ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3490】 箸とレンゲ (東京・阿佐ヶ谷) 懐かし中華そば 〜都会的田舎イマジン重なる懐かしの中華そば・・・才能の爪隠せず

おやつタイムの空腹感に負けてしまったオレ・・・in 阿佐ヶ谷
 とある休日、中央線沿線で色々書物とか衣服など、日頃サボってた日常生活タスクを一気に処理。当然ながらその合間に、ラーメン活動もしましたがねー・・・そんな感じで楽しみもあったのだけど、懐の銭が出て行く一方で、なんだか平日と変わらぬ悶々とした気分で過ごします。途中、新宿のビアホールで一人憂さ晴らしなどして自分を取り戻しますが、まだ残ったタスクを思い出して、東急ハンズへ赴く。嗚呼、何やってんだオレ。嫁さんからの言いつけの「防カビ剤」をゲットしたのはいいんだが、それが高い!!!効果は抜群なんだとか。販売員の口車に乗ってしまったのであります。
 

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 新宿駅から黄色い各駅停車の電車に乗って座って帰ろう・・・と座席に尻をついて30秒後に寝落ちしました。疲れてたんだろね。本当に熟睡というやつで、自分のヨダレがデニムパンツに垂れ落ちて、それで目が覚めました。嗚呼、なんてキッタネーオヤジだオレは。ちょうど阿佐ヶ谷に着こうとしたところ。ここで降りて、修理依頼した靴を取りに行って、それで本日のタスクは完全終了です。嗚呼本当に疲れた。これで自分は解放されました。
 

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 さて午後三時だ。もう少し寄り道して帰ろう。ビールは少し前に新宿で飲んだし、コーヒーショップという気分でもない。やることないのに妙に腹が減ったような気分なのに気がつく。これはイカんと思いつつ、おやつ気分で軽く一杯食ってから帰ることに。おやつタイムの空腹感に負けてしまったオレ・・・in 阿佐ヶ谷。
 

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MENSHOらしからぬ大衆感覚ながら、きっちり感じるメッセージ性・・・そんな醤油感+α
 
 ライト感覚で食おう!ということで「箸とレンゲ」に決定。ここには数回訪問してますが、醤油系はまだ未食ななのでそれを狙ってみました。でもね・・・この店で初訪問だったら食うべきは「麻婆麺」。和山椒、中でも「ぶどう山椒」を東京で広めた功績は、この店だしオーナーの庄野氏に他なりません。痺れの少ない香味アピールの山椒の使い方が素晴らしい。実はこの山椒の使い方は、今年ふわっと東京で流行ったのだけどね。
 

 

 それを今回はあえて無下にして「懐かし中華そば」を選択。麻婆麺と担々麺以外はメニューをリニューアルしたようなので、それを一つづつ試していくつもりだったので。そんな考えで受け止めたのがこの麺顔!
 

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 おおお!確かに「懐かし」感がある素朴さ表現ですが・・・今のMENSHOグループらしからぬ麺顔ですな。ちょっとバラけた印象を受け止めます。肉増しにでもすればもう少し迫力ありましょうか。しかしコンセプトは「懐かし」ということでノスタ系だと考えを切り替えれば、納得感もありなむというところです。
 

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 失礼ながら肩透かし感でスープを啜り始めました。・・・しかしこれが後追いで印象がアップしてゆきます。ベースのスープは、鶏ガラ豚骨の優しい煮出しだと思いますが、メインは豚骨。その優しい動物感をキープしているところに、何となく懐かしさも覚えるし、あまり魚介アピール感がないところも個人的にはハマります。少し濁っているところが旨味のツボ。動物感の滲む旨味エキスそのものと感じました。
 

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 しかし印象を決定づけるのは醤油感。塩気よりも風味やほのかな熟成と酸味を感じさせるもので、これぞ伝統の醤油だれと言った感じ。そして・・・間違ってたらゴメンだけど、やはり「ぶどう山椒」をこの一杯にも展開しているのでは!と閃きました。ほんの少し、後味に感じる風味に、ぶどう山椒の香味が漂っているような気がします。この風合いがあるかないかで、全然印象が変わる!。
 

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なんと平打ちピロピロ麺だったとは!さりとて引き締まり感ある食べ応えあるタイプ!
 
 実は麺の力強さがあってこそ、この一杯のイメージアップですよ!。なんと平打ち麺で少しピロピロ感がある。そして全粒の配合を感じますし、縮れが弱く、捩れが強く、ランダムにボコボコとしたフォルムが印象的です。汁を吸い込みがちと思いきや、思いの外に密度感が高い。歯ごたえはモチモチと明るいものだと思いこ出たら、ややハードな密度感があったのでした。
 

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 この密度感があると、喜多方系のような優しさとは一線を画するね。つけ麺でも応用できそうな質感で、前半は濡れるだけのイメージでただ前歯でちぎって奥歯で潰して、汁エキスと麺風合いを一体化させます。この時の風味がいい感じ。また後半はゆっくりと汁を吸い出して、しなやかさと柔らかさを体得してゆく麺です。特に、チャーシューの近くにあった麺は、そのエキス感も浸透しており、うまさを感じます。おやつタイムでなかったら・・・大盛り必須。
 

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削いだようなスライスされた肩ロース肉!タレの浸透深く脂の甘さも滲むタイプ!
 
 自家製で作るチャーシューに似たタイプだね。炙るか焼いて表面を固めて、そしてゆっくりとタレに浸す。独身時代にはよく作ってました。プロならその後、燻すとか炙るとかやるのでしょうが、当時オーブンレンジを持ってなかったので、ほぼ煮豚に近いチャーシューにして楽しんでました。何となくその時の味わいを思い出した。
 

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 筋肉線維は解れまくりで、脂身はトロトロに近いチャーシュー。それをそぎ切りに近い感じでスライスカットしています。なので箸で持ち上げると崩れそうになる。まさしく「箸とレンゲ」で全体を持ち上げ、そして啜るようにして食うのです。嗚呼・・・思わず白飯を欲する味わい。おやつタイムだと白飯サービスなのですが、食い過ぎを感じて却下したのを悔やむ・・・。あまりの旨さに一気に食ってしまいました。昼飯、晩飯として食うなら、に肉増し必須。ライスもお忘れなく!。
 
 
 
総じまして「都会的田舎イマジン重なる懐かしの中華そば・・・才能の爪隠せず」
 
 ・・・といったところでしょうか。冒頭はなんだかピンと来なかったのですが、色々考え抜かれた部分はさすが。よく見れば丼はこの一杯に向けた特注品なのか?MENSHOのマークが何気にプリントされてました。雑多に見えて作り込み感あるのはさすが!。これから徐々に他のメニューも制覇せねば!。そんな感動を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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