ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3944】 中華そば 児ノ木 (東京・落合) 味玉純煮干そば + 和え玉 + アサヒスーパードライ中瓶 〜圧迫感ない煮干純度の高さ!煮干の苦味と旨味が研ぎ澄まされ凝縮!絶品煮干そば!

いつの間にかスケールアップした旨さに進化!6年ぶりに訪ねてみたよ!
 

 

 

 東中野に注目集める新店舗ができて・・・それがとても訪問ハードルが高い(汗)。実は2度目の実食を狙って一時間前に突撃してみたものの・・・地下フロアから人の列が地上まで溢れておりました(汗)。ギョーエー・・・そんな待てない。その他の店も行列覚悟だろうから、ちょっと落合まで歩いて移動してみました。サブで押さえていた「児ノ木」さんに向かうために・・・そこだったら待てずに食えそうな気がしてね。

 

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 狙い通り!すんなりと入店し座れましたよ。やれやれと言う安堵感でビールもいっちゃいましょう!。明るい女性スタフさんが気持ちよく対応してくれますが、確か開店時もおられたと!たった一度の訪問ですがよく覚えていますよ。ご店主と親子なのかな。質実な仕事ぶりを感じる中で、とてもハートフルな空気感。
 

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 さて今回は、結論先に言うと、前回訪問(6年前)イメージよりかなり進化してて驚きの旨さ!。純煮干ってメニューが新たに加わっており、それを興味津々でいただきましたが大正解!。フラれた店のサブ候補で訪問したのが失礼にあたるかと感じたほどにね。
 

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<酒> アサヒスーパードライ:家でも外でもいつでもこれ!安定した旨さの国民的ビール
 
 休日は必ず飲む!ビールの泡の煌めきを毎週スマホに落としながら、グビグビと味わいます。今更解説するビールでもないが、スーパードライはやはり飽きない。昨夜も実は飲み会でかなり飲み干した銘柄だったし、家に帰ってから飲み直したのもこの銘柄。消費税上がってから550円って店が多い中、こちらは500円キープのようでしたー。
 

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<全体> 研ぎ澄まされた煮干の泡立ち濃ゆさ!?肉質ともに迫力感バリバリ!!
 
 それにしても、どうして最近になって二郎系ばかり食ったり、酒宴や酒量が増えたのか・・・。ちょっと仕事内容がまた変わったからなのさ!。その緊張をほぐそうとしてしてそうなってる。ラーメン屋に来ても少しそんなことが頭によぎったりします。ええい、やめやめ!と払拭しようとしたところで配膳タイミングとなりました。それがこんな麺顔!。
 

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 おおお!純煮干と聞くからに相当粘りとパンチあるニボニボ予想でしたが、妙に食べやすさを感じるサラサラ感!そして光沢感!。ライト煮干かと思いきやさにあらず・・・煮干の色合いの濃ゆさと、丼の内側に張り付く煮干エキスの泡立ち。これはちょっと北区や銀座にあるあの系統を少し連想させるではないか!。しかもどこを切っても質感の高さがアリアリ。チャーシューの表情なんかとても上品すぎるほどで、意味もなくシルキーな肉片と感じてしまうほど・・・オーラもありなむ。もう玉ねぎの微塵切りですら、キラキラと真珠のように思えてくるでは無いか。もう食う前からちょっとすごい一杯なんじゃ無いかと、こっちが圧され気味(汗)。
 

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<スープ> アニマルオフ!確かに深い煮干感!そして圧迫少なく出汁として非常に旨しな塩気バランス!伊藤系オマージュ?
 
 純煮干とあって、確かに煮干感が濃ゆい。しかし濃厚・濃密・極濃などといった冠がついた煮干とは少し系統が違うので、すごく飲みやすく味わいやすいです。期待するニボニボ感はしっかりと伝えてくれる一方で、飲み干して一日中、吐く息やゲップが煮干臭いといことは皆無。煮干の苦い旨味の中に、甘味すら覚える余裕もあります。それに醤油ダレの余韻などもあって、風合いも明るいイメージ。
 

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 アニマルオフと思っているが、香味油も少し感じるけど・・・煮干油っていう感覚か?甘味にはそんな想像もかきたれられてしまいます。また煮干の甘味を強調しましたが、決して甘い汁ではありません。しっかりと塩気が効いており、着実に煮干そばの基本的プラットフォームは踏襲しております。
 

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 嗚呼、どうしてこんなに玉ねぎの微塵切りが合うのだ!これも煮干そばの常識ですね。関西オリジンなオレは、上京したての時は、玉ねぎじゃなくて九条ネギだろと一時期受け入れられんかったのですが、もはやすっかりこっちに根を張ってしまって味覚も染まってしまいます。シャリシャリとした玉ねぎにはフレッシュな甘みと煮干とは違った苦味を発し、それが煮干のそれと相まって別格の旨さに昇華します。この組み合わせ考えた人は天才!。
 

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<麺> 濃厚煮干のプラットフォームにぴったりフィット!王道のクツクツストレート細麺の安定した旨さ!
 
