ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3459】 らーめん にじいろ (東京・八王子恩方) 醤油らーめん 大盛り 〜淡麗さと濃密さの両立感じる崇高バランス!

久しぶりの八王子!ラーメン遠征は陣馬街道へ!
 ようやくスッキリした週末の青空。こんな時に限って、マンションの管理組合打ち合わせ。年数が経つと色々と、大規模修繕以外にも機器類の補修改修が続くもんなんです。なにせ消費税が上がることが分かってますからね・・・上がる前にとっとと決めて、住民の合意形成を果たして、さっさと契約したいということです。各理事の職業柄は不明ですが、何となく打ち合わせにも商売柄が出たりして、ちょっと面白い。少々白熱して2時間があっという間に過ぎてゆきました。それはそれでいいんだが・・・・すっかり週末の楽しみ「ラーメン遠征」に出遅れてしまった・・・・。
 

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 それでもやはり行きたい店とラーメンは攻めておきたい。あまりにも天気が気持ちよく感じられたので、今回は都内とは逆方向の八王子周辺まで、クルマでドライブ気分で行ってまいりました。今回のターゲットは、「らーめん にじいろ」さん。陣馬街道の奥の方にあるという、ちょっとサディスティックなロケーション。一応八王子市内ですが、八王子がデカすぎるので、三多摩エリアの雰囲気はまるで感じられません。
 

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 こんなところに、ラーメン店があるのだろうか・・・。そんな気分でクルマを流していたら、突然某スーパーマーケットが大きく見えてきて、その付近に構えているラーメン屋さんでした。絶対にクルマがないと不自由だよね・・・。近年、高齢ドライバーの運転技術が問題になってますが、ちょっとした買い出しなど考えたら、でかいスーパーの客層もそれなりにご年配のお姿が多い。そばに「にじいろ」さんの専用パーキングがあるが、この一帯で商売するなら、パーキングエリアは必須ですな。
 

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エキス感しっかりしつつあっさり食える!鶏エキスから煮干しの軽さを感じる移り変わり
 
 入店するとすごく明るい雰囲気で、さらに接客が素晴らしい。見るからに夫婦舟って感じで、奥様の笑顔溢れる対応で、運転疲れも癒されるというものです。流石にアルコールは飲めないけど、そもそも置いてない。というか、醤油と塩が基本ラインでシンプル。オレの訪問タイミングではトッピング類が全てSOLD OUT。それは厳しい・・・ごはんも売り切れですよ。そんなこんなで「醤油らーめん」に対して「大盛り」とさせてもらいました。それはこんな麺顔でした。
 

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 おおお!訪問前に予習してきた以上にすごく旨そうじゃないか!。見栄えは淡麗系のように感じますが、不思議とエキス感がありあり。チャーシューも昔ながらっぽく見えるかもだが、実はロースト感あって実に旨そう。それよりも・・・麺が風流で全粒粉入りなのだ!。これですっかり興奮して、写真メモを一部忘れて食い始めてしまった・・・。
 

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 これは八王子ラーメンとは異質です。「ちば醤油」という立て札アピールが店内にあって、しかもこの清湯系ですから、最初は淡麗醤油か?と思うかも。しかしいざ食って見ると、見栄えよりエキス感が濃ゆい。鶏ガラ煮出しのエキス感は当然わかりやすい。不思議なことに、食いだして中盤あたりになると、汁の一部が白濁したような層が浮かび上がるのです。それは鶏由来の脂かなと・・・駄舌ながら思います。この時点で鶏醤油の深みを感じる。しかし、ここからが面白い!魚介感もしっかりとアピールしてくるのですから!。
 

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 私は煮干しの風合いを感じ出しました。ニボっとしたテイストではなく、また甘み一辺倒でもない。薫る煮干しが後味に残る。そして鼻腔を通り抜ける感覚です。決して煮干しラーメンの区分ではありませんが、アゴとかアジとかそんな傾向の煮干し感覚を連想してしまいます。店のうんちく書きによれば、白口煮干しのスープに、煮干し香味油を溶かしているとのこと!。
 

