いつまで経っても冷たい雨・・・地元の味噌ラー名店に行ってみたよ
東京味噌らーめん 鶉 (東京・武蔵境) 味噌まぞせば 大盛 + ランチチャーシュー丼 〜ラーメン食べて詠います
- <全体> このボリュームと質感で750円とは嬉しすぎる!更にハートフルな優しさ滲む逸品!
- <タレ> 全て麺に絡みまくり!味噌の豊潤さと麹を感じさせる香が甘塩っぱく滲んだ絶品ダレ!
- <挽き肉> 醤油と味噌風味がじっとり浸透した甘辛ふわふわ食感!量も多くて全体に散らばりまくり!
- <チャーシュー> 嗚呼王道の低温調理のしっとり感!濃ゆい味わいの中に淡白上品肉味が和む!
- <他トッピング> モヤシは熱々なれどシャキシャキ!細ゴボウの素揚げが香ばしく香りと歯応えをアミューズ!
- <麺> 自家製麺:強力なピロピロ手打ちのマイクロ太縮れ!ボコボコ捩れの隙間にタレが絡みつきハードなモチモチ感最高!
- <味変化> お酢もいいが・・・テーブルセットの粉山椒もオススメ!
- <〆飯> ランチチャーシュー丼:肉もいいが米が良い!粒がたって噛むと甘味が湧き立つ旨さ!
- 総じまして「季節外れの冷たさに・・・心温もる質実味噌感!憂さを晴らせるガッツリ大盛サービス!」
知る人ぞ知る、名店「七彩@都立家政」ご出身の方の店。手打ちのピロピロ麺が最高に旨いとこ!。近くで言えば、くじら食堂とは兄弟関係になるのかしら・・・。そんな中でも味噌一本勝負という潔さが素敵です。
コロナの影響と少々強い雨のせいか、ランチピークに先客2名、後客1名という寂しさ。ビールでも飲んで売り上げに貢献したいところですが、午後から自宅で仕事なので苦しいところです。もうすでに夏の冷やし中華も含めてメニュー制覇したはずだったんですが・・・なんと「味噌まぜそば」なるのがこっそりと券売機のボタンにあるじゃないですか!。何ー・・・これは知りませんでしたよ!。酒飲めないガッカリさが一気に吹っ飛んでしまった・・・。
<全体> このボリュームと質感で750円とは嬉しすぎる!更にハートフルな優しさ滲む逸品!
このまぜそば・・・限定の扱いです。限定なんだけどデフォルトより安いのね!。それでいて大盛無料サービスは同等とのこと!。質実なピロピロ手打ち太麺が300g相当でこの価格ってのが、実に嬉しいじゃないか!。ちょっと期待が高まったところでこの麺顔が登場。それはこんなイメージ。
おおお!これはボリューミー!そしてモヤシの盛り上がりでまるでガッツリ麺のような迫力!。しかしトッピングにジャンキーさはなくとても丁寧な作り込みでおとなしい感覚が溢れます。挽肉とチャーシューは丁寧さそのものなんだけど、それ以外に糸状のゴボウをフライにしたのもあしらわれ・・・ガッツリに見えてとても上品な作り込みと感じますよ!。
<タレ> 全て麺に絡みまくり!味噌の豊潤さと麹を感じさせる香が甘塩っぱく滲んだ絶品ダレ!
さてタレだが・・・レンゲで底を調べてみたが・・溜まってない。全部きれいに麺に絡んでるって感じで、これまで徹底的に絡みまくっているのも珍しいと思えます。予め調理段階できれいに混ぜてくれるところは多い。しかし、タレの粘度が高いことと、麺のボコボコピロピロ縮れが、その細かい窪みにビッシちりとタレを入り込ませて、そうさせてるようです。
さてこのタレ・・・本当に味噌を舐めてるような感覚にさせる。そんなことは実際はないんだけど、とっても味噌感が濃ゆい上に香りが高いのです。東京あぶたま味噌を使用。加えて信州の赤麹の味噌を使ってブレンドしてるとのことです。なので赤みそっぽい強めの香りには、麹由来の発酵感すら微妙に思うイメージ。そして赤みそ由来の塩っぱさよりも、むしろ甘味を感じるところが秀逸!。味噌をそのままなめているような感覚にも、動じない甘辛イメージです。これは旨い!ホント無我夢中で食い続けてしまいます。
<挽き肉> 醤油と味噌風味がじっとり浸透した甘辛ふわふわ食感!量も多くて全体に散らばりまくり!
