京都人のソウルフード!やっぱり朝ラースタイルがしっくりくるね!
新福菜館 浅草店 (東京・浅草) 中華そば 並 + 金麦 〜ラーメン食べて詠います
- <酒> 金麦:夜の仕事終わり気分でじっくり頂く(気分だけ)
- <全体> 漆黒のブラックスープと純白のモヤシで鮮やかなコントラスト!ふんだんな青ネギも嬉しい
- <スープ> 醤油が効いているのにとってもマイルド!豚骨の馴染みある煮出し感でグイグイと食わせる
- <麺> 汁を吸い込む褐色が旨そう!モヤシやネギ・・・肉を巻き込んでご飯のように食らう!
- <モヤシ> クタる一歩手前の緩いシャキシャキ感!スープに溶けて塩気をマイルドに!
- <チャーシュー> 通称ペラチャー!ミルフィーユイメージで重ねて食らうと旨し!
- 総じまして「京都の正統派朝ラースタイルが浅草に!朝からズドンの染み入る醤油インパクト!」
それにしてもラーメンアプリが無かったら分から無ないほど路地裏。大通りから一本奥にこんな路地があるとは知りませんでした。この一帯は自転車路駐のメッカ状態で、立ち止まってると邪魔だよ!とオヤジに怒られる(笑)。どっちが禁止を犯しているのだとは思うけどね・・・。
<酒> 金麦:夜の仕事終わり気分でじっくり頂く(気分だけ)
休日ですから好きにするぜ!。夜通しの労働者が朝ラーしながら一杯引っ掛ける気分で、金麦を所望!。200円ならリーズナブル。これも昔の早朝京都ラーメン風景だったっけ。まだテーブルセットの隣に銀の灰皿が堂々と置かれていた時代の話。あの頃は怖いオッサン達と思って見てたけど、今ではオッサンの気分もわかる!。人生、飲まなきゃやってられない時期ってものがあるもんです。
そんな苦味を心で感じつつも、金麦の苦味も旨いぜ・・・。グラスにプレミアムモルツと印字されてるので、プレモル気分も味わえてラッキー。350mlをじわじわと味わい出して、ただ配膳を待ちます〜。
<全体> 漆黒のブラックスープと純白のモヤシで鮮やかなコントラスト!ふんだんな青ネギも嬉しい
やはりこの時間、「朝ラーメン」がよく出てますね。なんとワンコイン500円で提供。すげー良心的じゃん!。その他客の注文したそれを眺めていると、おいおい全然寂しさなくしっかりとした麺顔。酒も合わせたから、そっちでも良かったかなー・・・と感じ始めたところでちょうど配膳が完了。それはこんな麺顔でした!。
おおお!もうこれはソウルフード!幼少から青年期まで苦楽を共にした麺顔の一つが、こんな遠く離れた浅草で出会えるとは!そして妙に美しさも感じるのは気のせいか?。昔のそれは、モヤシがはみ出ていたり、ネギ多めと言うとある程度溢れていたような、もっと雑多なものだったよ。ソウルフル、大衆的であってもどこか都会で洗練されたイメージか。
<スープ> 醤油が効いているのにとってもマイルド!豚骨の馴染みある煮出し感でグイグイと食わせる
もう分かり切った味ですが、久しぶりなのを別にしてもやっぱり旨いスープです。ベースは豚骨や豚肉を煮出したものが主体でしょう。結構動物系の旨味がしっかりと出ております。おそらく濃ゆい霞程度には濁っていると思われますが、嫌味や臭みが一ミリもなく、豚の旨味をダイレクトに伝えます。そして適度の塩気を感じて、やはり豚エキスの旨味をググッと引き出しているような味風景。
その塩気には多少の調味料の存在がありましょうが、それを否定は致しませんよ!。旨味と感じる端っこに、微妙な酸味を感じる化学の力はありましょうが、それが良いのです。世の中にグルタミン酸がなければ、とっても味気ない世界になってしまうことでしょう。そこにじっとりと醤油の風味が溶け込むといった感覚です。
濃口醤油が痛快なほどに気持ち良い!。いわゆるブラックラーメンのはしりでしょう。ライスと良く合う塩気感覚が良いね。焼飯にも使われるしっかりした塩気なのに、妙にこのスープに塩辛さや塩っぱいと思えないのが素晴らしい!。ブラック系なのにあっさりと感じるところが、いまだに妙に思えていくらでも新鮮な気分で楽しめます。結構、ここの新福菜館は旨い部類だと思うオレだよ。
<麺> 汁を吸い込む褐色が旨そう!モヤシやネギ・・・肉を巻き込んでご飯のように食らう!
近藤製麺製?・・・第一旭と同じ製麺所だが、同じスペックの麺なのかは微妙。でもほとんど差異は感じられない・・・だってこれだけブラック醤油に染まれば別物のうまさです。京都時代の後半は、いつも「カタメ」を頼んでいたが、最近になってデフォルトの汁浸透した味がいい感じに思えてくる。炭水化物にスープが染み込んだ一体感が旨いのは当たり前だが、醤油が深いだけで実に色が進む!。朝ラーメン(小サイズ)だったら物足りなくなってたでしょうか?。朝からデフォサイズで大正解!。
これをモヤシを巻き込ませたり、ネギに絡めたり、ペラいチャーシューを添えた理して、麺と一緒くたにして食らうのが私の流儀。少々伸びようが、熱ダレしようともいろんな味わいと食感で、子供時代から食らっていたのであります。嗚呼、スープだけでなく麺もソウルを感じるよ・・・。
<モヤシ> クタる一歩手前の緩いシャキシャキ感!スープに溶けて塩気をマイルドに!
京都ではモヤシやネギは多めと伝えるところですが、関東流儀では有料なので自重いたしました:汗。しかしこれで十分!。デフォルトでこの盛り上がりですよ。結構熱々で、もう少しでクタる・・・いっぽ手前のシャキシャキとした感触。淡い甘味と水っぽさが、ブラックスープに溶けるとマイルドにさせるようです。一旦スープに上から押さえつけて沈めるのも一興でございます。
<チャーシュー> 通称ペラチャー!ミルフィーユイメージで重ねて食らうと旨し!
写真メモ撮るの失敗して残ってないが・・・ペラいと揶揄された肉が、結構ふんだんに入っておりました。完璧にブラックスープが浸透しまくりですが、これがまた噛みしめると旨い!。麺を巻き込みながら食らう以外に、ネギとモヤシを肉で巻きながら食らうのもビールを進ませます。これは重ねて大胆に食らうのが一番。決して一枚づつ食って突き抜けない感触で終わってしまわないように!
総じまして「京都の正統派朝ラースタイルが浅草に!朝からズドンの染み入る醤油インパクト!」
・・・と言う感想。次は昼か夜に来て、名物のブラック焼飯も添えて食いたい次第。この大衆的な味わい・旨さは浅草の雰囲気には馴染むと思いますので、長く続くことを切に願います。最後に朝ラースタイルも継承してくれてありがとう!浅草に縁がある方々に激しくオススメ!感謝も込めて・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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