ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1649】 麺庵 小島流 (東京・板橋本町) 鶏白湯らーめん


 最近、ラーメン屋に訪問してもフラレることが多くて、結構時間と交通費を無駄にしている。何となくついてないな〜・・・。と感じていたら極めつけなことがあった。駅前で一般人のジジイに叱られた


 ちょっと前に自転車の夜光ランプの電池が切れて放置していたことが原因だったのだが、それを駅前の大衆の面前ですごく怒られたわけだ。じいさんは道を通せんぼするから、止まって相手するしかないね。まあ、こちらも迂闊だったし、心に隙があったので、冷静に考えていけないことだから、早速対応するとか、今日は降りて帰るとか、指摘に対しては本当に真摯に答えた(ほんとほんと)。しかし、ジジイは本当にしつこかった。異常なしつこさだった。あれは酷かった。ジジイの言い方はこうだ。


 「あんた、キ○ガイか!」
 「無灯火とは何様のつもりだ!どういうつもりだ言って見ろ!」
 「いつ電池が切れた言ってみろ!あんた確信犯だろ!」
 「正気な人間じゃないだろあんた!」・・・等


 しかもデカい声で・・・。もう永遠に続きそうで周りの人目もあったから、「すみません、本当にこれからは気をつけますから、これで失礼します」と逃れようとしたのだった。しかしそれでも・・・


 「おい!貴様逃げるのか!!」
 「それでいいと思っているのか!オイ!おまえ!」・・・・


 もうそれは大変だった。ジジイはその後、途中で諦めて本来向かう方向へと去って行ったけどね。やりとりしている間に、「すみません」とかオレは言ったが、一応人生の先輩だからと敬っただけに、あのしつこさには腹が立った。


 その腹が立つ自分が未熟とも思え、ジジイにも一分の理があるので、更に真摯に反省。その直後すぐに、すぐにアマゾンで夜光ランプを調達。心の隙を埋めました。でもあのジジイ、相手の痛めつけ過ぎは「ドS」級だな。たまたまオレがドMだったからよかったけれど(冗談ですよ)、あの言い方は・・・・・きっと家族にも嫌われていると思う。だが、実際どうなんだろう。もしかしたら、交通事故で何か不幸があったり背負っているのかもしれん。いや・・・それはないな。キレ方に深みが無かったし。しかし早くあのジジイに再会したいものだと思っている。会って何て言うのかも決めていないが・・・・。












・・・・てなことがあって、あの夜のジジイの悪い記憶を払拭すべく、向かったのがこの店「小島流」さん!ここですっきりとした塩清湯でも食って気分を変えよう!小島流で流れを変えようと思って来たのだが、なんと・・・醤油と塩は売り切れとのこと(号泣)!。11時開店の店で、12時半に来たのに・・・。やっぱりついてないなと思いつつ、気を変えて「鶏白湯」とさせていただいた。そんな一連の流れで食ったのでした。 



※「今日はメニュー表上4つが終わりまして・・・」と聞いた記憶だが、この張り紙なら、そもそもこの日は鶏白湯メニューメインだったのかもしれないね・・・・・。

 






【スープ:まだまだ知らないことばかりと・・・・思い知った鶏白湯】


<何たる鶏白湯のスムースなことよ!もはやミルキー!!豆乳の如くのしなやかさ!!!>


 塩狙いが鶏白湯とあって出端を挫く思い先行? しかし、このスープを一差し啜れば、いきなりそういう気分がぶっ飛んでしまうほどに鮮烈でした、少なくとも私にとっては・・・・。濃厚そうで、全く重くない。しかもシルキーな舌触りを通り越した「ミルキー」な感じすら覚える・・・・。鶏白湯系ってそんなに食い尽くした訳ではないけれど、鶏清湯にひけをとらないアッサリさは、ただ唸るしかない。








 もはや、このスムースな味わいと飲み心地は、豆乳のレベルですよ。魚介の感覚は、正直感じなかった。こういうとき、鶏湯のコクで色気を出したいところだけど、こんなアプローチの仕方があったんだと感服。もはや洋の技法ですよこれは。