味噌麺や担々麺でよく出てくるアレですね。山椒の痺れやトウガラシの辛さはなく、本当にナチュラルに肉あじと味噌だれ、そして醤油系の風味を感じます。炒め過ぎずもせず、味が染み通っている割にはふかふか。粒もそこそこ大きめで、これもまた全体に散らばると、極太ピロピロ縮れの隙間に挟まってしまいがち。麺をかじるとそこに挽肉が隠れていたということがよくあります。量も多くてケチケチしてないところもまた痛快。
<チャーシュー> 嗚呼王道の低温調理のしっとり感!濃ゆい味わいの中に淡白上品肉味が和む!
挽肉のみならず、ちゃんとご立派な半レアチャーシューもトッピングされてます。この肉の色合いと質感を見れば分かるが、とても上品な味わい。しっとり?ぺったり?と張り付くような地肌で、滋味深い塩気に肉本来の味わいが広がる。噛むとほんのりと差した脂がとろけそうで旨い。そのままでも旨いこれを、濃厚な味噌ダレに塗れさせるか・・・、否。味噌ダレをソースがわりにちょこっと付けながら食らうとよろしかろう・・・・味噌と半レア肉ってのもあいますよ!。絶対に酒が欲しくなりますがー。
<他トッピング> モヤシは熱々なれどシャキシャキ!細ゴボウの素揚げが香ばしく香りと歯応えをアミューズ!
さてモヤシ。レギュラーの汁系だと、中華鍋で炒められた熱々スープにも絡むのでしなやかで甘いのですが、どちらかと言えばシャキシャキ。それが濃厚タレに絡んだピロピロ太麺に巻き込まれる。かき回せうとどうなるかと言えば・・・モヤシの方が服従したように絡み落ち着きます。濃ゆい味わいの中に、フレッシュな野菜甘味が実に調和しつつ、異質な歯応え同士がぶつかりあい尚うまし!。
また歯応えと言えばゴボウ。糸状のゴボウが揚げられ、これがポキポキした感覚なのでこの中では異質。更にゴボウならではの土が煙ったような香ばしさも痛快に広がりましょう。香りと歯応えの演出もビシッとキマッており、非常にナイスなトッピングです。
<麺> 自家製麺:強力なピロピロ手打ちのマイクロ太縮れ!ボコボコ捩れの隙間にタレが絡みつきハードなモチモチ感最高!
言わずもがな・・・真打はこの麺。個人的には、七彩系列の中では少しハードめに位置するのではないかと感じてるところ。太さと肉厚さ、そしてピロピロの大胆さが溢れていると思う次第。味噌麺というだけでも、中華鍋ふるう分で手間がかかる上に、自家製で手打ちピロピロ揉みだから・・・・そう思うと、結構安い価格設定と思えるね。
汁なしだと、いつも以上にヌチヌチとしたハードさがきっぱりしてる!。その分、同時に麺の風合いもダイレクトに感じて、より麺を旨しと感じます。味噌も絡むからググッと味わいが際立つ。野菜の旨さも滲むが味噌に絡むだけで麺には浸透せず。咀嚼でそれらを合わせてゆく作業すら楽しくなる旨さです。
この質感で大盛サービス無料。おそらく300g足らずといったところか・・・それでこの価格はやっぱり一回食っとけというしかないめ。
<味変化> お酢もいいが・・・テーブルセットの粉山椒もオススメ!
味変化のアイテムとして、酢を別だしで提供してくれます。だがすっかり旨さに夢中になって、酢を失念してしまいました。しかし、ここの味噌麺ではやること決まってて、それは「粉山椒」のふりかけ。汁なし系にも絶対に合います。汁がないので全体に広がらず。だから少量づつ全体に眩しましょう。和山椒だから、妙に中華系に偏ったりしない旨さがそこにあり!。
<〆飯> ランチチャーシュー丼:肉もいいが米が良い!粒がたって噛むと甘味が湧き立つ旨さ!
150円だったのでそれも追加!。文字通り、白飯にチャーシューが細切りにされてトッピングされております。肉と米の組み合わせはテッパンの旨さ!これについては語ることあまりない。むしろ伝えたいのは、「米がうまい」こと。米粒が立つ旨さで妙にはまった!。噛むたびに米の甘味を感じるようで、丼物にも興味が絶えなくなってしまいます。
総じまして「季節外れの冷たさに・・・心温もる質実味噌感!憂さを晴らせるガッツリ大盛サービス!」
・・・と言う痛快気分!。これはもう一度食いたいと思ってます。次回は少し汗ばみながら、ビールが美味しく飲めるというタイミングでね!だってここサッポロ赤星置いてるのも経験済み。冷やし中華が出るまでは・・・こいつで酒をあおるのだ!。コロナコロナで寂しい毎日ですが、地元憂さ晴らしには最適!激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!