世田谷でガッツリ二郎系と言えばココだよね!7年ぶりに訪問してみたよ
今日も「二郎系で塩」を狙ってみました〜。しかし、朝から東京23区に絞って「二郎系」「塩」でネット検索してみましたが、日曜日で営業してるとこ少ない〜。結構粘り強く探したところ、「塩つけめん」なら何とかゲットと言うことで、久しぶりに「らーめん陸」さんへとやってまいりました。なんと調べてみたら、7年以上ぶりの訪問。確か冬の寒い夜を長い距離をテクテクと歩いて辿り着いた記憶あるわー。今回は、晩秋で冷たい風が少し吹きつつありましたが、快晴で気持ち良い散歩になりました。
しっかしさすがは世田谷区ど真ん中だぜ!。行列客の年齢層が全然若い!。大学が近いと言うのもあるけど、休日昼間だよ。しかも女子やカップル客なども多く、二郎系だと言うのにオッサンたるオレはかなり浮いておりました。やはり「麺少なめ」と言う設定が分かりやすいからだろうか・・・二郎系にもラーメン女子は進出してきたと特に実感できますねー。
こちらは食券を手渡すときにコール。麺のカタサ・脂や味の濃さ・そして野菜の量など。「ニンニク入れますか」コールはありません。テーブルセットに完備してます。そしてそのニンニクがとてもフレッシュでして、蓋を少し開けただけで鮮烈な刺激が漂ってきそうです。案内されるまで、店内待ちの座席に座ってましょう。グループ客の場合、こう言うタイミングで気を利かしてくれるので、そんなところも人気のポイントかもしれませんね。


<全体> 豚肉と野菜を見ているだけで旨さの質感高さがありあり!塩つけダレもしっかり野趣を漂わせる!
一点だけ激しく迷ったのが「パクチー」。券を渡してからもやっぱり追加しておくんだったかもと優柔不断さが抜けません(汗)。今からでも遅くない?現金精算を申し入れようかとタイミング計ってたら、カタメコールの先客の配膳が始まりだしたので、今回は諦めました・・・。ちょっと自分にマイナス気分で受け取った麺顔がこんな感じ。
おおお!ちょっと綺麗?優しい?心地良さそうなアピール感!。野菜はマシにしましたが、そんなに暴力的な盛りではないものの、しっかりと盛り上がりで興奮させてくれる。そしてキャベツの青さが多くヘルシーとすら覚えます。また豚肉と塩ダレも柔らかい色合いで、どこかしらパステルチックな優しい表情。そして隙間から覗ける麺は、心なしか引き締まった感じでゴツゴツとしておるではないか・・・。
<つけダレ> しっかりめな塩気の濃ゆさがいい塩梅!「塩豚骨」と言わんばかりの動物系エキス感も色濃いよ!
そもそも二郎系でつけ麺というのは、過去数回程度しか食えてないオレ。ただでさえパンチ感じさせる二郎系スープが、つけ麺になって更に凝縮していると思えばタジタジだったからです。ところがこれをひと匙レンゲで掬って味わいだすと、そんなにワイルドでもなく、じっとりと豚骨エキスを感じさせつつも、塩気がやや強い程度でとても味わいやすい!。
パンチが少ないわけでなく、しっかりと獣感も滲んでおりますしだからと言って嫌味はなしです。ネギの風味すら覚える部分もありなむかと!。ここに野菜やら麺やら豚やらを順に入れては食い続けると、これまた一層マイルドに変化してゆきます。野菜からフレッシュな甘味をもらうし、麺からはオーションの風味を吸収し、より複合的でカオスな旨みへと進化してゆきますよ!
ぼやぼやしてたらニンニクの投入を忘れてしまいそうでした。慌ててレンゲひと匙弱ほどの量を溶かし込みますが、これまた二郎系らしいシャキッと背筋が伸びるような刺激感が生まれていいね!。後半からかなりマイルドに変化してゆきますので、自分でニンニクを追加調整できるって非常に嬉しいサービスです。
<麺> 自家製麺:うおおお!うっ旨ぇ!これほどまでにダイレクトにオーションの風味が濃ゆく伝わるとは!
オーションの風味食らっていい気持ち・・・。それは府中二郎だったり、蓮爾系だったり。二郎系つけ麺には素人同然の私には、この風合いの旨さにかなり感動をしてしまいました。茹で上がりをきっちり流水で熱を取り除き、引き締まりを与える!。これを熱いつけダレに投入し、微妙に温め直したような状況で口へと運びくらうが、この時のオーション風味の濃ゆさと、その清々しさがたまらんのだ!。うおおお!うっ旨ぇ!これほどまでにダイレクトに風味が濃ゆく伝わるとは!
前半は外カタなイメージでワシワシとタレに付けながら食う。地肌が漆喰のようにツルツルしてるから濡れる程度に塩味が乗ります。そこを噛み潰すとフレッシュなグルテンの風合いがふわっと鼻腔を駆け抜けるようなイメージが広がりますよ。切り口には芯が見当たりませんが、中心部の引き締まりが強く感じられて、歯応えとしても楽しい!。
ゴワゴワボコボコと捩れ縮んでいるところも、歯応えとしては面白く伝わってきます。とても野菜にも絡みやすく、後半はもう野菜とあえて絡めるようにして一気に口へと運びます。並盛りだと270gらしいけど・・・更にもう270g食えそうな気さえするじゃないか!。食えば食うほど、旨さで腹をすかせる凄い麺だ・・・。
<ヤサイ> キャベツの色合いや質感!ボリューム感もナイスで塩ダレにつけると一層甘く感じる逸品!
そんな感じで前半はきっちりと野菜と麺を分けて食ってたんだが、麺との絡みが面白くて全体的に絡めて食い切りました。比較的キャベツが多めで、それがまた塩ダレと甘辛い構造となって旨さ倍増って感じ。質感も大変高いため、野菜の甘味が引出されただけでなく、シャキシャキとしたフレッシュさもキープされてたところがいい感じです。実際、麺がいくら旨いとは言え500gも食えんとしたなら・・・野菜マシマシはやっておきたいところですね。この野菜ならもっと食える!。もっと欲しい!。
<豚> 実にしっかり分厚目なスライス肉2枚!肉質と脂身の本来旨さと塩ダレ風味が抜群に合う!豚追加必須!
ロースとバラの部分が一枚ずつ。塊やブロックと言うタイプじゃなくスライス肉。しっかり目に分厚さもあり、圧迫感なく食えます。歯応えが柔らかいようで、噛み心地も与えてくれるもので、スポンジを噛んで旨味を絞り出すイメージで食い続けます。脂のトロトロさは少なく感じたけど、これはこれでアリですね。これも塩ダレに付けながら食いますが、薄味がちょうどいい塩梅で最後まで楽しく食えました。次回は豚マシも必須となりましょうか・・。


総じまして「オーション風味とじっとり塩気のハイパフォーマンス!思わずお代わりしたくなる痛快塩つけめん!」
・・・と言う感動!。いや〜・・・割とこの店ではマイナーなメニューかもしれませんが、ちょっと凄いよこの逸品。確か尾山台にも支店があったはずなので、こちらも合わせて訪問必須と言う感じです。二郎系のつけめん・・・また新たな好奇心の扉を開けてしまったかも(笑)。都内のガッツリ系好きなら訪問必須なお店。未訪問なら激しくオススメです!。そんな今回の旨さの喜びと感動を抱えつつ・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
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