<塩分控えめ!ブラックペッパーひと振りで、もはや和風カルボナーラ!!>


 ミルキーと感じるからには、甘みが十分。一方の塩気はかなり低い印象。それでもスルスルと不満どころか感動で飲み干させるのだから、このまま何もアレンジせず、飲み干してしまいたい気分。しかし、テーブルセットにブラックペッパーミルがあったもんだから、つい手が伸びてしまいました。ほんの3回転ほど、簡単にふりかけて候。


 するといきなり別の一面がむくむくと味わいの中におこる感じです。それは・・・・カルボナーラ感覚。スープ・カルボナーラ・DE・小島流。いや〜、久しぶりに鶏白湯で興奮させていただきましたわ。塩にフラレてよかったかもしれない。いやいや、こうなれば、ますます塩が気になる。













【麺:イキがらない麺。ナチュラルなつるつる感と、適当な密度感がいい】


<気持ちの良いほどの角麺ストレート!密度感ある多加水の弾力!>


 麺のセンスがまたいいかも。多加水系です。まずこのチョイスはベスト。そして密度感あるタイプで、モチモチし過ぎて明る過ぎないという、落ち着き度合いを感じる歯応えです。さらに、角麺でして、そのエッジが首尾一貫してキリリとしているのが気持ちよい。麺の流麗な姿がまた旨そうに思えるし、高級感をたたえます。


 保水力もあって、スープが余計に染み入らない。適度に汁を吸い込んで、グルテンに味わいを増すかな。前歯のスパスパ感にもシッカリした歯応えもありつつ、切れやすい。奥歯のプレスもただ淡白に潰れるというのでなく、クシクシっとややテンピュールな低反発の後に潰れるといた余韻。なかなか良いのでは?








<スープもしなやかならば、麺の地肌もしなやか!これで大盛り+50円はナイスなコスパ


 スベリも申し分ないですね。元々加水多めで地肌もツルツルっぽい部分もありますから、このスープ感と相まってスベリは最高です。また、特筆すべきは大盛り設定+50円ということでしょうか。これは、この消費税アップのご時世では実に嬉しい!品質とコストを両立しているポイントでも、この一杯にはほれてしまうのかもしれない。







【具:ダブル主役も脇役も・・・手抜かりなしの実力派】


<豚レアチャーと鶏胸肉のぱふっとした肉、どっちもレベルが高い>


 さらにチャーシューが二種だ。豚のレアチャーと、鶏の胸肉。贅沢だと思うけど、こういうの段々と都内では増えて来たというか、当たり前になりつつあるから、ラーメンの進化って本当にすげーと思う。


 豚のレアの方は、当然ながら薄味で肉本来の味わいを重視。適度な生のやわらかさ食感と、しっかりとした歯応えを残しつつ、その後味はとても繊細。塩気の薄さがまたいいね。一方の鶏胸肉の方は、まるで化粧パフの如くの柔らかさ。甘噛みでも裂けるくらいで、こちらも薄味。スープに沈めて十分にスープを吸い込ませてから食うと、これまた絶品。いやはや・・・どちらもレベルが高いや・・・・。









<岩海苔がこだわり!?一見ミスマッチなれど、風味がとても良し!>


 一見、ミルキーな白湯仕上がりとか、ペッパーでのカルボナーラな味わいなどを鑑みると、岩海苔は合わない気がしてた。しかし実際は、ミスマッチだろうけど、組み合わせとしては、「アリ」なんですね。岩海苔の風味って本当に他の素材を邪魔しない。乾いたのが湿ってスープに浮遊していても、それがまた風合いを高めますし。










 総じまして、「極上ミルキー鶏白湯登場!」という興奮を覚える一杯。これは、食い逃した塩がとても気になりますよ。ますます悶々としたりして・・・。ココ、ブレイクするかもしれないかな・・・なんて感じます。


 しかし結局は、あの嫌な流れを踏ん切る気分展開には確実になったな!早くあのジジイに再会したいものだ。人間どこか不完全。どこかしらダメなポイントがあると思うし、思いっきり注意してやりたいと思います。 


 ・・・いや、これ以上、疲れることはやめとこ。なので詠います。




   お彼岸の
   のどかな日射し
   しなやかで



   白湯スープに
   写したるかな





お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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