牡蠣大好き「牡蠣星人」だったら一回行っとけ!
麺や 佐市 (東京・錦糸町) 牡蠣・拉麺 + 追加牡蠣 + サッポロ生ビール黒ラベル 中瓶 〜ラーメン食べて詠います
- <酒> サッポロ生ビール黒ラベル中瓶:まさにスタンダード!程よい冷たさと苦みが料理に合うね!
- <全体> 全体的に牡蠣が溶けた感覚!深緑のようで黄土色にも見える牡蠣ペーストな色合いと深み!
- <スープ> 深緑のようで黄土色にも見える牡蠣ペースト!色合いと深みに牡蠣エキス満載!
- <麺> 丸山製麺:中細のボコついた捩れ!引き締まり強めのヌツヌツ歯応え!濃ゆい牡蠣味を受け止める度量
- <牡蠣> ソテー仕立てのプリプリ感!醤油出汁とバターのコク?が滲んで一層酒を欲する!
- <味玉にハズレなし!> すごく深く出汁浸透し濃密度が素晴らしく高め!ネットリ熟した感覚の味玉絶品!
- 総じまして「牡蠣を愛する人なら行くべし!牡蠣のすべてが溶け込む濃密崇高牡蠣そば!」
入って何だか笑いそうになるが、みな同じ年代のオジサンたちばかり。オレも混じって遜色なし!。そして9割程度がみな「牡蠣拉麺」。佐市拉麺とつけ麺が一人づついた程度で、どうもこの界隈ではこの一杯が名物として君臨していそうな雰囲気ですー。折角ですから、牡蠣の追加ボタン、そして瓶ビールボタンも押したのでありました。
<酒> サッポロ生ビール黒ラベル中瓶:まさにスタンダード!程よい冷たさと苦みが料理に合うね!
休暇のビールは格別に甘く感じるね。まだ明るいから背徳の甘味も混じるのか?。人それぞれなんだが、サッポロは食事に合うと勝手に思っているんだよね。スポーツ観戦ならスパードライ。プレミアムモルツは夜にまったりと飲みたいし、一番搾りは・・・あ、これも料理にとても合うね。特に和食には。
グラスはオレの家にもあるデュラレックス。それがキッチリと冷やされており、キレイな保管だから泡立ちもきめ細やか!。うん・・・冷えた感じもいいし、たかが瓶ビールでもきっちりしてるよ!。思わず一本短い時間で空けてしまいそうになる(笑)。
<全体> 全体的に牡蠣が溶けた感覚!深緑のようで黄土色にも見える牡蠣ペーストな色合いと深み!
牡蠣が好きな割にはあまり詳しくないんだけど、夏の牡蠣と冬の牡蠣はちがうんだよね。夏は岩牡蠣、冬は真牡蠣。南北に長い島国だから、一年中旨い牡蠣が食えるのが日本に生まれてよかったと思うこのごろ。歳を重ねるごとに牡蠣が恋しくなり、もう冬の宴会は神田の牡蠣小屋に一本化してしまえと思ってるこのごろです。そんな牡蠣への熱い思いで待ち受けたのがこの一杯!。この麺顔です。
おおお!この濃厚な深緑はまさしく牡蠣の腸連想!まるでポタージュを思わせる濃密さに牡蠣エキスの凝縮を感じてしまう!牡蠣大好き「牡蠣星人」なオレとしては興奮して気が遠くなりそう・・・。また惜しげもなく刻み海苔が投入されておるところなど、牡蠣スープの風味貢献に期待できそう!。すぐそばで今までソテーされてた牡蠣はダイレクトにトッピングされており、お姿の香ばしさとプリプリ加減が見て取れる!流石、佐市の名作「牡蠣拉麺」。プレゼンスがハンパねぇ~。
<スープ> 深緑のようで黄土色にも見える牡蠣ペースト!色合いと深みに牡蠣エキス満載!
