ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4076】 麺尊Rage (東京・西荻窪) 【限定】特製 甲州地どり つけそば 〜ピュアな旨味で迫力ありあり地鶏つけ麺!艶めきハンパない昆布水つけ麺!

いい店は関係ないみたいね・・・コロナ影響の話
 


麺尊Rage (東京・西荻窪) 【限定】特製 甲州地どり つけそば 〜ラーメン食べて詠います


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 ちょっとコロナの影響でテレワーク・サテライト勤務・時差出勤をトライアルする羽目になりました。ラッキーと喜んだのですが、学校も休校となり息子も自宅で宿題三昧。そしてまさか妻も会社から分厚いノートPCを持って帰ってくるとは思いもしませんでした。何だか自宅で仕事するのが急に暑苦しく思えてきた(笑)。
 

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 そんな感じで気分転換も兼ねて、サテライト勤務するついでに、久しぶりに麺尊Rageへと。MONDAY RAGE という限定だけの日ですが、コロナ騒動で空いてるかも・・・・っと思っていたら大間違い。満席でした。嗚呼・・・やっぱりいい店は関係ないのね。しかし入口前で待てるのはラッキーはほうで、その後一気に道にはみ出るまで、人の行列が延びた!。そのうち安倍首相から、行列店の営業自粛要請があるかもしれませんな。
 

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<全体> 久しぶりの王道昆布水!醤油の漆黒さに地鶏のコクがギラギラ煌めくド迫力!

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 この日は「甲州地どりそば・つけそば」だけ。つけそばは、あの昆布水仕様とのことで、これもラッキーな巡り合わせです。本来ビールも飲みたいところを辛抱する代わりに、特製とさせてもらい、いろんなことの憂さ晴らしです。そんな働いているのかそうでないのか・・・奇妙な日のランチはこんな豪勢な一杯です。麺顔はこれ!。
 

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 おおお!肉の艶っぽさと質感の迫力!昆布水と地鶏エキスでギラつく色彩感!配膳の瞬間はまさに空気が入れ替わる感覚!。麺尊Rageは煮干の店ってなイメージですが、このつけそばはやっぱりこの店の名作。ちょっと存在感が他とは違う気がします。昆布水は既に麺の隙間から持ち上がりかけているように、麺もいつも以上に艶々と感じるが、座った位置?照明の関係ってのもあるのかしら。ここのつけそばってこんなに眩しかったっけ?などと失礼ながらも訝しんでしまう・・・。
 

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<つけダレ> 甲州地鶏100%の迫力!麺を入れて啜る度に浸透する昆布の旨味でとろり感マシマシ!

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 鶏と水だけで仕上げたスープ。これを漆黒の醤油ダレと合わせますが、鶏油がゆったりと漂ってて旨そう。まずそのままで味わいますが、醤油のピッチリとした塩気と熟成感じる芳醇な香りが濃密!。バターのような濃密さの一歩手前って感じの鶏コクで、重くないのも好印象です。塩気が高いながらもそのまま少し無理すれば、ゴクゴクと飲み干せそうな旨味バランスがいいね。
 
 
 何にせよ、昆布水つけそばの面白さは、味がゆっくりと昆布水の影響を受け続け、そして増幅し、フコイダンのような円やかさが濃ゆくなってゆくところ。汁そばでは体験できないダイナミズムですな。濃ゆい味わいがゆっくりと馴染みの濃ゆさに変化してゆく。薄まってゆくのとは違い、味のバランスが変化してゆくだけなので、トータル旨味は減るきがしません。
 

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 また中には炙り系のチャーシューも沈んでおり、これもゆっくりと味風景に溶け込んでゆくよう・・・。豚肉ならではの焦げた香ばしさが醤油味にはピッタリ!。時間が経つほどにカオスさが高まるのが実に痛快な旨さえす。
 

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<麺皿> 美しくまとまりしなやかなストレート細麺!昆布水持ち上げまくりで甘味も感じる旨さ!

