ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン3319】 麺や 河野 (東京・地下鉄赤塚) 醤油ら〜めん + ねぎ 〜心の闇をも飲み込む大いなる優しさ!素朴と和やかさで出来ているモチモチ醤油そば!

<行列マナーの大切さ、そして勇気のなさを思い知る・・・>
 
 今、こうやって落ち着いてラーメンレビューできて良かったと思ってる〜。危うく直前で麺切れとなり、 奈落の底に陥るところでした。
 

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 ・・・ことの起こりは、行列の連結時。女性が一人で立ってる次に並んだら、向こう側から娘と手を繋いだ男がゆっくりやってきた。そして直前の女性と合流だ。ここで注意すれば良かったんだが、 娘さんも小さいことだし、まあいいかとそのままにしておいた。「全員揃ってから並ぶのがマナーでしょ。代表待ちはやめましょう。」と・・・オレは言えなかったのだ。
 

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 20分程度過ぎた頃、厨房から河野店主が出てきて、順番に待ち客の麺の量をご確認しだした。そしてオレのところで、「ここで切れるかもしれません・・・その時はご理解ください」と、半死刑宣告。愕然として言葉が出なかったわ。そしたら、このやり取りを隣で聞こえてたはずなのに、その家族は「あ、やっぱり大盛に変更します〜」なんて伝え直しているではないか。なんのこっちゃ〜と内心怒り心頭。オレのわずかな可能性を潰す気か!?しかし時すでに遅し。
  
 ・・・・まあ結果的に食えたのだから、ここは心穏やかに過ごしたい。この店は、並・中・大盛と同一価格だから、つい多めに頼みたくなるものだろうね。しかし、周りにも気を使おう。少しでもほかの客が食えるようにと、オレは仕方なく「並盛」に抑えておきました。あと客もそうあって欲しいと願う。助け合いの精神。
 
 

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<穏やかな丸みと甘みのある醤油感!麺の風合いも移り円やかさに拍車!>
 
 まあそんな、ちょっとしたイライラがあったものの、これがラヲタの本性というか、カウンターに座ってラーメンを待つことができるとなれば、至福の思いなのです。オレ自身が単純なだけかもしれないけど。ちょうど私はラスト3だったみたいで、座った途端に暖簾は片付けられました。それでも次から客が来るは来るはで、皆さんにご丁重にお断り対応をされてる河野店主。ご苦労様です。店先では悪魔か閻魔様に見えたのですが、今こうやっていると神様以上の存在感です。で神様から、神の一杯が配膳されたのがこれです。
 

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 うおおお・・・・ネギの盛り上がりだけでも、ネギ大好き「ネギ星人」は興奮ものです。しかし、その下に広がるおだやかなスープカラーと、透けて見える素朴な平打ち麺のアウトラインが、俄然和みますねぇ〜。透けているというより、春霞のような穏やかさがたまらない醤油スープがナイスすぎる。怒りすら溶けてゆく感覚が素晴らしい。
 

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 だいたい分かっている味なんだけど、やはり旨さが沁みるねぇ〜。醤油の輪郭は、まろやかそのもので、塩気を感じさせず。あえてそれを探し求めると旨味にしか辿りつけません。醸造風の酸味やまろみの風合いよりも、サラサラした香ばしさに近い醤油感覚。これならいくらでも飲み干せそう。温度感も高すぎないので、風味が飛ばないところもいい感じです。
 

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 ベースの鶏ガラに加えて豚系の優しさ感じるコクがいいです。パンチがあるわけではないが、優しい魔力とでも呼びたい、動物系のエキス感。ここには少しばかり豚骨の清いエキスすら覚えてしまう。それに魚介だ。甘さの下支えとして魚介が程よく入っているはずで、全体的に中華から和風へと意識を変遷させるテクニックが・・・この系統のどのラーメンにも言えることですが、日本人としてはほっこりとするはずです。
 

