三鷹駅南口。北口に比べて活気が溢れ、飲む気分を高める雰囲気です。ここまでくれば自宅呑みもすぐ可能ですが、そこを敢えて一軒二軒と寄り道したくなるのはなぜ?
今日もまた来てしまったよ・・・・「中華そば みたか」。ラーメンヲタクになって幾久しく、この店ほど縛りなく食える店は、東京にはないと思っております。だいたいラヲタ(ラーメンヲタク)を自覚すると、「杯数」「制覇」「拘り」など妙な縛りが芽生えてくるんですが、ここだけはそんなのから解放されて、自由に食える気がします。
店主:「いらっしゃいませ!(スタフよりも素早い!元気!)」
オレ:「(常連気取りでふてぶてしく)・・・・(座る)。」
店主:「(眼がらんらん)」
オレ:「・・・・・・・・・・・中瓶(ぼそっと)」
(聞こえにくいオレの声を拾って、スタフさん達が、コップ!ビール!と分業慌ただしい)
(キリンラガービールを味わいながら・・・・)
オレ:「(妙なタイミングで)・・・・・・・・五目チャーシュー」
「あ!あぶらで!」
店主:「五目チャーシューメンをアブラソバいただきました!!!!!」
いくらぞんざいに、王様気分をきどっても、しっかり拾ってくれるのが実に内心楽しい次第ですー。ちょっとお冷が減ろうものなら、すかさず注ぎたしてくれます。口のまわりを気にしていたら、ティッシュボックスを差し出してくるスタフ達!。いつかモデルケースとしてビジネス雑誌に紹介されないかと裏では感じてます。
今回は「五目チャシューメン・油そばバージョン」。メニューにないメニューを食らうのは、常連としての誇りであり楽しみです。通常メニューは何回も食いまわしたので、今度は全メニューを汁なしで回そうかと野望を抱いておりますが、どうなることやら。そうとう興奮したらしく、今回は麺顔全体の写真メモ撮るのを忘れてしまったよ。部分アップで恐縮だが、それはこんな麺顔!。
おおお!なんと実物にくらべて写真移りの悪さよ・・・実際はオーラあるよ!!! もやし・ピーマン・玉子・ナルト・メンマ・チャーシュー・・・そしてハムとねぎ薬味です。五目といいつつ五目以上なのがいいね。特に、玉子は「茹で卵」と「半熟卵」と選べるシステム。半熟卵といいつつ実は、麺釜で即席につくる「ポーチド・エッグ」ですよ!
タレは秘伝の醤油ダレ!。これに少しばかりのベーススープで溶かしたもの。提供前にこのタレと麺をかき回してくれます。なので透明感ある醤油ダレは少し、麺から吐き出されて炭水化物の撹拌によって薄く濁る感覚。しかしそれが功を奏して、やや甘くマイルドに仕上げるのだわ。
麺はいつもの「蕎麦ライク」なもの。唯一無二。少しカタメな茹で上げなのだが、汁を吸い込んだ感覚がゆるやかでいい表情をしています。ズボっとすするといつも以上のザラツキある抵抗感あり。そこに具材の絡まりが加わり、焼きそば感覚とも言えなくもない食べ心地です。
また近年、こちらのチャーシューが微妙に旨い。メニューでは「チャシュー」と表記されますが、実際のオーダーは「チャァーーシューーー」と呼ばれています。凄くスープ生成に貢献したと思われる、全体的に脂の抜けたイメージ。肉身はタレを吸い込んで下味に徹底してますが、脂身は余計な脂が抜け落ちて、とても落ち着いた表情をしています。もはや上品な旨みしか残っていないかのように、醤油ダレを絡めるとすごくあっさりとした脂の旨さが蕩ける。
油そばの場合、希望すれば残り汁に割スープを注いでくれます。ただ今回は、ポーチドエッグの緩みも溶けて、割らなくても丁度いい塩梅にしあがってたので、割スープは辞退。残ってたビールをあおる前に、一気に飲み干しました。あまりにも気分が良くて、結局この後、近くのいきつけでワインを数杯。相当酔ったので・・・・、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
PS.この店が好きすぎて・・・・コラムとしてまとめてしまった
YouTubeにまとめてみました!