーパードライ中瓶!小瓶に抑えようかとも思いましたが50円しか違わないので今回はこちら!。私の中では、最初の一口目が世界一旨いビールではと大袈裟に感じております。喉越しの軽やかな刺激の後に、キレのある苦味が響く旨さ!。それに合わせる肉はハンパなく素晴らしいのです。
 

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 ハーフ盛とは言え十分な肉迫力。これで250円とは質感とボリュームからお得過ぎる!。特に豚肩ロース肉の蕩けるような柔らかさが素晴らしい。肉屋直伝の細かい包丁裁きもありましょうが、レア度がやや高めで赤身の肉本来味が、実にしっかりと表現されている様子。そこに入り混じる脂身も蕩ける寸前のような状態で、赤身と絡むと脂の甘味も加わるとう感覚です。今回も繰り返しますが、東京トップクラスの拉麺チャーシュー。これだけでも訪問する価値十分にありかと!。
 

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 そして鶏胸肉もしっとりしており、実にソフトでシルキーな歯応えと舌触り。液が十分に浸されている様なジューシーな柔らかさに、鶏肉特有の淡い滋味が深く、それでいて素材感を高く感じる旨味に溢れると言った感覚。まさに崇高淡麗な旨さと言えましょう。これには柚子胡椒を少しだけネジって食らうと、さらに旨さ爆発!酒がどんどん欲しくなる!いっそのこと冷酒に切り替えようかとすら思えてしまいます。
 

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 へへへ・・・鶏豚2種の肉の下に、お目当ての「釜焼チャーシュー」があった!2種肉でも完璧なのに、さらにプラスワンの旨さ。豚バラ肉を釜焼したタイプで、2種肉とは全く違った展開。旨さの・・・鬼に金棒状態です。これは水曜日限定ブランド「KEN軒」で食らってから魅了され放しで、チャーシュー盛りに入ってないかなと目論んでおりましたところ、まさにビンゴ!でした。燻しが効いたような香ばしさが絶品。噛み締めると、赤身と脂身が同時に潰れてエキスが口の中に溢れる!香ばしさも味わいに感じるほどに肉エキスとの一体感が素晴らしい!これは絶品!酒にも飯にも合うよ!。
 

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<全体> 澄み切る出汁!美しき麺線!艶かしい肉!趣深い薬味!崇高極まる淡麗塩そば感覚が素晴らしい!

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 おおお!とても優しい色合いが広がる中で淡麗なる美しさが素晴らしい!澄み切る出汁!美しき麺線!艶かしい肉!趣深い薬味!実にプレゼンスを感じさせる逸品と言うか、もはや風格すら覚えてしまいます。
 

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 さくら井の中でも「ホタテパウダー」が乗っているのが特徴。それでいて魚貝系って言う感じでもなく、鶏と魚介がバランスよく滲んでるのがよく分かる風貌です。スープ表面なんかよく観察するとね・・・そう妄想してしまう。
 

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<スープ> 芳醇で穏やかな鶏エキスに乾物の甘味!?優しい塩気の奥に仄かに溶ける貝の余韻!微かに和山椒!?

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 蘊蓄書きに書いてある通り、穏やかな鶏エキスに乾物の出汁がバランスよく浸透しており、それだけでもかなり崇高なる旨さ!。鶏も大山鶏と名古屋コーチンとあるものの、バランスは時折変化させるんでしょうか・・・淡麗系なのにいつも新鮮に思えるほど飽きが来ないのが秀逸です。そして魚介系蘊蓄では昆布と節系が明確にされてますが、個人的にはそれ以外も微妙に感じたりするのです。
 

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 例えば煮干しの甘い風合いは少しくらいは溶けていないのだろうかと。レンゲを沈めるときに感じる表層の膜なんかにも、そんな余韻を受け止めるんだが、基本的に駄舌ゆえに全く自信がないだが・・・。それに微妙に和山椒を感じてこれがまた雅やかな清涼感を与えて実に華やか!。和山椒ラーメンは一時期ハマったテーマで、都内を食いあるたほど好きですが、そこまで強い主張じゃない和山椒。香りだけで味すら覚えるような風合い・・・。
 

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 そして全体の味に慣れて来たところで、ようやくホタテの出汁感に浸ります。個人的にホタテの味にはどうも鈍感な私でも、時間をかけて味わうと、そのふわっとした明るさを感じさせる貝味がゆっくりと沁みるのが分かるよう。色々と味わいが淡麗の中でもカオスだけど、貝の余韻は少し輪郭が違うかもね・・・。
 

 

 
 
 
<麺> 三河屋製麺!汁を吸い込むのに風味が持続!?出汁と一体する旨味と共に香りも感じるストレート細麺!