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 とにかく「鶏ガラベース」と「煮干しベース」のバランス感覚が素晴らしいと思うしかないね!。こりゃうめー!と思っていたらレンゲが止まりません。さて「ちば醤油」ってのはどこへ行った?。意外に醤油ブラウン濃ゆいですが、醤油味はバックアップ的に感じました。なので塩気やカエシと行ったエッジングは低めだし、また熟成感を連想させる軽い酸味も低めです。そういった足したり引いたりするバランスが潔く、ちょっとこの店すごいかもしれないと、実は期待を高めています。
 
 

 

 
 
全粒配合で風味良しな崇高感!汁の吸い込みで更に味わい深いストレート細麺
 
 スープのうんちく書きを見ていたら、自家製麺なのだということに気づきました。マジか・・・これが美味かったので、てっきりカリスマ製麺所の特注なんかじゃないかと思ってたオレ。帰り際に製麺室を確認したりしますが、まるで不審者の行動です(笑)。
 

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 そしてオレって単純なオヤジでして「全粒粉」配合してたらとりあえず評価してまう(爆)。しかしそれをさし引いても、これは美味かった!。食べ出した最初のタイミングでは、マジで麺の風合いを感じて、粉・グルテンの香りを堪能しました。スープの塩気が低く感じるから尚更に麺の素性が際立つんじゃない?。決して乾いた麺でもなく、密度感(潰しこみの強さ)は高くない。スープはゆっくりと確実に浸透してゆくタイプですな。前歯で千切ると、スパスパと抵抗なく、リズミカルに切れ込むのが快感。そして香りを楽しみます。奥歯で潰すとさらに反発が少ない。汁のエキスと麺の風味を咀嚼で融合させ、旨味が高まってゆくのを愉しむのみです。
 

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 決してツルツルじゃない麺。軽い滑り層がありますが、それで滑っているように感じているのか・・・。こういう麺は、中盤から一気にスープを吸い込むので、食うスピードが速まってしまいます。麺は、汁を吸ってから旨い。ただ「麺のび」のリスクが高まるから慌ててしまう。しかし何とこのタイミングで「誰かお釣り取り忘れた人いませんか?」と他客に言われ、それがオレだったりして、中断して、お礼を言ったりして・・・・痛し痒しなことをしてしまいました。
 
 

 

 
 
王道の炙りっぷりが質実に感じる肩ロースのチャーシュー旨し!
 
 低温調理チャーシュー全盛の、昨今の新規オープンのラーメン店事情。この5年のチャーシュー進化は目覚ましです。しかし、今後揺れ戻しがあるとしたら、きっとこんなチャーシューじゃないでしょうか。それは「王道のローストポーク」。昔ながらの炙りもいいね。表面の香ばしさと歯ごたえを愉しむタイプ。でもこの感覚を残しながら、レンジオーブンで、柔らかく仕上げる肉は素晴らしい。実際に調理過程を見たわけでないので、あしからず。これは妄想の話・・・・。
 

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 そんな妄想に駆り立てる素晴らしい出来具合でした。周囲は香ばしくてカリカリ状態が汁を含んだ感じ。そして中は柔らかい。全体的に均一な熱伝導で、部分的に脂のさしが入っている。脂のサイズによっては白く映ったり、透明に変化したりして、肉質全体に旨味を充満させてます。ここまで旨味が回ってたら、塩胡椒は要らないね。そのままの味、本来の肉味を堪能するのみです。
 
 

 

 
 
総じまして「淡麗さと濃密さの両立感じる崇高バランス!」
 
 ・・・と言う感覚でして、全く抽象的まとめでごめんちゃい!。これは参った・・・こんなに通り場所なのに、既にまた食いに来たくなってる。しかも次回は「塩らーめん」を食べたくて仕方がない。さらに飛魚出汁の限定まで出しているじゃないか。誠にツラいものを食ってしまった感じ。八王子中心地の数ある旨いラーメンをスルーしてここに来るのもツラい。八王子はオレを責める街。そんな切なさを覚えつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながらう!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
YouTubeにまとめてみました!

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