二郎系にも夏が来た!今年もガッツリ食って暑さを乗り切りましょう!
用心棒 市ヶ谷飯田橋 (東京・市ヶ谷) 冷やしまぜそば・辛脂ガリマヨ増・ニンニク増辛揚げ 〜ラーメン食べて詠います
- <全体> スタミナ&ヘルシーな面持ち!?爆食モードなサラダ感覚??
- <タレ他> ちょっとだけ残った豚骨醤油に・・・卵黄&ニンニク!そしてマヨネーズが溶けてゆく
- <麺> 浅草開化楼:ヌッチリしたハードな密度感にオーション系の風味が豊か!個性的薬味の絨毯爆撃を受けても動じない旨味!
- <豚> ガリマヨ塗れでツナのように柔らかい肉繊維!解れる豚バラブロック肉旨し!
- <薬味①> 辛揚げ:麺に混じってサクサククランキー!汁に混じって辛味ダレに変化させる!
- <薬味②> 辛脂:フツーの背脂や辣油とも違うコク深くホットな刺激!
- <ヤサイ> 茹で揚げの透明感とザクザク瑞々しい歯応え感覚!あらゆる薬味の旨さを絡めて食らう嬉しさよ!
- 総じまして「ガツガツ食っても罪悪感なし!?もはや夏の定番!サクッと食える二郎系冷やし!!」
前日の肌寒い梅雨気候が嘘のように晴れ渡る市ヶ谷界隈を、汗かかないようにゆっくりと飯田橋方向へと歩むと、辛味噌系の大塚屋は、炎天下に近い中で行列発生中。すぐその先にあるこちらは、ちょうど街路樹が店前に日陰を作り出してて超ラッキー。多少乾いた風も流れていたので、いい感じでクールダウンが出来たところで開店時刻を迎えました。
ちなみに東京23区内の「二郎系冷やし」については、一時期まとめたものがありますので、よろしければ下記ご参考まで。近年もうすっかり定着したカテゴリーとなってる様相です。
ところでこちらのコールは二段階形式。まず食券にトッピングや味の濃さなどを赤ペンで印をつけて提出。そして出来上がり直前で「ニンニク・ショウガ・辛揚げ」などを口頭コールと言う流れ。お互いに間違えなくていいし楽だよね。
<全体> スタミナ&ヘルシーな面持ち!?爆食モードなサラダ感覚??
年々、食える量が減ってる自覚あり。近年では二郎系では「少なめ」が主流になってる私ですが、一年前のここでも「少なめ」をチョイスしております。しっかしねぇ〜並300gは最近は可愛い女性でもペロリと平らげるご時世ですから、少しばかり悔しいじゃないか。今年はせめて並くらいは食いましょうと、麺量300gのそれとさせていただきました。その代わりヤサイ増はご法度。チューニングは辛脂ガリマヨ増・ニンニク増辛揚げのみとします。そんな麺顔はこんな感じ!。
おおお!ヤサイが普通で二郎系盛り上がり方が優しく見えますが、実は丼がお椀の様に底深いので、写真よりボリューム感はありあり。しかも受け取った瞬間、手に伝わる冷たさがあり、ひょっとして器も丸ごと冷やしているのかも?。ワイルドな外観ながらきめ細かい心配りも見え隠れです。中央に聳え立つヤサイと鰹節は落ち着いて見えますが、色彩的には、卵黄の眩しいイエロー、辛揚げの目立つオレンジ、青葱の深いグリーンと鮮やかに展開。そして雪の降るようにガリマヨが一面に広がりますから、迫力満点でございます。
<タレ他> ちょっとだけ残った豚骨醤油に・・・卵黄&ニンニク!そしてマヨネーズが溶けてゆく
さあ実食!まずは天地返しの儀式を始めますが、見た目は完全に汁なし系であっても、そこには汁がある程度溜まってます。ライトな豚骨醤油系の馴染みある茶色のスープに、ガリマヨが溶けてクリーミーな展開。さっぱりした味わいがベースに広がってる。そこにニンニクを遠慮なく溶かし込んで行くと、ジリジリとした刺激とフレッシュな切れ味でパンチが一気に効いた味わいに昇華!。やはりニンニクは「増」にして正解!。
そして卵黄。生の卵黄と生のニンニクは、最高のスタミナ食って感じのコンビネーションで相性が最高。これが意外と粘りがありまして、箸で突くとプチッと割れると思いきや膜が粘ります。割れた後もねっとり感があり、濃密さがあり!。ガリマヨに塗れた青葱やヤサイと絡めたりしながら、ゆっくりとタレにも溶かして行きます。
ヤサイの水分で薄まるのが気になる人は、テーブルセットもご利用あれ。一味とブラックペッパーがあるのはフツーですが、ラーメンだれとカレースパイスも備わってるのがナイス!。この際、味のカオスを思いっきり楽しむのも一興でございましょう。
<麺> 浅草開化楼:ヌッチリしたハードな密度感にオーション系の風味が豊か!個性的薬味の絨毯爆撃を受けても動じない旨味!
