ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3341】 らぁめん 生姜は文化。 (東京・巣鴨) 塩生姜らぁめん+チャーシュー+味玉 〜嵐に負けない意地と根性!裏腹な透明感とパンチ感ある崇高塩生姜麺!

<嵐(台風)の船出も逞しき哉・・・・MANNISHがいきなり神田から巣鴨??それとも関係者??>
 
 休日は、午前中にマンション管理組合の理事会があり、たっぷり時間が潰れてしまった・・・。週末のラーメン活動のスタートが大きく出遅れ。ただでさえ台風が近づいているのに、ちょっと焦ってしまいます。こうなれば都内に絞ろうと、ラーメンデータベースをチェックすると、生姜の新店舗情報がありました。なのでふらっと訪問してみたのですが、最初は「長岡系生姜」か何かだろうとしか考えておりませんでした。
 

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 台風が近寄っているからか、事前宣伝がそこそこ抑えめだったのか、ランチタイムピークでもすっと入店することができました。ところが、入店して券売機を見て「塩生姜」とある。塩一本なのねと思い、食券を厨房のお兄さんに手渡すと、どこかで見たお顔立ち。あ!神田のMANNISHの店長さんじゃね?。それに「塩生姜」ならますます疑いようがないですよ!そんな感じで食う前から驚きの展開。
 

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 生姜など刺激的な薬味は大好きなので、これはまた嬉しい店がオープンしてくれました。この一帯は、蔦しかイメージがあまりないので、これは頑張ってほしいねぇ〜。売り上げに貢献してあげましょうと、チャーシューと味玉も追加しといてよかったー。本来ビールもなんだけど、毎週末二日酔いでそれどころではない私。完全にやさぐれオヤジ・・・。
 

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<生姜の風味が効く〜!塩気が更に磨きがかかり澄みきった美味さ!>
 
 とにかく二日酔いを早く何とかしたい気持ち一色です。そんなのもあって生姜系を選んだわけですが、こんなにもやさぐれる訳は、いつか時が来たら笑いながら話したい。今は辛抱。我慢じゃなくて辛抱。台風近寄る鉛色の空以上に、オレの心は澱んでいるのです・・・・。そんな気分を明るくしてくれたのがこの麺顔。
 

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 おおお!透明感バリバリの塩生姜スープ!一気に気分が晴れるとはこのこと。気がつけば相当腹が減っていたのだった。チャーシューがまた久しぶりの表情をしているし、麺の逞しさが寝ぼけ胃袋に活力を与えてくれそう!。朝からポカリスウェットしか飲んでないから、早く食わせろと胃袋がグーグーと唸りだすではないか!。
 

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 慌ててレンゲでスープから啜り始めるが・・・・これが実に沁み入る美味さ。まず生姜の清涼感が体全体をシャキッとしてくれる感じで、とても健康的で良いね。塩気は穏やかなんだけど、生姜とすごく結びつくから、とてもシャープな塩気と感じます。軽やかなれどしっかり感があって、磨きがかかったようなエッジング
 

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 鏡面のようなスープには鶏豚のエキスが浮かび、これが重くないのがこの時の体調にはちょうど良い。鶏油のような色気はあまりなく、チャーシューが多めに入っていたためか、豚のエキスがちらっと優しさを感じさせます。とてもシンプルな味わいには、落ち着き感もあり、きっと魚介も何かしら滲んでいるのかしらと思うけど、煮干感は皆無で感じ取ったとしても節系のようなイメージ。
 

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 微妙に小松菜の風合いが漂い、これもまたスッキリさせてくれます。ヘビーな二日酔いでもスープをグビグビと飲み干させる質感の高さがいいね。これは胡椒などで化粧する必要を一切感じないので、レベルの高さを改めて知ります。
 
 
 
<滑らかさと歯ごたえの程よい平打ち麺!スープとのバランスがナイス!>
 
 麺がとてもスープとのバランスがいいです。つけ麺にも十分流用できる平打ち太麺。玉子麺っぽい質感をたたえ、加水は高くもなく低くもなく。外側はスープの浸透を多く許し、たおやかにしなる腰つきが非常によろしい。まさに滑りの良さそうなイメージです。
 

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 モチモチと言うより、淡い歯ごたえが嬉しい感覚。中心部のグルテンには芯を感じませんが、前歯で切ったり、奥歯でプレスしたりする際の、麺風合いをとても感じさせてくれます。そこの塩生姜のエキスが滲んで、唾液と混じり旨味へとシフトアップするところが、しっかりと感じ取れる。そう言うところが平打ち太麺では感じ取れます。こう言う形状だと喉越しにもしっかりとシルエットを感じるし、まさに食べ応えを後でも知る・・・嗚呼、旨し!
 

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<@@@なバラ肉ロールチャーシュー!一周回って斬新さを覚える!>
 
 バラ肉ロールチャーシューが懐かしさを感じます。最近は低温調理型が幅を利かせているから、こう言うクラシックなタイプの方がむしろ斬新に映ります。見事なローリングで、昔に地学で習った地層のしゅう曲を思い出すような美しき断面。外側の脂身には醤油系のタレがよく浸透しており、全体的な塩味の中に、醤油の風味をうっすらと感じる。そんなところも味のアクセントです。折りたたんで一口で食って遊んだり、また麺に巻いたりして、楽しく過ごさせてもらいました。
 

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<味玉にハズレなし!>
 
 味玉も醤油ダレのフィーリングを深く感じます。色合いからしてもそうですが、醤油ダレの風合いが深く、また熟成したような甘みを感じるタイプです。白身は完全に染まり切ってやや固めに引き締まった歯応え。そして卵黄は完璧にハードなジェル状になっており、芋羊羹のような甘みを少し感じる味わい。これは、舌の上にペッタリと絡みつくところを、酒で洗い流しながら楽しみたいですねー・・・。二日酔いでなければ。
 

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 総じまして、「嵐に負けない意地と根性!裏腹な透明感とパンチ感ある崇高塩生姜麺!」と言った感じでして、新たな巣鴨の顔として今後は期待のお店です!。途中から忙しそうだったので、神田MANNISHとどんな関係なのか聞けなかったが、そのうち誰か明らかにしてれるでしょう。ともあれ、次回はつけ麺を食うと決めている私です。次回はビールも必ず!。そんな感じで食い終わった頃には二日酔いも柔らいだりして・・・。そんなレスキュー塩生姜麺への感謝を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   負けじとて
   嵐の船出
   逞しく
 
 
   澄んだ生姜
   決意が滲む
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!