ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3540】 超多加水自家製手揉麺 きたかた食堂 (東京・神保町) 肉そば・塩煮干 〜何ともじっとり感ありありの塩煮干!塩気で引き出す煮干エキス!豚エキスのプラットフォームも見事なのだ!

午後4時・・・朝飯と昼飯を兼ねて「肉そば」なのだ!
 嗚呼・・・また朝飯だけでなく、昼飯を食えずになってしまった。だいたい緊急会議設定となると、メンバーはほぼその日の予定が埋まっているため、ランチタイムしか合う都合がない。そんな感じで平気に、11:30~13:30という会議が設定されてしまう。業績が芳しくないときほど、仕事が増えるとはこのことで、なんだか負のスパイラルを感じるこのごろです。このような会議はまた揉める内容であることが多く、延びたり、宿題を貰ったりするので達が悪い。この日やりたかった仕事にまで影響し、この日初めて食べ物を口にするのが午後4時となってしまった流れです。
 

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 解放されたのは御茶ノ水だったので、最近注目あびる「にぼ助」に突撃してみた!。通し営業のようだし、食べログもラーメンデータベースも営業時間を確認しての訪問だったが・・・・なんと「準備中」の表示です。これは・・・泣くに泣けない、泣きっ面に蜂。空腹感とラヲタ(ラーメンヲタク)の意地の間で気持ちは揺れ動きますが、神保町に行けば何とかなるでしょうと移動を開始。
 

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 めぼしい店はやはり「準備中」状態が多い( ´△`)。でも3店舗ほど候補を見つけることができました。その中で一番混んでた店をチョイスしてみました。ネガティブな時間帯でも客を引寄せる何かを信じて・・・。それが「超多加水自家製手揉麺 きたかた食堂」さん。稲荷町でも新橋でも、関連は体験済で味は知ってるつもりなんですが、妙に「肉そば」というのが気になるね。因みに、第二候補は「こころ」。第三候補は「極み」。どちらもいい店、選ぶのほんとは真剣に悩んだのですよ・・・。今回は、オレの気分解放とご褒美を兼ねて、肉そばを思いっきりいただきましょう。
 

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何ともじっとり感ありありの塩煮干!塩気で引き出す煮干エキス!豚エキスのプラットフォームも見事なのだ!
 
 ところでお茶の水から神保町界隈は、サラリーマンとしては落ち着くね。飯食うにもほっとするし、移動の隙間でお茶したくなる雰囲気の街。古本屋のイメージあるけど、オレは一切無関心。それより大学がいろいろあったり、楽器屋が近くにもあり、スポーツ量販店があり、若いころの空気感が今もありそうでウキウキするんです。特にスノボ・スキーの新作セール感が興奮する。また一方、神保町はどこかしら「サラリーマンのさぼり」が少し許される隙間もあったりしません?。堂々とさぼれないオレは、神保町で昼飯を食って多少ゆっくりすることで、言い訳と充実を得ているのです。この時間帯でこの店を何となく選んだのは、客のサラリーマン比率が高かったからかもしれません。そんな同類空気感を味わっていると・・・ようやくオレの一杯が運ばれてきました。それはこんな麺顔。
 

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 おおお!まさに肉肉肉!!しかも上品だし、美しさに楽しさをかんじますよ!。喜多方系と言えば麺にまず注目ですが、今回は肉がメイン。ピアノの鍵盤のように、整然とされた肉の並び。食券渡す時に4種類の中から3つ選ぶシステムですが、配膳時に並びの順番で肉説明・肉確認が入ります。きっちりしてますねー。そして実は・・・・塩煮干のスープ感がすごく分厚くギラギラしてるのが気になる。麺以外にも実はアピール感が溢れる一杯なのだった。
 

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 まずは儀式的にスープから味わいますが、うおおおお・・・・味わいが分厚いぜ!。ラード系のコクが分厚い上に煮干しの香り!そして煮干をグイグイと引っ張り込む塩気が見事!。あっさり淡麗塩煮干だと思ってたら、ぜんぜんイメージが違うんです。また煮干パンチでもないな・・・。つまり「塩」「煮干」「豚コク」のバランスが非常に濃密レベルで高い感覚。だから特徴を決められない一方で、どれも仕事ぶりを認めざるを得ないです。ここから先は好みの問題で、「塩」「煮干」「豚コク」どれが一番琴線にふれるかで、印象のプライオリティが変わりますな。
 

