【コレ食ったわけ:個人的にはこの不思議な一杯が好き!応援モードで寄ってみた】
レビュー以外でも結構な回数訪れているのですが、昼時のリアルな盛況ぶりに安心するものの、ネット評価は少し割れてるのかな・・・・。評価集団が違うとそういうもんです。和歌山系がどうのこうのというより、東京らしくない醤油豚骨に、博多系でもないクッシリとした低加水のしっかりした麺を食わせてくれるのが妙に好きなだけです。そんなこんなで・・・・関西時代を思い出しながら、今日はネギを山盛りにしてラーメンを食いたかった!応援モードで入店したはずが、逆に癒されとるのです・・アタクシのほうが(笑)。
【スープ:ゆったりとした豚骨醤油に・・・・ネギの主張が生き生きとした感じ!】
ま・・・もっとも今回も夜の仕事の合間で来とるわけですが、居酒屋の呼び込みを駆け抜けて、ただ晩飯だけを食いに行くのは嫌な気分です・・・。「あー、このまま居酒屋になだれ込んで飲んで帰ろうかしら」という誘惑との戦い(笑)。これを押さえ込んでいるのは・・・・ラーメンへの愛情というか吸引力、いや魔力と申せましょう。でなかったらこの半年は生きてゆけなかった(爆)。店に向かう足音が、「ねぎ、ねぎ、ねぎ」と聞こえる幻聴まで感じる。そんな気分で入店し、念願の麺顔を見たときのアタクシは、神の祝福を与えられた子羊のような顔をしておったことでしょう・・・。神に与えられたスープを味わうと・・・・、
「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「ラーメン聖書に、「ネギ」も新たな使徒として加えていただきたい・・・・」
1)旨み:ネギ増しで大正解と思える!苦味風味+豚骨+醤油ダレのコンビネーション!
やはり・・・豚骨出汁に山盛りの青ネギって良く合いますね〜!程よい苦味と豚骨の柔らかい臭気を漂わせる味わいが、相乗効果でとても旨みが立体的であり、濃厚に感じます。そのうえに、少々甘みを感じる醤油ダレの味わいが寄り添うように補強してますから、じっとりと甘塩く美味しいといえましょう!関東での主流な醤油豚骨とは一線を画するその風合いは・・・節系のまろみか、または脂の甘みが隠れているのか? 以前にお伝えした和歌山か?といえば単純にそうでないところが、また再認識されつつ・・・・やはりオリジナルの豚骨個性も感じ入ります。
2)塩気・甘み:まるで九州豚骨ラーメン級にしっかりと出された塩気!ちょい背油で丸みか?
特に今回にいたっては、妙に塩気が感じられて非常に印象がよいのです。ここで初めて食ったネギ増しそばですが、ネギだけに100円だすのをこれまでためらっていた自分を恥じます。ネギの成分が塩とよく反応するのか、実にしっかりとした塩コクと感じさせます。そして・・・・少しばかりの背油も確認できるような・・・できないような・・・・。味わいには、脂のゆったりさも感じますので、投入されとることでしょう。
3)香り他:最後の最後まで・・・青ネギのザクザク感が歯ごたえと鼻腔にかぐわしい!
やはり、香りもネギがプラスされたことによっていい感じに昇華しとると思えてならん。程よい分量でして、麺に適度に絡まっても、スープを飲み干す最後までネギがザクザクと歯ごたえとして感じます。その際、ほのかに鼻腔に駆け抜けるところがありまして・・・ああ・・・関西のネギラーメンが懐かしくなったやん!と嬉しさ半分、寂しさ半分、感じてしまうのです。だから・・・ここを時々通うことになるのだろうね。
【麺:グラマスボディーな博多麺ってイメージですねん】
今回は、ネギとの相性に注目してレビューしますが・・・・、
「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「ヌチヌチとした風合いと・・・・粉感!そして・・・・ネギが嬉しいネギ星人でんねん!」
1)風貌&感覚:少し太めな低加水が気持ちよく、ここでも青ネギとのコラボがいい感じ!
「クシクシ!ザクザク!クシザク!ザクザク!・・・・歯ごたえの暴れ太鼓やがな!」
これまでのレビューと大分に内容がかぶるので殆ど省きますが、一点だけ。低加水な麺がデフォルトでクッシリと芯を感じる2段階なコシを感じて、それだけでも楽しい!しかしその上に、ザクザクとしたフレッシュな歯ごたえがネギによって加わるので、これまた楽しさ倍増なのであります!
その他基本的な性能は、過去レビューをご参照ください(ははは・・・手抜き(笑))。
http://d.hatena.ne.jp/TOMASSOON/20120403/p1
http://d.hatena.ne.jp/TOMASSOON/20120105/p1
http://d.hatena.ne.jp/TOMASSOON/20110921/p2
【具:ネギにつきる・・・・】
上述の通り、ネギによるスープ味わいと香りへの影響、麺の咀嚼感に与える影響を述べましたが、ネギに関しては、この10年間で特に東西交流が進んだような気がしてますが・・・これは錯覚なのでしょうかね・・・。昨年再上京してきて、青いネギ微塵トッピングもそこそこ容易に見つけられるし、たまに関西に帰郷しても、関東流儀の白ネギもたくさん見かけますもん。特に白髪ねぎにいたっては、崇高系では好き好んで関西でも使うのを目にしてきましたし・・・。なので、東京ラーメンライフも、なかなか快適になってきたなと思う・・・・今日このごろです(ちょっと独断的な関西出身ラーメンラバーの感覚)。
総じまして、ネギに酔いしれ、そのまま職場へ逆戻り!日頃、ストレス発散のために購入のクロレッツを少し多めにほおばり、匂い消しをします。そして仕事モードにスイッチオン! また、会いに行きます。この店のねぎましに・・・。なので詠います!
ネギ恋し
青い薬味を
求めては
また来てしまった
むらさきの麺
お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。