ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3672】 煮干鰮らーめん 圓 (東京・八王子) 特製塩ラーメン 〜一気に薫風を感じさせる清涼感が濃ゆい淡麗煮干!まさにトップクラス!

やっと冬物片付けて〜春らしく淡麗煮干を食うよ
 桜の開花宣言があった頃から、妙に朝夕寒い日が続いたように思ったのはオレだけ??。歳とると体温調整が鈍くなると聞いてちょっとビビっているんですが、やっと朝の気温も上がりだし、冬物のコートやダウンを仕舞い込むことができました。着るものが軽くなると、気分も軽くなる?。そんな感じで久しぶりに「淡麗煮干」を食いたくて・・・・やってきたのが八王子。
 

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 八王子は桜がまだこれから満開に向かうのか?。街中の街路樹桜があまりにも美しかった・・・・。
 

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 八王子で「煮干」とくれば・・・だいたいラーメン好きな方なら分かるはず。「煮干鰮らーめん 圓」へ向かいます。いつも並んでるイメージがあるんですが、超長いということもなくだいぶ落ち着いてきたようです。それほど待たずに食えました。
 

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 もう食うもの決まってまして、それは「塩らーめん」。これだけまだ食ってないから、ただそれだけの理由。そして気分もいいことから、「特製」をチョイス。他客を見ているとイメージ的には3番人気メニューのようでした。
 
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<全体&スープ> 意外とこれが一番煮干をストレートに感じる!塩気でグイグイ引き出す煮干旨味感!
 
 それにしてもいつからオレは煮干がこんなに好きになったのだ。昔は嫌ってたのに・・・。これは絶対にラーメンの影響だと思いますよ。名店巡りの制覇欲で食い続けてるうちに、分かってきたというか染まってしまったという感覚。今ではわざわざ自宅から遠く八王子まで、時間と金と労力を惜しまないのだから。そん何オレを惹きつける一杯は、例えばこんな麺顔をしている。
 

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 おおお!いつ来ても完成美を思わせる均整の取れた麺顔は圧巻!写真心えないオレでも綺麗に撮れちゃう!。トッピングのパーツそれぞれの質感が高く、それでいて暑苦しくない。この整然とした中のパワーバランスは、一つの宇宙にも感じる・・・。
 

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 さてその初めての塩らーめんですが、ひとくち啜った瞬間から「煮干!」と閃く味展開。再び唸ってからもうひと口いただくと、今度は塩気がそれなりに濃ゆいことを知る。うわーーーーこれすごいは!旨いわ!。まさしく、塩気が効いて、煮干の旨味を引き出しにかかっている味風景が頭に浮かびます。しかもその煮干がバランスいいものだから、旨味が累算されてゆくようです。
 

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 香味油はサラサラしているタイプ。煮干エキスを溶かし込んだ雰囲気もあり。見た目少し茶色がかった見栄えで薄い醤油ラーメンと変わりないのですが、ナチュラルな茶濁感から、これは煮干スープ自体の色合いではないか?と推察してしまいました。
 

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 煮干の中でも確実に「片口」を認めます。だいたいこの味が一般的な関東での煮干イメージでは?。これは旨味が出やすいが、エグ味もそのようなので扱い方が難しそうですね。なので数種類の煮干をブレンドされておられると思いますが、さすがプロって感じ。例えば「うるめ」など柔らかめのものも入っているのでしょうか?。ともあれ、先日の煮干しらーめんよりも、煮干のピッチリとした風合いは、こちら塩らーめんの方が強いのかもしれません。この店の一番人気は「煮干しらーめん」みたいなんだけど、ニボシスト(煮干大好き人間)なら塩ラーから入っていくと言うのも後悔しないと思いました。
 
 

 

 
 
<麺> 自家製麺:ゆったりとした全粒含みのストレート麺!多少の加水低さがあって風味感アップ!
 
 固すぎず柔らかすぎず・・・程よさが極まった感覚。と断言したかったが、実はやや加水の低さを感じさせる部分があり、これがむしろ煮干の香りを受け止めている気がいたします。よくよく後から記憶を反芻すると、微妙なクツクツ感があったようなイメージ。もちろんストレートさが美しく、麺が整いあい寄り添う。そこからスープの持ち上げの良さに繋がっているし、風合いも密集して味わえます。そしてよくよく見てみると、麺の地肌には反転があり、全粒の部分ものぞかせるようです。
 
 

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 滑りは少々こし付きのまとわりを感じますが、軽い滑り感。ただ高速に駆け抜けてあっけない感じがありませんので、しっかり喉ごしまで感じさせます。角麺の雰囲気もずっとキープしてますし、具材を含めて全体的に歯ごたえある中で、麺だけ置いてけぼりっていう感じもない。そう思えば実に計算高い調整力を感じる中華麺ですな・・・。
 

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<チャーシュー> しっかりオーブン焙りが効いた香ばしさと歯ごたえ!スープとの相性も抜群だぜ!
 
 すっかり記憶から抜けているが、特製ってこんなに肉々しかったのですね。結構なサイズ感と厚みで4枚もありました!。豚の肩ロースと思われる部位で、オーブンでしっかりと焙り仕上げた感のあるタイプ。味付けま全体的に浸透していて、薄味だけど物足りなさはなし。むしろ脂の部分も一緒に食うと甘みすら覚えるタイプ。周囲が香ばしいので、わざと端っこを噛みしめたりして味わい倒します。
 

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 最近、口の中で溶けてなくなるような柔らかい肉が、人気を集めておりますが、噛んで楽しむタイプもいいね。噛むというと固いイメージがついて回りますが、それはご無用。しっとりした歯応えをたっぷり味わえると言い換えます。また煮干スープにもすごく味と風味がマッチするのも素晴らしい。肉と魚は出汁では仲良くしてるが、トッピングでも同様ですな。
 

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<極太メンマ> 素朴と淡麗な美しい見栄えの中で・・・バキバキと噛み切るダイナミック!
 
 とてもシンプルで、かつダイナミックな材木メンマ。これは一番歯ごたえを感じた部分です。一つだけ端っこのが当たり、ベリーハードな思いしましたが(笑)。薄味仕立てのメンマは、淡麗煮干にはベストマッチ。これでビールを飲むのが楽しそうな仕上がりです。薬味つけるのが勿体無いほどベストな状態。メンマ増しもオススメです。
 

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<味玉にハズレなし> 深く醤油だれが浸透しつつ塩気の中に甘みすら覚える熟成度!
 
 ううう・・・うまし。味玉に品評会があったとしたら出してみたい(笑)。いかにも深い漬け込みを感じさせる味玉、白身はほとんど茶色に変化しており、浸透の深さは卵黄全体まで届いてます。ほぼジェル状態ですが、ハードジェルとも呼びたいかも。この卵黄を食らうと・・・・旨味の濃密さに震えますわ。塩気が浸透して熟れた甘みを感じる。舌全体にねっとりと広がり粘るから、長く楽しめるのもナイス。嗚呼、これほどまでに味玉はハズレなし!。
 

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総じまして「一気に薫風を感じさせる清涼感が濃ゆい淡麗煮干!まさにトップクラス!」
 
 ・・・と言う感想。もはや八王子ラーメンと遜色なく有名な煮干しらーめん。散策ついでに立ち寄るようなグループも多いよう。駅から歩いて5分少々。何か所用のついでにいかがでしょう?そんな宣伝気分のまま、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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