 これも目新しいこと言えないほど、ビッチリ決まった煮干そばのプラットフォーム。クツクツとした前歯の歯応えが自分でも快感に思えて、箸が止まろうとしません。クツっと噛みちぎった後は麺の芯から来る風味が膨らむ。それを奥歯で潰してゆき、煮干の出汁に咀嚼で合わせてゆく喜びです。唾液が急に溢れ出し、唾液腺あたりがキューっとした感覚になるではないか・・・。
 

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 ストレート細麺の割にはカタメの茹で揚げのため、まとまりがそんなによい訳ではなく、汁の持ち上げというより濡れるといった程度。でもその程度が濃い味の出汁のためバランスが良いね。チュルチュルと言うより、ズボッ!ズボボボボボボボ・・・・っとした啜り上げで楽しみましょう。
 

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 あまりの旨さにほぼ一気で一玉食い切ってしまったよ(汗)。思わず現金精算で「和え玉」を追加いたしました。
 
 
 
 
 
<チャーシュー> コンテンポラリーな低温半レア感をキープさせつつ隙と抜かりの無い旨さ!
 
 煮干そばと言えば、一見古風な感じもするけど、実はコンテンポラリーな一杯では無いかと思ってます。大抵の場合、平成時代に隆盛した低温調理の半レアチャーシューが乗るから尚更。しかもそれは豚の肩ロースと鶏胸肉と言うコンビネーションがとても多く、こちらもその例外ではありません。
 

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 しかし質感が完璧だよ!。薄味ながらも肉の本来旨味を引き出したような熟成感もあったり、半レア感ならではのフレッシュ感もあってバランスが非常に良いね。歯応えに至ってはほとんど感じないほど!。柔らかいしきっと箸だけで千切れるほどです。こんなに美味くて完璧なら・・・特製にしておくべきだったよ!。
 

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<味玉にハズレなし> かなり完璧に近いぜ!出汁の浸透ほどよくトロミ卵黄はもちろん・・・白身もマチュアな旨味!
 
 おいおい・・・どこまでも隙と抜かりがないよ。味玉もほぼ完璧と言う仕上がり。外観は少し深いベージュなので、タレが少し支配めの濃ゆい味わいかと思いきや、薄味の出汁がしっかり浸透していると言う印象。それもトロトロで深いオレンジ色で輝く卵黄にじっとりと深みを加えます。トロトロ感でフレッシュなイメージを与えるものの、味わいとしてはマチュアな旨さ!
 

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 しかも白身の部分がとても旨いと感じさせるほどで、煮干の出汁が少々混じろうとも遠慮なく卵自体の味をアピールしてきますよ!完成度の高さに、思わず味玉にハズレなしと心の中で叫んでしまいました。
 

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<和え玉> 魚粉の粉コペコぺ少なく醤油ダレでシャープに染まる!別物のように粉感の甘さを感じる逸品!

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 もう感動にも疲れた頃合いで、和え玉が登場。煮干そばの後に出てくる和え玉って・・・ほぼ味が似ているのでわかりやすいよね。魚粉が強めに効いた甘みで、どれだけ混ぜても前半では魚粉で口の中がコペコペしてしまうイメージ。これもそうだったが・・・ちょっと醤油ダレのオイリー感がました感じで、とてもいい感覚!。
 

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 和え玉は大抵の場合、一旦全体を天地返ししてから混ぜましょう。そのままかき混ぜると、魚粉がいきなり粘って混ざりにくくなるからね。天地返しすると、底に溜まっていた醤油ダレが麺に染まりながら上がってきます。そこから混ぜ混ぜするとイメージしやすいかも。それでも混ぜにくい時は、レンゲで少しだけスープを掬い取ってたらしましょう。そうすると、魚粉の粉コペコぺ少なく醤油ダレでシャープに染まる!別物のように粉感の甘さを感じる逸品!になります。
 

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 湯切りが完璧だから、妙なベトベトがない上に、ストレートに麺の粉風合いを感じますね!。煮干そばよりも麺を甘いと感じるかと!。ここで残っていたビールをやりつつ、最後の締めへと一気に突き抜けて食了となりました。
 

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総じまして「圧迫感ない煮干純度の高さ!煮干の苦味と旨味が研ぎ澄まされ凝縮!絶品煮干そば!」
 
 ・・・と言う感動!。いやいや・・・しばらく訪問しないうちに、こんなに進化していたとは想像もしてませんでした。もともと燕三条系の店だったから、背脂系も相当旨いはず。以前食った鶏と煮干のあっさり系も進化してることでしょう。ちょっとまた非常に気になる店が増えてしまった・・・。東中野〜落合エリアは今、ラーメン的に熱いです。そんな興奮を胸に感じながら・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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