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 因みに、私は「塩」が一番印象的でした。塩気が煮干に結びつきやすい一方、ラード系の旨みや肉にも確実にアプローチしてます。塩は旨みの一番の基本ですから、当たり前と言えばそうなんです。そして、後半になって麺が吐き出す炭水化物の成分が汁に滲むとき、炭水化物×塩気×煮干の掛け算が実に好きな味わいなのです。いわゆる「淡麗塩」というスープはこんな味風景なんだよな・・・。ところがここで終わらないのは「脂」の存在。淡麗塩煮干として完成した旨みが、脂が混じるとそれが一気にアクセラレートされます。香味油のラードだけではなく、実はさらに要素があった!。
 

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から脂??が小悪魔的で脂肪に囁くー、もっと食えもっと食えと
 
 その要素が「から脂??」。確かスタフがそう言ってたような記憶です。脂肪のどの部分の塊かが不明なんですが、モツ系のプリプリ感ある脂が、ゆっくりとスープ熱で溶けて出してゆく。しかしそれ全部が溶けきることはなく、プルプルした部分が残るんですよねー。それをひとまとめにして、最後はクチの中で潰して食いきるのですが、それが実に楽しすぎてたまらん!。これはサービス提供なのですが、別料金払ってもっと欲しい気がするし、またこれ以上食うと胃もたれする危険性もあるし、実に悩ましい・・・まるで小悪魔のように。
 

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まさしく超多加水!うどんに匹敵する優しさと滑らかさ!汁吸いの旨味と粉風合が上質なのだ!
 
 喜多方麺・・・と言うのでしょうか。白河らーめんの麺とどう違うのか。すんまそん・・・実は、山形ケンちゃんラーメンを含め、あまり違いを明確に感じず食ってきたオレです。しかし、こちらのコンセプトは「超多加水」。これを五割六分と店側は説明しています。つまり56%は水分というわけで、見た目は炭水化物の塊ですが、ローカボな麺という解釈です。
 

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 注文を受けて秤にかける麺ですが、それはまるで「うどん」そのもの。生醤油をかけると旨いのかと思うほどに。しかし定量を量ってから、直後に腰入れて、極太麺を潰しにかかります。極太麺がみるみるシワシワに変形してゆき、またその上から体重をかけて平べったくするので、あのピロピロでランダム縮れが生まれるのですな。茹でられたあとはやや膨れっ面で、ふわふわ感とちゅるちゅる感が全面に溢れます。ズボボボボボーーーっと啜りあげるのが実に快感。あちこちにボコボコフォルムが快感覚えるタッチを与え、麺を食う快感を誘います。
 

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 密度感が低いからか・・・・やけに汁を吸い込む。ジットリ感ある、脂感芳醇な塩煮干出汁を、じわじわじわーーーーーとグルテンが吸い込みます。そこを奥歯で一気にプレスしますが、あっけなくクチリと潰れる。その瞬間から唾液の線が一気に緩んで痛くなる・・・・。塩気が芳醇な中に、炭水化物の旨みが滲んで、一気に旨みへと昇華!。これが実に快感・・・何せこの日初めて口にする固形物ということもあって、ちょっと感動してしまうではないか!。
 

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オレにご褒美、肉ざんまい!文句ある??三種の肉で気分を晴らす!!
 
    もうこの日は、この肉を食っている瞬間だけが、生きている実感でした。三種の肉たち・・・順番に語りますと以下の通り。
 

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 ヒレ:脂感が一番少ない一方で、下味の影響を一番深く受ける肉。肉繊維は解れ気味で汁の浸透を許しやすい。折り曲げると一番割れる部分が大きく、そこから汁が浸透する。実は一番スパイシーなイメージで、周囲の部分が洋風な味わい。和洋折衷な旨さ。
 
豚もも:一番肉繊維質がきめ細かく、噛応えは低反発でテンピュール感が高い。スポンジのようでもあり、汁をバクバク吸い込む反面、噛み締めると一気に吐き出すが、ここで色々な成分の旨味を感じさせるので、実はカオスな旨味ある肉。
 
鴨ロース:鳥類の中でも野趣と旨味のバランスが一番取れてると感じ入る一品。脂身の重厚な味わいと香りが、肉質まで深く浸透しており、スパイシーな味付けがよく似合う。豚ももよりもパンチがある脂身で、スープを吸い込むよりも、スープに対して味を与える影響力の深さがいい!。
 

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それぞれが2枚づつ、綺麗に並んでいますが、この麺顔だけでもお値打ちと感じてしまいました。
 
 
 
 
総じまして「素朴さと肉迫力と・・・塩煮干脂のじっとり感!気分発散崇高塩肉煮干麺!」
 
 ・・・と言う感覚でしょうか。当初は、あっさり系に肉まし豪勢な一杯と思ってたら、実は濃厚エキスのバランスの良さ!。実に嬉しい良そう外し。塩煮干の旨さが嬉しかった!。次回は醤油で再訪問確実ですな。神保町は本当にラーメン宝庫だよな・・・、嬉しい悲鳴を挙げる前に、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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