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 昆布水そのものが出汁の素。少々塩を振りかければそのまま麺を平らげることができそうな??。加水はやや高めでキッパリとしたストレート細麺が、とってもしなやかで、隙間という隙間に昆布水を巻き込みまくりです。箸で持ち上げてもべっとりと絡みつき、つけダレに投入したあとでも、そのまとわりが直ぐには剥がれない。なので、ちょっと啜る力を上げるだけで、ズボボボ――――っと啜るというより、ズコッ!ズコズコ!と塊がクチの中へと飛び込んでくるような気分です。慌てて咀嚼するが、元々密度感がそれほど高くないので、噛むとクチリと安易に潰れてゆく。そしていきなり昆布エキスと醤油味の合体感ある旨さを楽しめます。
 

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 昆布水だけじゃないね・・・とろろ昆布。乾いた部分一気に無くなり、昆布水全体に溶け込んでゆきます。これがまた全体のトロトロ感覚を高めてくれる。とろろ昆布の固まりを食らうと、そのまま昆布水の固まりを食っているような気分でこれもオモロイ。
 

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 また他の薬味が何気にいい仕事してます。レモンはなるべく麺の地肌に直接かけるようにするといいね。微妙に残った酸味が、つけダレと一緒にすするときに、仄かな清涼感を表現してくれます。味に彩がまた増えたようでこれまた快感。また飾りのように七味が一筋だけ降りかかっているが、この部分も醤油ダレにはナイスマッチ!。醤油味一辺倒だった頭の中に、チリっと刺激を与えて気持ちをリセットさせてくれます。
 

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<チャーシュー> 思い切ったレアっぷり!王道鶏豚2種の肉!本来旨さを知る!

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 これまたいつも以上に思い切ったレアっぷりと感じました。仄かにピンク色が残っているとうレベルでなく、生感を最大に活かしたような風貌。豚は肩ロースで鶏は胸肉っぽいが、どちらも見た目以上に繊細な質感です。豚は、脂身が多そうに見えてそれらが非常に細かい溝に入り込んでいる。なのでぶよぶよ感が一切なくて、噛むと潰れて脂身特有の甘味を発する。つけダレの塩気とベストマッチです。
 
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 鶏肉がまた心配になりそうなくらいレアっぽい。ちょっとこのご時世、体調管理には気を付けたいので、本当にレア度が高い一切れは・・・すみません、信用してないわけじゃないが大事をとってお残し。ただ、やっぱり鶏100%のを昆布水でやや薄まったタレと絡むと、艶っぽさがハンパないね!。それに本当の肉の滋味ってのを強烈に感じまして・・・嗚呼、この瞬間に酒がないのが悔やまれる。旨すぎてもはや罪です。
 

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<味玉にハズレなし> 出汁の浸透感と卵黄のコク深さ!迫力ある色と旨味!これは唸るよ!

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 失礼になってしまうかもですが・・・ここの味玉こんなに旨かったっけ?と言うより完璧すぎたっけ?と感じるほど「絶品」。柔らかさ・出汁の浸透・卵黄の旨味・色合いどれもが完璧でございます。柔らかさは卵黄の仕上げによるが、それがトロトロであるだけでなく、白身がふわふわしており全体としてフカフカと感じられるほど。また深く浸透した出汁が上品で薄味なのも仕上がりの良さに貢献してます。卵黄は絶品で文句なし。出汁の浸透と一体化でマチュアな甘味で占められるのが多いなか・・・・ちゃんと卵黄本来の味も残しているので、本当に玉子食ってると感じさせてくれる。割れてつけダレの中に落ちても、濁らせることがないのも所作がいいね。迫力ある色と旨味!これは唸る。嗚呼、やっぱり味玉にハズレなし!。
 
 

 

 
 
<昆布水割り> 全部投入!割って衰えしらぬ甲州地鶏の明るいコク!昆布水で更に明るくぴっかぴか!

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 本当に麺に絡みまくるので、残った昆布水は少な目でした。なので一気に全投入。甲州地鶏のコク脂がまだまだ色濃いところに、ささっと霞がかった昆布水が散る・・・。一気に醤油ブラウンが柔らかいイメージに変わります。出汁の味わいとしてはこれで完成形。濃密な昆布水と芳醇な地鶏の旨味!。それらの香り高めるピッチリ醤油感!。フツーのスープ割より温度が低めなのが気がかりという人もおられましょうが、滑らかな旨さを堪能するなら、常温ちょい高め程度がむしろ風味高くてよいのかもしれませんね。全部飲み干してある程度腹パンとなり大満足でフィニッシュです。
 

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総じまして「ピュアな旨味で迫力ありあり地鶏つけ麺!艶めきハンパない昆布水つけ麺!」
 
 ・・・と言う感動!。まさに地鶏と昆布水両方のピュアさがぶかる旨さのカオス!。こちらは何を食ってもパーツそれぞれが質感高し。得に今回のつけそばは、それを強く感じさせてもらいました。いつもあるメニューではありませんが、まめにお店のTwitterをチェックしてみましょう。特に昆布水系好きなかたには激しくおススメ!。旨し!興奮冷めやらぬまま・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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