遅い昼飯?早い晩飯?時差帰宅の有効利用??
麺処 源玄 (東京・阿佐ヶ谷) 味玉塩SOBA + たきこみごはん + シンハービール 〜ラーメン食べて詠います
- <酒> シンハービール:ここではすっかりお馴染み!タイ王国のプレミアムブランド!
- <全体> 眩しい透明感に浮かぶ・・・何となく洋風なニュアンス!こう言う塩系が好きなのだ!
- <スープ> しっかり鶏ガラ煮出しに程よいミネラス塩気!スパイスとハーブの溶け込みで清涼感じる旨さ!
- <麺> 菅野製麺所:しっとり寄り添うしなやかなストレート細麺!汁も吸い込みシルキーな滑り心地!
- <チャーシュー> しっかりと汁を吸い込む鶏豚2種肉!ふかふかな歯応えにほとばしる汁気が旨し!
- <メンマ> 和風下味に滲む洋風な汁気!妙に旨いぞビールが進む!
- <味玉にハズレなし!> ここでは必須なる味玉!熱々トロトロで濃密なるマチュアな旨味がナイス!
- <たきこみごはん> 醤油出汁と鶏皮脂の融合!椎茸旨味も溶け込み・・・米が立つ!
- 総じまして「香りと味わい!濃密味玉とぜひ!あっさりでもしっかり感じる爽快うまさここにあり!」
しっかし家族も家に閉じこもってばかりも何なので、妻子は実家に帰って少し息抜きでもするとさ。分分かるわかるよ、その気持ち。オレも少し好都合とばかりに、早めの晩飯がわりに阿佐ヶ谷で途中下車。「麺処 源玄」で一杯・・・酒と麺をひっかけることとしました。
平日夕方5時から食うとなれば、阿佐ヶ谷が便利っすよ。めぼしいラーメン専門店が4つも営業してますからね。何で「麺処 源玄」を選んだかと言うと、ここ「コロナビール」置いてあるから!。コロナに引っ掛けて、やっつけてやろうと思った次第。
<酒> シンハービール:ここではすっかりお馴染み!タイ王国のプレミアムブランド!
ところがですね・・・コロナビール売り切れだとさ:爆。うーん・・・ちっぽけなブログネタとして肩透かししたわけですが、心配に及ばず。ここにはシンハービールがある!。シンハーを常備しているラーメン店は、荻窪の1店舗とここだけかもしれません(タイ料理・タイラーメン店は除いて)。
イメージとしては、アメリカと日本のビールと似ている様な、その中間みたいなイメージ。ホップの苦味でズドンと来ると言うより、清涼感重視って感覚のライトさがいいね。清涼感だけなら、日本のメジャー銘柄ビールを凌駕してるかも。やっぱ結構旨いわこれ。アテにドライナッツをくれましたが、アーモンドに合うのよ!。惜しむらくは小瓶しか見たことねぇってことぐらい。今回も美味しくいただきました。
<全体> 眩しい透明感に浮かぶ・・・何となく洋風なニュアンス!こう言う塩系が好きなのだ!
さて、これまでこの店で、煮干→醤油・・・と食ってきたから、今回は訪問前から「塩」で決めてました。すると券売機で「塩煮干」が新たに加わってるじゃないか!。何ぃ〜・・・ニボシストとしては心エグられる思いですが、漢なら初志貫徹だぜ!。やっぱ塩に味玉追加でお願いしてみました。おそらく夜の部、オレが最初の客。そんな気合いを感じられる一杯は、こんな麺顔して運ばれてきました。
おおお!何と言う清湯の透明感!店内照明は関係なく、本当に眩しく感じる麺顔だよ!。とっても澄んだスープが煌びやかで、そこに幾多もの微粒子が漂ってる・・・。スパイスの様なハーブの極細微塵の様なものが。トッピングに飾り付けられたプチトマトのハーフカット。たったこのワンポイントがあるために、妙に洋風なニュアンスが吹くではないか!。また麺線が整ってる上に、整然と並んだチャーシューが、バクバク汁を吸い込み中の様に沈んで佇んでいる。これはみた瞬間、「アタリ」と確信いたしました。
<スープ> しっかり鶏ガラ煮出しに程よいミネラス塩気!スパイスとハーブの溶け込みで清涼感じる旨さ!
さてそのスープ。一口味わうだけで、清涼感が漂います。スパイスとハーブの感覚。スパイスは塩気に溶けている感覚だが、ハーブとはおそらくパセリ。そしてバジル?。パセリは生の様に感じますが、バジルは乾燥したタイプかと勝手に邪推してします。でも本当は・・・塩気のミネラル感に単にパセリが浸透しているだけかも??。フレッシュなトマトの欠片も浮遊して、マイルドにさせた感じ。詳しいことは知らんが、トマトと鰹節は似た旨味だそうな。
そして塩気が実はしっかりしているイメージ。さりとて塩っぱーじゃない。最近海塩も岩塩も区別つかなくなってしまったが、洋物の海塩にこれと似た雰囲気あった様な記憶。実は伯方の塩だったら自分を嘲笑おう。このやや強めの塩気が、ググッとハーブ&スパイス感覚を押し上げている様な心象で、ひたすら食い続けます。
言わずもがな・・・鶏ガラ煮出しが素晴らしい!。シンハー飲みながら暇だったから、店のウンチクを読んで勉強してましたが、「紀州古白鶏」と「美桜鶏」と言うブランド鶏を使用とのことだ。水はお馴染み「π(パイ)ウォーター」。トッピングに鶏胸肉が添えられているが、どっちがスープでどっちがチャーシューかの記載なし(笑)。ただこれだけ透明感キープで、これだけ深いコクだと言うのは秀逸としか言いようがなし。はっきり言って、これタイプの汁です。
<麺> 菅野製麺所:しっとり寄り添うしなやかなストレート細麺!汁も吸い込みシルキーな滑り心地!