レンゲを静かに差し入れると、案外サラサラとして流れ込みますが、濁り方がハンパなくどうも粘度を思いがちになる。まさしく牡蠣の腸イメージのモスグリーンですが、煮干しも入っているのでしょうか。また牡蠣煮干って変わり種もありましょう。最初の一口目から牡蠣がガンガンと響きわたるのが凄く旨い!。
濃密なのにくどくない。牡蠣の旨味自体がエグミなのかもしれないが、そこに嫌味がないと言えましょう。牡蠣好きならゴクゴクと飲み干せてしまう。そこに刻みのりが混じり込んで、ちょっとした貼りつき感を高めてくれますね。確かに海苔風味もありますが、見た目の山盛りほど強くなくほどほど。これがスープの具材と化して漂うばかりでなく、あちこちに貼りつくのが面白いところです。
意外と塩気が高いようで少な目?。牡蠣のエキスだけで十分ってカエシの感覚です。塩気の中に微妙な醤油感の漂いもありましたが、気のせいだったらあしからず。スープの色合いでは分からず、後味だけの想像・妄想なので・・・。
<麺> 丸山製麺:中細のボコついた捩れ!引き締まり強めのヌツヌツ歯応え!濃ゆい牡蠣味を受け止める度量
濃厚煮干しならパツパツストレート細麺。同じ濃密でも対極的な捩れ中太麺。加水感もベクトルは別でこちらはやや多め。しかしモチモチとした明るさよりも、ぬっつりとした密度を感じさせます。炭水化物を噛み締めて味わう旨さ・・・ここに濃密な牡蠣エキスがまったりと流れ込むと、濃ゆい味を受け止めるようで、それからの咀嚼がたまらなく楽しくなってきます。
ぼこぼことしたフォルムも口当たりやのど越しのシルエットが楽しめます。ズボボっと短くしか啜り上げられないが、その後の嚥下へと向かうまでのヌチヌチ感も実にいい感じ。また途中から刻みのりが貼りつきまくったりしますが、これも味の滲みでまた面白い味わいの一つでしょう。
<牡蠣> ソテー仕立てのプリプリ感!醤油出汁とバターのコク?が滲んで一層酒を欲する!
折角ですから牡蠣を追加させていただきました。注文に応じて都度ソテーされてる。何やら醤油出汁っぽいタレとバター?か何かでささっと炒めた感じ。熱々で歯応えプリプリ。舌ざわりはフルフルと震えるような感じで、独特の貝エキスとタレの合体した旨味を口の中で吐き出します。
実は少しビールを残しておいて、ゆっくりと牡蠣とビールで楽しみます・・・。ううう、牡蠣の風合いがビールの苦みに反応する!。花粉症でも感じる牡蠣風味が鼻を抜けるような感覚・・・最高でございます。
<味玉にハズレなし!> すごく深く出汁浸透し濃密度が素晴らしく高め!ネットリ熟した感覚の味玉絶品!
チャーシューは入ってなかったので、あとは味玉に集中しますが、これも少し度肝を抜くよ。見るからに出汁がしっかりめに浸透していそうな茶色。割ると白身部分は全部醤油色にそまっており、中の卵黄の濃密さがハンパない。ネットリとした深いオレンジ色。深い色合いだがピカピカしているようにも見えて、全体がネットリとしております。味わうと出汁と卵黄が融合しきった濃密な旨さ!マチュア感覚極まる旨さが最高!。この味玉ハズれなしというより恐るべし。
総じまして「牡蠣を愛する人なら行くべし!牡蠣のすべてが溶け込む濃密崇高牡蠣そば!」
・・・と言う感動!。オールシーズンやっているのでしょう・・・これなら夏の冷しバージョンはどんな展開になるのかが楽しみ。これはまた行きたくなってしまう・・・牡蠣めしがかなり旨そうで目に焼き付いてしまった。ちょっと通いにくいロケーションですが、定期的に訪問したいと思う次第。旨し!牡蠣好きなら激しくおススメ!。そんな感動を胸に・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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