ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5723】札幌 六坊(東京・西早稲田)札幌ブラック 〜札幌系で濃口醤油!?ブラぺ大量に舞い散るアウトロー?スタミナ感とワイルド感溢れる!

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ブラックと言うだけで好きになってしまう

 
 
 ブラック拉麺と言うジャンルは、東京都内なら制覇したいと思うほどハマる味わい。数年前までは、これでもRDBや食べログ等で調べ一時制覇はしてたんですが今は力及ばず。開店日は、行列140名との情報もあり、行きたい気持ちを抑えつつ・・・出勤日の早や退社に合わせ、横浜から東急東横線Fライナーぶっ飛ばして突撃してまいりました。
 

 
 ご存知、名店「渡なべ」の系列。なので退社後ではあるがビールはNothingで拉麺に全力で対峙いたしましょう!だってブラック拉麺なのだから!。
 

 
 
 
<全体> 札幌系で濃口醤油!?ブラぺ大量に舞い散るアウトロー?スタミナ感とワイルド感溢れる!

 
 第一印象は、どこかスタミナ拉麺に似たオーラを感じます。出汁のギラギラ感には動物系エキスのアピール感がありあり。そして深い褐色をたたえる濃口醤油。なみなみに注がれた出汁の上には積み重なる肉と薬味葱。見ているだけでたまらん!
 

 
 そして次には大量に降りかかるブラックペッパーが痛快です。ブラック系の出汁にブラック系の胡椒というダブルコンビネーション!。その発想と実行がアウトローでもあり無骨さが逆にカッコ良いような雰囲気ですな。いかにも男好きな一杯かと思いきや、ちょぼちょぼと女性客も混じるようです。今やとっくに女性はあっさり好きというのも偏見ですな。
 

 
 
 
<出汁> 動物系のコクと炒め具材の甘味!濃口醤油が意外と円やかなれどブラぺで味わいシャープ!

 
 一目惚れな一杯なので、もはや旨いに決まってると感じて啜るが期待を見事に裏切りません。ブラック系というのは見た目と裏腹で結構マイルドなのが実は定石。確かに濃口醤油が分厚いイメージ。しかし程よく溶ける動物系のコクがじわっと一体化しており、いわば肉出汁感覚。円やかな展開なのです。
 

 
 ところが実は甘味もしっかり溶けてる。これは具材のモヤシ炒めの甘味がガッツリと溶けていると思われ、挽肉と玉ねぎの炒め甘味がふんだんに溶けているからかなり食べやすいです。仕上げとしてはブラックペッパー。これでシャープにも感じるし、また肉系の味わいにブラぺは確実に合いますしまとめ上げる力強さが頼もしいかと。
 

 
 
 
<麺>  森住製麺!黄色い地肌が出汁に染まって深い褐色!ヌツヌツ歯応えとボコつくフォルムがナイス!

 

 

 やはり本場の麺は、テッパンアイテムですね。この麺があるだけで札幌ラーメン!と一気に心が鷲掴みされるかのよう。一見透明でプラスティカルな黄色く透明感ある角縮れ麺。それが今回だけは漆黒の出汁を吸い込みますから、漆黒に染まったモヤシと区別がつかないほどの深い色合いです。
 

 
 でもハードに引き締まった縮れめんのヌツヌツとした歯応えがたまらん。そして奥歯で噛み締め潰そうとするが、旨さのあまり飲み込もうとしてしまう。十分な咀嚼を終える前なので縮れ麺のシルエットを喉越しで感じてしまいそう?。
 

 

 

 
 
<野菜> 多めの挽肉と玉葱から滲み出る甘味!出汁と炒めてくたり気味なモヤシが最高に旨し!

 
 厨房が全く見えなかったのですが、炒め鍋で挽肉とモヤシを炒めた感じがよくでてます。そして漆黒の出汁が投入されて炒め煮られたようなイメージ。だからモヤシにはしっかりと出汁の色が乗り移っています。それがモヤシにも出汁にも、旨さを交換したかのようで双方が旨い。
 

 
 この旨さには、挽肉と玉ねぎの役割が欠かせません。挽肉はきっとモヤシを炒める際に肉汁と炒めの香りを軽く含ませるイメージなのかしらん。注目すべきはその挽肉がとっても多くて最後の丼の底にまで残る。また一部の玉ねぎは少し焦げ目があるようだ。それはそれでナイス!。玉葱が炒まったあとの甘味は、優しくとても力強い!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 肩ロース等のスライスがふんだん!肉味に出汁の旨みとブラぺの刺激が激しくマッチ!

 
 初訪問の店では、具材の全部を確かめられる「特製」を選ぶことが多いんだが、最近の物価高でさすがにそれはね・・・ってなヘタレです。なのでデフォルトを選んだんだが、おいおいチャーシューが多くて満足してしまいました。
 

 
 肩ロースを中心とした部位のスライスだと思うんだけど、割と脂身が抜け気味な後に、いろんなエキスが解けた出汁をじわじわと吸い込んで更に旨く仕上がってるって感覚。そこにブラックペッパーの刺激が加わるので、もしここがビール出す店だったら、いつまでもこの肉で侍りたいと思うほど。
 

 
 
 
<味変> 香唐辛子を入れて甘辛に仕上げる!生姜を大量投入して生姜醤油風にも楽しんでみる!

 
 デフォルトで味が完成してると思えど・・・やっぱり試してみたくなる。味変化ってやつを。実はデフォルトの出汁にもニンニクがある程度入ってるのでは?と思ったので(嘘か誠か)、味変はスルーしようと思ったんだが、豆板醤だと思ってたそれは「香唐辛子」であり、摺り下ろしニンニクと思ってたのは「生姜」だった。
 

 
 だったら両方入れてしまえ!やらかした。香唐辛子を入れて甘辛に仕上げる!生姜を大量投入して生姜醤油風に仕上がるイメージ!。生姜が好きすぎて投入しすぎた感は今後の反省です。
 

 
 
 
総じまして「ありそでなさそな創作系札幌ラーメン?大胆な発想とやみつきになりそうな旨さのてんこもり!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。いやぁ〜これは個人的にかなり好きな味わいです。後半は興奮しすぎてレビューに残すコメント気力がほとんどなかったかと。本当はこれに白飯添えて出汁を垂らして食いたい。ここは全メニュー制覇したいと考えております。やはり高田馬場・西早稲田界隈は拉麺的にも楽しいエリア!通し営業ですので激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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