ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3742】 田中そば店 蒲田店 (東京・蒲田) 冷やかけ中華そば 〜この夏最強のクールダウン!?今年もやるね!滋味深き冷やしラーメン!

すでに夏バテ気味なんだが~冷かけ中華でクールダウン!
 とある猛暑日。朝起きた時点で部屋の中は23度だったから、涼しいうちにエアコンの掃除をやっておくべきだったと、激しく後悔しております。そんな熱さへの耐性も整ってない我が身体は、予想通りに11時を回ったころから、バテバテ気味になりまして・・・・昼前になると腹が減るけど、汗かきたくない症候群。
 

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 もうこうなれば・・・・日高屋冷やし中華でも啜ろうと決意。炎天下の蒲田駅東口を突き進んでゆきますが、あらら道中で「田中そば店」を発見!!。しめしめこれは使えるな!でも今じゃない、こってり気分じゃないからね。通り過ぎようと本当にしたんだけど、水色の貼り紙が気になり、それを眺めてみると「冷やかけ中華そば」なる文字が目に飛び込んできましたよ!。あれ?こんなの毎年出してたっけ、このブランド!。これはオレのアンテナ低かったよ・・・・、もう素直に吸い込まれるように入店。値段を見て少し高けーなーって思ったものの、もうほかの店へ行く気力もなし。
 

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<全体&スープ> この透明感の凄さは何だ!あっさり&冷涼さに魚介の甘さが優しく広がるのだ!
 
 座席に案内されてからラーメンデータベースをチェックしてみたら、どうやら最近開店したばかりらしい。どおりでスタフさんもどこか初々しい雰囲気あるかなと思ったんだよね。スタフさんの会話の中で「明大前も始まったっけ~」なんて言葉もれてて、まさかと思って、同じくチェックしたら思った通り、このブランドの支店だった。いやー、勢いあるねー「田中そば店」。なんて感心してたところで、オレの座席に向けてまっしぐらに運ばれてくる一杯を感じ・・・目の前に着丼です。それはこんな麺顔!。
 

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 おおお!もう配膳の瞬間から冷気が座席に漂うかのごとし!。ホワイトアルバムかお前は・・・。そして何よりもそのスープの透明度に魅了されるばかり。少し麺を移動させただけで、丼の底が透けて見えるほどです。そして温度も冷え冷えキンキン。それなのに麺顔の素朴さには暖かみが溢れる和みのスタイル。体温も心もほっとさせる能力を感じさせます。

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 そして味わってみるが、これが嗚呼・・・なんというあっさりさなのだ!。ポカリスウェットのごとしな浸透感ありつつ重たさがない。本当に喉が渇いたときにでも、ゴクゴク飲み干したくなるイメージのさっぱり感は、突き抜け感すら覚えます。味として完璧な和出汁。和蕎麦を浮かせてもしっかり成立するほど、魚介がメインで・・・・ひょっとしてアニマルオフではないのか?と思うほど。山形の冷やしラーメンを連想してしまいますが、動物系のあっさりさとしては、鶏ガラが仄かに入っているのかもしれません。でも個人的には「節」のエキス感が鮮烈に思えたのですが!。煮干しと昆布も入り複合的な魚介感覚だろうとは思いますが、苦みが一切感じられないところが、節系の力強さを思います。鰹よりサバなのか?・・・そこまでは不明。
 

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 若干、チャーシューと絡む部分はやっぱり脂の余韻とその甘さを感じます。そして暖かいラーメンではよく感じられる、麺の風味が吐き出されて汁にと出した後の甘味が極端にないね。それだけ、ベースとなった和出汁エキスが最後までマスキングされずに、一気に頂けると言う感じです。醤油感も薄めで白醤油を予感させるフィーリングもあるし・・・・実に気に入ってしまう味。この夏、何度かこれを食う事になりそうっす!。
 

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<麺> スリムな平型!ストレート多加水麺がモチモチしつつもキュッと引き締まりを見せる!
 
 超高速にズボボボボボボボっと啜りあげる!オレ史上最速。熱さで咽ることないし、多加水でヌメリすくなく、コーティングされたような麺地肌。おまけに平型だけに長さがそれほど長くないようなイメージです。元々お行儀がいい麺だから、箸でリフトするだけで綺麗に揃うし、中太だから汁の持ち上げは低い。喉ごしも滑らかで、旨すぎてただ飲み込んでいるだけになっているオレです。
 

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 そしてモチモチな本来個性なのに、冷えでギューっと引き締まった歯応えがいいね。芯はないのだけど、後から麺の風合いに近いものを感じたかと思えば、汁エキスと合体した旨みが溢れたりしてしまう。熱すぎて体がへばっているはずなのに・・・・麺は大盛りにすべきだったとプチ後悔してしまいます。あとから思い出したんだが、飯入れて割っても良かったな・・・・。
 

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<チャーシュー> 冷えても塩気の効いた豚肩ロース肉!和出汁を吸い取って更に旨さのグレードアップ!
 
 冷たい肉というと、あまりいいイメージないところでしょうが・・・・いやいや、冷えててこれは絶品でした。とは言っても冷えた出汁を吸い込んだ肉というのが、正しい表現ですが。意外に塩気が程よくしっかり効いた豚肩ロースのチャーシューでした。
 

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 脂身の部分の甘さが広がるところに、出汁の旨みが浸透してちょどよい塩梅。そして肉身の部分には塩気も含まれていて、浸透した出汁の甘味と合わさり、まるで酒を呼ぶような崇高な味わい。全体的にスポンジみたいに汁を吸い込みがちな性格なんですが、厚さ・大きさ・枚数と申し分なし。さすが「肉そば」を看板に掲げるだけのブランドではありますな!。
 

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<具材> 醤油色に染まるメンマはあっさり至極!そして・・・ザクザクと歯応えの良い薬味!?
 
 関西オリジンの私が、どうしても関東を意識してしまうような漆黒のメンマ。何度もお目にかかってはいるが、いつも「見栄えに反して塩気が低くあっさり」などと今回も感じ入る次第です。今回はサイズが大き目なのと、透明感あふれるスープの中で唯一の暗黒だったので、構成としては面白い次第。
 

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 また漆黒のエンマの反対側に、純白の薬味が降りかかっている。これも麺顔の中でコントラストを与えていい感じ。当初、白ネギややけにはいているなと思っておったんだが・・・・。歯応えがシャリシャリしていて・・・嗚呼、以前誰かにこの正体を効いたことがあったのだが・・・思い出せない。白い茗荷茸のような輪切りの物体。実は、単に白ネギの根に近い部分だっただけだった(爆)。
 

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総じまして「この夏最強のクールダウン!?今年もやるね!滋味深き冷やしラーメン!」
 
 ・・・と言う印象。これは冷やし中華以上に熱を治める能力高しな一杯ですし、絶対これから人気がでると思う!。出汁茶漬け向けに、ライスとセットメニュー化をお願いしたい!社長お願いいたします!。そんな期待を込めつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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