何度も拙ブログで知ったで語ってるけど、菅野製麺所って個人的にはパツパツ低加水がイメージ。ところがこちらは、多加水系のしっとり系です。汁吸ってなんぼ!ってな度胸すら覚えるしなやかさ。汁を吸い込んだ煮麺にも似たフィーリング。
地肌がとてもきめ細かくて白い地肌感。リフトすると自然と寄り添うので、レンゲ使わずとも汁が持ち上がり、蓄えた汁の旨味と一緒に味わえます。特に塩気の効いた汁だと、麺の旨味が強く引出される感覚。ズボボボボボボーーーっと麺をすすった口の中がジューシーとすら覚えます。また地肌に細かいハーブ系の刻みが貼りついたりするから、ちょっといつもより香高く味わえる次第。
<チャーシュー> しっかりと汁を吸い込む鶏豚2種肉!ふかふかな歯応えにほとばしる汁気が旨し!
定番の鶏豚2種。豚はリブロースなのか??。脂身が差した部分とそうでない部分がキッパリと分かれておりますよ。詳しいことは無知ゆえ不明。ただこれが旨かった。艶かしいタイプではなく、しっかりと味が浸透した安定感があります。しかもあっさり感はキープ。肉繊維の隙間にはスープがたんまりと吸い込まれており、噛み締めるとジュワーっと肉本来の旨味と共に出汁うまさが溢れます。脂身部分もコク深く堪能できる次第。これもまたビールを進ませます。
鶏肉は定番の鶏胸肉。めちゃめちゃ肉繊維が繊細。まさにふかふかで、これもまたスポンジ感覚が抜群です。しかも細かい微塵のハーブを貼り付けるので、この風合いもまたググッとうまさをアップ。これぞ無限大にいくらでも食えるうまさ。これがアテなら白ワインなら1本空ける自信があります。
<メンマ> 和風下味に滲む洋風な汁気!妙に旨いぞビールが進む!
妙にメンマがあると落ち着きます。この一点だけ、中華そばってな感覚を残しているので。和洋折衷の様な味の深まりあ利、コリコリと小気味よく千切れて、それも快感を誘います。嗚呼、酒がさらに進む。もはや小瓶では足りない。
<味玉にハズレなし!> ここでは必須なる味玉!熱々トロトロで濃密なるマチュアな旨味がナイス!
何度もしつこいですが、ここに来たら2つ必ず食っとけってなアイテムがあり、その一つがこれ。何たって・・・中の卵黄がトロトロで、とっても出汁が深く結びついた味わい。甘みと塩気が両方アピールされる濃厚さで、舌にまとわりつくと味玉好きなら悶絶してしまいます。
そして温度。味玉で中が冷たいって残念な経験を何度繰り返したことか・・・。それがこれは熱々に近い!やはり温度って味に大きく影響すると改めて思いますよ。うまさだけじゃない、柔らかさとトロトロ感。そして熱々温度もぜひ楽しんでいただきたい次第!。
<たきこみごはん> 醤油出汁と鶏皮脂の融合!椎茸旨味も溶け込み・・・米が立つ!
もう一つ絶対食っとけアイテムがこの「たきこみごはん」。50円です。値頃感ありあり。ただそれだけで勧めているわけもなく、味わいとしてもオススメ。醤油出汁がしっかり浸透している上に、きっと鶏肉の脂が上手く浸透している状態。鶏釜飯って好きなんだけど、あの旨さとすごく共通してます。鶏皮の脂が滲んでいるのではと思うほどで、これが実に旨い!。
また椎茸も刻んで炊き込んであるので、この甘さも絶対うまさの要素だと思うんだよねぇ〜。人参やお揚げなくとも、こんなに甘く旨く仕上がるもんだと感心いたします(ちなみに私の独身時代の得意料理でもあります:爆)。
総じまして「香りと味わい!濃密味玉とぜひ!あっさりでもしっかり感じる爽快うまさここにあり!」
・・・と言う感動!。これまで煮干・醤油と食ってきて、店の旨さを見切った感もあったんですが、この塩はいい意味で裏切られた感じ。また食いたくなってきたと同時に、すでに「塩煮干」にも気がはやってしまうオレ。きっとまた近いうちに再訪問すると思います。とにかくほっこりとしながらも、しっかり食わせてくれる旨さ。中央線利用者なら、激しくオススメ!。旨し!・・・なので今後も応援ということで、とっとと最後に詠って、いつもの様に締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!