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<王道のモチモチピロピロ素朴麺!多加水の滑らかな弾力とスベりが最高にたのしい!>
 
 おなじみのピロピロ麺。超多加水と少し前までは言えたかのですが、今年になって「亀有」や「下北沢」にそんな上行く超多加水が登場してきましたので、「いわゆる多加水」とここでは申しておきましょう。これが緩やかで、ふっくらモチモチ感覚だから、子供のいる家族づれでも安心して食せます。前歯を当てると、その瞬間からふわっと沈み込むイメージで、力入れずとも上顎の重力でモチっと千切れる。そんな天使のような優しい切れ味。そして奥歯へ運び込んで奥歯に力を入れようとすると、すでに歯がキャッチしてクチリと潰れこむ。そして、すでに十分に汁を吸い込んでいるので、炭水化物の風味とスープの旨味が唾液で結合し、味わいが昇華するのに時間は全くかかりません。瞬間的に旨し!と唸りそう。
 

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 そして次のへと移るとき、ボコボコとした縮れと捩れがランダムで、捩れに捩れまくったピロピロとした形状がなんとも嬉しい。口元から、啜り上げて、咀嚼の後喉奥へと落とし込む一連が、ニュルニュルと優しいタッチで刺激して、見た目とは別の素朴感を脳裏に伝えますよ・・・。ふわふわした優しいシルエット感がいいですよ!。
 

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<自重で崩れる柔らかと脂の甘さ際立つ豚バラ肉チャーシュー!>
 
 トッピングのネギが邪魔で見えにくく、また存在感もネギに奪われてる印象ですが、肉は肉。肉のプレゼンスは健在です。煮豚タイプの豚バラ肉。トロトロに近い仕上がりで、箸で持ち上げられるが、どちらかというと自重で崩れ落ちる。麺をすすりの余震でも脂身の部分から解れてしまいそうです。
 

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 これも定番な旨さ。醤油ダレの浸透も不快がそれ自体が柔らかいタレ。そしてスープをスポンジのようにすい込むので、食うと吐き出しながら旨味が一体となって、脂身の甘さを知ります。これはライスに合うタイプ。本来は、並盛りで辛抱した対策として、最後にライスをここに投入したいところでしたが、白飯には「売切」ランプが光っていたから仕方がない。
 
 
 
<ねぎの山盛りに怒りをぶつけてみた(ウソです)>
 
 並盛りに抑制した気持ちは、「ねぎ増し」にして埋めた次第。今回は、ねぎ大好き「ねぎ星人」だからそれにしたわけではなく、心の隙間を埋めるためにそうしたのかもしれません・・・。
 

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 さてこのねぎ。見事で素直な白髪ねぎ。味付けが一切されていないところが、むしろ潔し。苦いだけなら刺激的なのでしょうが、しっかりと甘みを含む白髪ねぎだったので、150円は気持ちよく払えました。ピロピロの太麺によく絡み、しかも歯ごたえが麺とは真逆でシャキシャキザクザクとしたものだから、歯ごたえのカオスが楽しすぎる。またゆっくりとスープにもネギエキスが浸透してゆくから、スープもゆっくりとほのかなカオスへと変化してゆくようです。ボリューム、質感とも文句なし。次回訪問もこれを追加すると思います。
 
 
 
 
 総じまして、「心の闇をも飲み込む大いなる優しさ!素朴と和やかさで出来ているモチモチ醤油そば!」と言う感じで、本当に旨さに心を救われました。次回はもう少し落ち着いた頃、メニューラインアップが完成した頃に再訪問したと思います。まだ、こちらの名物、テキーラの入ったラーメンを食えていないのでいずれ。人間、腹が減っているときはイライラしたり気持ちが落ち着かないもの。お腹が空くのが一番いけないこと・・・だったようです。そんな教訓を噛み締めて、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   イライラが
   募る日常
   茶飯事に
 
 
   怒りも消える
   旨き汁麺
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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