ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2995】 丸長 豪徳寺店 (東京・豪徳寺) ラーメン 〜豪徳寺に生き残る良心!大切に残そう昭和の食文化的ラーメン!

豪徳寺の”光”と”陰”>


 とある敬愛するラーメンつながりの方から、「満来@豪徳寺」の情報提供をいただきました。なんと200円台で中華そばを提供する街中華だとか!。その氏の青春感じる一杯を、ちょっと小田急線を途中下車して突撃してみました。ところがですね・・・・その満来は休業状態。「しばらくお休みします・・・店主」と言う貼紙があって寂しいーーー。そんなオレのあまりにも落ち込み様が激しかったのか、また同情を誘ったか、その向かい側にある青果店の店主から「兄さん、そこはずっと休みだよ」と声をかけられました。







 そりゃそうだわ。だって豪徳寺駅前、横断歩道の目前にはあの「日高屋」がデカデカと営業をしている。しかもメニューも豊富で通し営業。客を完全に食われても仕方がない。そう言うオレも日高屋には日頃お世話になっているものの、この裏にある「満来」のことを思えば、今回だけは腹が減ってもそこ(日高屋)で食う気がしないよ・・・。しかし少しでもせっかく来た豪徳寺でラーメン爪痕を残したい!そこで探ってみたのが「りらくしん」さん(暮らし安心クラシアン♪をなぜか連想)。そこからちょっと歩いたけど、ま・いいか!?って行ってみたらギャー・・・大行列!。嗚呼、これではやってられん(号泣)。そこで思いついたのが、道中にあった「丸長」さんでした。







 そういえば、極端に涼しくなったこの頃。なぜかここは「冷やし中華」の旗が店先で誇らしげ。季節関係なく冷やしを提供しているのがすごい。不思議そうだが冷静になってスマホでネット検索してみましたが、するとここ「丸長のれん会」の一員でしたわ。なんだよ、そう言えば、ビニール屋根看板のオレンジ色もそれとなくそう感じるじゃん!。気分的にネガだったのは、ランチタイムなのに客入りがパラパラってのが、ハズレっぽく感じたのだ。しかし、、ラーメンいち押しの450円!。200円台のラーメンを想定して、巡り合ったワンコイン以下のラーメン!。結局そのラーメンに今回は熱中してしまいました。







 







<さすが「丸長のれん会」、定番の味わいは安心感と共に安らぎを与える魚介醤油感!>


 店に入ると客がディープ!昼間から、おばちゃんはビールあおって、おやじ達は仲良く炒め物食いつつだべっている。客は3人しかなく、小さいテーブル席しかなく、端っこに座るしかない。「スンマセーン!ラーメンひとつ!」って声張り上げて、厨房の店主に伝えるしかないね(笑)。すると店主が汗だくがならニコリと笑顔で受けてくれて、嗚呼この店アタリなのかな!って期待をしてしまいます。


     



     






 さて配膳されたそのラーメン。「切り詰めた」感覚と、「それでも楽しませよう」感覚が両方混在しております。トッピングが多くを語るまいですが、全体質感に安っぽさをあまり感じない。丼にも歴史を感じるが、それ以上にスープの存在感がなかなか重厚だったのかもしれません。











 端的に言うと「大勝軒の中だったら、あっさり系な醤油系スープ」と言った感じか?。鶏もあるかは知らねど、豚系の動物感がナチュラルに煮だされ、嫌味なく甘みと感じさせてくれます。そこにやや魚介が滲んだ醤油が滲み複合して、全体的には円やかに仕上がっている感覚です。しかし甘ったるいわけでなく、塩気も適度に含んでいて、基本的には醤油系なのだと最後に気づかせてくれる塩梅です。







 全体的に、あっさり過ぎず、物足りなくない安堵感が支配します。最近流行のキレはありません。近年勢力を拡大しているガッツリインパクトもありません。しかし、最終的にここにたどり着くかな?と思える気楽さがあり、それが溢れる感覚が実に良いね!。毎日食べても飽きないとはこのことだと・・・・。












<廉価とは言わせない自家製麺の意地!グルテンの”汁吸い”と”風味”のバランスがナイス!>


 麺の茹であげと、チャーハン炒めが大変そう。こんなに客が少ないのに、なんで厨房は忙しそうなんだろうと思えば、出前注文が多いわけね。店先のバイクはそれ用だった次第で、実は結構流行ってる店でした。そんなことを感じつつ、いざ麺を啜りあげて噛み締めると、のれん会侮れず!と感じました。







 自家製麺だとすぐわかる「素朴さ」と「丁寧さ」がありあり。ストレート細麺なのですが、角切歯のカットを感じる上に汁を吸い込んで、多少のふくれっ面がいい感じです。密度感がそこそこあって、芯はないけれど、スパスパと強めに噛み切った後から、ふわっと漂うグルテンの風味感。適度な密度があってこそ、風味が生きると言う感じです。奥歯へ送ってプレスすると、クチリとたやすく潰れる一方で、ふわっとした甘みも吐き出すような感覚。そこにさっきまで吸い込んでた汁を吐き出し、そして混じるわけで・・・急激にうまさを感じます。ひょっとして、うまさとは糖質なのか???







 意外にしなやか過ぎることなく、捩れ感を解くことなくそのまま口元にタッチし、のど奥へと吸い込まれていきます。なので、チュルチュルとした滑らかさよりは、喉越しを楽しむタイプかもしれません、







<昭和の憧憬を思いおこさせるチャーシューの「サイズ感」、必要十分条件のトッピングたち>


 具は・・・語るところ少ないのは愛嬌と捉えていただきたい。大都会東京の世田谷で、ワンコイン以下で提供し続けているのだから。そう考えてみると、駅前近くにあった「満来」は、素晴らしい店だったに違いない。チャーシューは、スープ生成にすごく貢献したかのように、脂が抜けている。スカスカと言いたくない。あとからスープを逆にスポンジのごとく吸い込んで、あとから昇華してくれる肉片です。豚肉だけの味でなく、魚介エキスも多少とも染み込んだ肉はうまい。ハードな歯ごたえでも、満足感が得られます。







 またメンマは薄味で、関西人な私にはすぐに理解できる味わいです。何の抵抗感もない一方、これで酒を飲もうという気にはなれないレベル感ではあります。












 総じまして、豪徳寺に生き残る良心!大切に残そう昭和の食文化的ラーメン!」と言う感覚でしょうか。冒頭では、目的を外して食いそびれるか!?と大変不安でしたが、かなり上手くリカバリーできたと自画自賛です。ここはロケーション的に、頻繁に訪れることはできませんが、それでも心の中でブックマークはし続けたいかと思っています。次回は、つけそばを所望かな。荻窪本店との違いをどうのこうのと言うのではなく、自然体でうまさに向かいたいです(笑)。そんな感覚ですが、素直にちゃらっと詠って、今回は締めたいと思います。



   しみじみと
   庶民感覚
   馴染む街



   じわじわ染みる
   新旧交代



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




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