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 醤油と塩は同じ麺。煮干は全粒が少し混じり別麺。2種類使い分けるお店ですが、ここも個人的に勝手な妄想なんだが、まるで3種あるようにすら思えるのです。つまり醤油よりも塩の方がより、麺の素地から来る風合いをしっかり伝えるよう。そこが面白くて、醤油→塩→煮干→醤油・・・と、できるだけローテーションをつけて食ってます。
 

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 塩系だから素直に、ダイレクトに麺の風合いが伝わるのか?。粉の香りの奥に仄かな甘味すら、序盤から感じてしまうかも。決して低加水系でパツパツとしたイメージではないのですが、汁を吸い込み始める中に風合いを感じます。滑りはもちろんナイス!揃った麺線からも分かるように非常に寄り添い易いので汁の持ち上げも素晴らしい!。ズボボボボボーーーっと見栄えの上品さんとは裏腹に多少お下品に音を立てて啜り上げるのが快感!。
 

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 噛み締めると余計に旨いね・・・着実に塩出汁の中に炭水化物ならではの甘味を伝えます。これはメンマや海苔を巻いたり、巻き込んだりしても、また違った味わいと重ねて甘味を楽しめるので、こちらもまたオススメ!。
 

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<チャーシュー> 半レア豚肩ロース!じわじわと淡麗出汁が染み入る味風景の移り変わりが楽しい旨さ!

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 チャーシュー盛りでも味わったお肉。もう少し語るなら、淡麗なスープに浸して、仄かに肉を上気させるのもオススメです。出汁が浸透するといより濡れると言った表情。熱はゆっくりと伝道しピンク色が微妙に薄まったところで、一気に食らうか、引き上げて退避させるかいたしましょう。
 

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 出汁が絡んで熱を受ける。それだけでも赤身の肉本来の旨さが上品に感じる。加えて脂部分はより滑らかになり、溶けやすくなって甘味を増すイメージ。仄かな出汁しゃぶ状態の半レア肉がこれまた絶品。目の前にある日本酒の空き瓶などを眺めていると・・・嗚呼、冷酒を欲するよ!。
 

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<味玉にハズレなし!> 円やか!且つ濃密!濃ゆくてナチュラルな甘味が上品!那須御養卵旨し!

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 薄い褐色に染まるが、味わうとまるで白出汁浸透のような円やかさを感じる・・・そんな白身。ぷるんと弾ける質感も楽しい。カプっと噛んでゆっくり力を入れると弾けて味わいます。最初の一口は白身がメインで出汁が浸透した淡白な旨さがいいね。これだけでも酒の肴になりそうな味わい。
 

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 そして卵黄は濃ゆい!そして甘い!。那須御養卵というブランド卵で、元々味わいが濃ゆいのだと思うけど、濃密さがハンパなくねっとりと絡みつくジュレ状態が素晴らしい!。出汁が浸透した影響もありましょうが、まじで卵黄を甘いと思える味わい。温度感もばっちり!肉も拉麺も崇高だが卵も忘れるべからず。
 

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<味変化> ホタテパウダーを溶かして滋味深く!柚子胡椒を溶かして風雅な刺激を楽しむ!

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 味変化は「ホタテパウダー」。多分貝柱を乾燥させて粉上にしたものと推察。パウダーと言うより細かく粉砕したような粒子で、すぐに汁を吸い込み溶けてなくなる。レンゲの凹みに乗せて確かめながらスープ全体に攪拌しました。やはりこれをすると貝の風合いが活きますね!。早めに溶かして堪能し切るもよし、後半と前半に分けて変化を楽しむのもよしです。
 

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 そして・・・これは個人的裏技なんだが、柚子胡椒もいい感じ。「チャーシュー盛り」に添えてある柚子胡椒を少し残しておくのがポイントで、それをスープに溶かして味変を楽しみます。だから、ここで塩を食らうときチャーシュー盛りが欠かせなくなる。チャーシュー盛りを添えると酒がないと寂しいので思わず酒も追加する。そんな感じで私の中ではお決まりセットと化しております。淡麗塩系に柚子胡椒を溶かすのは、もはやテッパンの味変化なので詳細は割愛。溶かした味わいは、まさに風雅そのもので刺激が淡く楽しい限り!。
 

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<他具材> 見栄え凛々しく歯応え鮮やか!優しい味わいで最適な箸休め感覚!

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 メンマもキレイ。全体的に凛としており揃った姿が美しい。味わいは優しく歯応えは軽いコリコリ感繊維質も柔らかくて歯の隙間に挟まる心配もありません。これでメンマご飯にしてみたい妄想もあったりして・・・。また青菜も凛々しくて旨し!。これは緩やかな清涼感があり、歯応えもフレッシュ感を残すよう。噛み締めえて旨い青菜とはこのこと!。
 
 

 

 
 
総じまして「美しさの中に様々旨味溢れるパレット状態!崇高極まる淡麗塩そば!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。基本的にどれ食っても旨い店なんですが、デフォルトに味玉のせるだけでとても華やか!旨味も溢れるって展開が素晴らしくも力強し。まさに崇高極まる塩そばかと。看板メニューの醤油もいいが、塩の旨さも負けてませんよ。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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