ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン743】 ビーハイブ ゲンキノモト(東京・日本橋) 限定塩ラーメン

【茂原や六本木に行かなくても神田で食えるんでっか!】

 知りませんでした・・・。ビーハイブが神田に支店出してたなんて!たまたま話題の店などを検索していて、こいつが引っかかり、もう定時間退社日というのもあって、速攻に夜の部開店直後に参りましたがな。なんと、看板は「手打ち中華そば」とのことでっせ!!今度のはどんな色をしとるのやとか空想というか妄想する山の手線車中ですよ。しかも、神田駅から比較的近いという立地の良さに、「こりゃ通いかな?」とか頭をよぎります。そして乗り込んだ店内ですが、先客1名(やるなぁ〜・・・、先客さん)。券売機を覗いてあれれ???全部売り切れやんと思うと、店員さんが・・・・

 「すみません、手打ち・・・売り切れました。夜の部は限定の塩ラーメン一本でいかせていただきます」

 ・・・・とのこと。ガビーーーーーン!とショックを表面上は隠して「じゃ、それを」とクールに決めます(うそです)。まぁ・・・ここやったら通勤経路やし、快速も止まるし、いつでもこれるわ・・・。いつかは食ってやる!と心に誓うのです。



【塩味・・・・もはや因数分解不能な旨味の塊です】

 限定塩ラーメンとは、別名「naminori」のあのラーメンでした(以前六本木で食ったやつ)。緑の麺・・・一度見たら忘れもしない、あの一杯でした。これはこれで、うれしい誤算という奴で、嬉々としていただくことと致します。

 「若干・・・・スペック変更か?」

 駄舌ゆえに不明です。 naminoriは、過去レビをご参照ください(http://d.hatena.ne.jp/TOMASSOON/20111104/p2)。殆ど同じですが、微妙に違いまんねんな・・・。

 「鶏チャーシューがないねんね・・・・」

 そのかわり、バラ肉チャーシュー1枚増量ですので文句はありまへーーーん。

 「白トリュフオイルが・・・どうなってるのか・・・・」

 入ってないとは言えば、前回六本木店では明確に感じ取ったんかい!という自信がおまへんので、なんとも言えません。ただ、冒頭から「あのときの洋な雰囲気の影が薄くなってしっくりするな・・・」と感じたのは確かと言えましょう。実に巧妙な塩でして・・・、「塩自体がもはやダシである!」と言い切ってしまいましょう。塩味・・・・それがもはや因数分解できない旨味の塊とすら感じますわ・・。きっと、どこか世界の旨い塩を複数ブレンドしてんねやろ?と邪推すれど、旨けりゃええやん!

 ただ、六本木で食したやつとは、油の感覚が少なくてスッキリした印象。そして、まるで貝柱のダシと塩味が結びついたかのような一体感すら感じます。貝柱の味を見極めたわけではないのですが、例えとして・・・。それに、ごりごりと魚介でだしとり、濾したようなザラツキが一切ないので、余計にそう感じさせますわな・・・。ともあれ、この透明度はちょっと他にないほどトップクラス!滋味として味わっていただきたいっす。神田を得意とするあのお方(注)にも・・・。

 ※味のグラデーション:鶏清湯>淡麗塩そのもの>香草の猫パンチ>魚介?貝?な風味>その他
 注:http://tani8n.cocolog-nifty.com/ramen/



【2回目ともなれば、そう驚かんけど・・・・やっぱりおもろいで!黄緑麺!!】

 この麺は、色合いでまず度肝を抜かれましょうが、今回落ち着いて味わうと、なかなかしっかりした柔らか系やと思うんですよね〜。加水は明らかに中。そして、「クッシリ」系のような「歯ごたえ」と「風味」を楽しむのが重視ではなく、「スベリ」「喉越し」そして「クチュリ!」とした柔っぽいニュアンスと遊ぶ重視な麺ですな・・・。それでいて、頼りない部分は一切ないので、女性はもちろん、男性でも受けると思いますよ!

 「香草の色や風味が乗り移ったんか!」

 最初はそう思いましたし、いまでも香草と一緒に食すると、なかなか面白い風味がぶわーーーと鼻孔を駆け抜けます。ホンマおもろい麺。話のネタ気分で軽い気持ちで行って食っても、大満足を得られるでしょう。

 ※麺の感覚:ハーブ感?漂う透明系グリーンな麺が風味豊か!滑りもなかなかで、定番な加水中くらい。クチリと見慣れた感覚。
 ※麺の形状:中くらいの標準的な太さ、ストレート麺、何と言ってもうす緑色が珍しく、パスタとみまごう風貌




【この香草の存在感がすごいね〜】

 でかでかと麺顔を支配するチャーシューも絶品ですが、全体的な味の存在感としては、香草です。最初は苦み?と感じさせて、さーっと後ずさりするような所作を舌の上で表現します。これは・・・・パクチーやネギ嫌いな方は抵抗あるかもですね。アタクシ「ねぎ星人」ですから、なーーーーんともないのですが(むしろ好き〜♪)、にじみ出るエキスがスープにもほんのり影響を及ぼして、それが味のエッジングにすごく貢献してますから、これを具の筆頭に挙げざるをえません。

 とは言うものの、チャーシューも塩味一辺倒で旨いっすよ!!バーナーで炙られた焦げ目も美しく、そして香ばしく、食欲をそそりまくりますやん!また周囲の脂がまた旨いのでして、ちょっとした豚トロくってる気分でっせ。あとは、ネギと糸とうがらしという見慣れたお姿ですな。メンマないことがまた高い評価です。

 ※具のおさらい:香草、チャーシュー、しらがネギ、糸とうがらし



 総じまして、名作「naminori」がこんなに身近に食せてこれは幸せ!しかし、よく考えれば、今日は特別に夜の部レギュラーだったわけで、通常になるとこれは無くなるのか?手打ち中華そばの魅力もあるが、それはそれでさみしい・・・・。どうか、限定10食程度で、残しておいてもらいたいと願うのですが、いかがでしょう?帰り際、清算「次回は手打ちをお届けできるようにしておきます!」と頭をさげられたその背景に、冷蔵庫で「手打ち麺の生地」が気持ち良さげに眠っていた・・。明日の出番を待っているかのように・・・。次回は、オマエを食ってやるからな!待ってて、手打ち生地!こうなったら、こっちも「意地」です。なので、詠います。

 人波を
 手打ち目指して
 たどりつく

 食えぬ麺生地
 つぶやく我意地

お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。




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