忘れてました、ここ開花楼だったのね。縮れと言うよりウネリが強いフォルム。二郎系特有の茶褐色の地肌と風味の強い感覚はオーションを容易に連想させます。実に太麺!剛麺!と言ったフィーリングで、幾分か長めに茹で上げられたとは言え、ガッツリと氷水で冷やされ引き締められた麺は、非常に強いクッシリとした歯応えが特徴的。久しぶりなので気分は痛快です。
啜り上げもワイルド!。ズボボボっと啜れないほど重みを感じる麺ですし、また中途半端に強く啜ると麺が暴れてハネを撒き散らすばかり。口をやや気分的にワイドに広げながら、少し啜ってはワシワシと食して行きましょう。ヤサイも巻き込みながら、大胆に男前に食らうべし!。
またこれほど個性的な薬味やトッピングたちに塗れても、全部受け止める強さがいいね。味に染まると言うより、どんな味に混じっても、オーション麺の味わいの濃ゆさと旨さを伝える感覚!。やっぱりこう言うところが二郎系の痛快さの一つと言えましょう。
<豚> ガリマヨ塗れでツナのように柔らかい肉繊維!解れる豚バラブロック肉旨し!
ヘタレなので今のオレでは、300gで遭難するかも・・・と思って自重したが、豚1枚でも追加しておくべきでした。非常にサラダに入ってるツナのような感覚で絶妙にガリマヨに合う!。フカフカの豚バラ肉のようでもあり、解れやすい肩ロースの様でもあり、重くなくともガッツリと食えるイメージ。
箸で解れる柔らかさとスポンジのようにタレを吸いまくる能力をお持ち合わせております。モヤシと絡めて食うとまさにサラダ感覚ですので、豚追加はオススメかと!。
<薬味①> 辛揚げ:麺に混じってサクサククランキー!汁に混じって辛味ダレに変化させる!
二郎系でもこの用心棒系統ならではのアイテムが「辛揚げ」。粋な方なら別皿で!と注文をつけたいところですね。単に一味塗れの揚げ玉なのだが、これが一味でコーティングされているのかと思うほど、汁に濡れても湿り切らずにサクサク感がいつまでもキープ!。いろんな具材と塗れてサクサクとクランキーな歯応えを弾けさせつつ、ゆっくりと辛味と香りを滲ませてゆくのが秀逸。二郎直系では味わえない楽しさがここにあるって感じですねー。これはコール必須アイテムでしょう。ぜひ次回はダブルでお願いしたい!。
<薬味②> 辛脂:フツーの背脂や辣油とも違うコク深くホットな刺激!
こちらは「背脂・辛脂・黒脂」と3種類から選べます。昨年は「黒脂(焦がしニンニク)」を選んだため、今年は「辛脂」にしただけのことだが・・・個人的には正解でした。辛揚げとかぶるアイテムのようで、別の楽しさがありましょう。例え方が難しいが、フツーの背脂や辣油とも違うコク深くホットな刺激!。いや、背脂と辣油のいいとこ取りなのかと!。
ぬめ〜っと絡みつくようにヤサイや麺にまとわりつき、ググッとオレンジ色に全体を染め上げてゆく。尖るような辛さでなく、じわじわとコクの中にゆっくりと広がる辛さがいい!。実に後半の味変化としては楽しめます。冒頭からガッツリ脂感で楽しむなら「背脂」。途中で風味や味変化を期待するなら「辛脂」か「黒脂」がよろしいかと!。
<ヤサイ> 茹で揚げの透明感とザクザク瑞々しい歯応え感覚!あらゆる薬味の旨さを絡めて食らう嬉しさよ!
最後になりますがヤサイ。ヘタレなオレでも、ヤサイ増しくらいはやって良かったかも。別に体調が良かったわけではないが、非常にライトに食えるので負担が少ない。一度茹で上げたものを冷たくしてるのか?。クタっとし切ってないが、全体的に茹で後の透明感がありつつ、しっかりと冷えているのが印象的。まさにガリマヨ塗れでサラダ感覚として美味しいかと。そして何にでも染まるイメージで、あらゆる薬味の旨さを絡めて食らう嬉しさよ!。全体的に振り返れば・・・300gでも豚追加・全マシでも食えたような気がします。
総じまして「ガツガツ食っても罪悪感なし!?もはや夏の定番!サクッと食える二郎系冷やし!!」
・・・と言う感動!。やはりこの系統食えば、気持ちが盛り上がってきます。いよいよ夏の麺活本格稼働と言う感じでしょうか。真夏だと駅から多少テクテク歩くことになりましょうが、汗かいた分、二郎系冷やしは旨かろうかと!。今年の夏は猛暑型との噂ですから、今のうちにこう言うの食ってスタミナ付けておきましょう。学生さんたちだけでは勿体なし、リーマンオヤジにも激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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