【住道のJインスパイアより、ここを選ぶのです】
正直言ってどっちを訪問しようか迷うというもの・・・。素直に何食いたいと問えば、「あの一杯を食いたい」とあいなります。しかし、ここには、まだ興味あるラインナップもあることですし、今回はここで限定好きの虫を思いっきり開放させてください。今回は「パスターめん」なる、ご店主の遊び心伝わる一品をチョイス。塩ラーは来週から始めますとのことでした(う・・・・聞いてしまった、また来なければ)。まだまだ地元近辺の知る人ぞ知るレベルでして、混雑皆無の午前11時半。先週きたばかりやし、ワシのこと覚えているかな・・・・と少し期待したけど、完全に忘れとるがな・・・・(泣)。メニューに一瞥もくれずに「パスターめん」とオーダーしたりました。
【器の趣味も変えましたな・・・確かにパスタな見栄えの油そば】
配膳と同時に「先にこちらだけで食べてください」と言われる・・・。あとからソースがでてくるらしい。このスタイル・・・松戸・兎に角風やん(もっとも兎に角はリクエスト制だけど)。少々まぜまぜして食しますが、醤油の丸みあるエッジに、鶏濃厚なベースが混じりこみ、香ばしく感じるタレが・・・・意外にスマート。これは中々・・・。ベースが豚骨じゃない分、スマートな濃厚というか・・・・これは、中々旨いです。シメジ、水菜、パプリカ粉が洋風演出していますが、鴨、炭火焼風鶏、刻み海苔が和をとどめています。面白い油そばです。
【麺変えました???】
鶏とろみそばとは、随分違った印象の麺でした。ラーメンと油そばとで、同じ麺でも印象が変わるものですが、こちらはほとんど捩れ、くねりがない極太ストレート麺で、膨れた角断面な麺。表面もしっかり固くてかっしりした印象です。適度なザラツキがタレを上手にまとって、褐色に光り旨そうに見えます。噛心地もやや反発感じながらも噛み切るストローク中、均一な抵抗感。最後にのこる重めのクッチリ感覚。ほんまに同じ麺とは思えないので、限定メニューのため、これ専用なのかな・・・・はたまた、和え麺等汁なし専用?・・・と感じます。麺量並みで200g、大盛300gはサービスとの設定ですので、大盛をオススメします。
【めっさ旨いわ・・・・・鴨肉・・・・】
ほんのり温かくて、鴨肉の脂身が舌の上で解けてゆきます・・・・。これはたまらん。そして肉も柔らかく、味わい深くええ塩加減とスモーク感・・・・。これを追加しておくんやった・・・・。不覚!また鶏肉も旨い。ご店主の話では、豚肉に変えた方がたくさん安く召し上がっていただけるのが分かっているんだけど、地鶏にこだわっているからしんどい・・・とのこと。いろいろ、震災の影響などあり、コストに苦労しているらしいです。そういえば・・・・レビュアー仲間に無類の鴨好きな方がおられましたが、いかが?ちょっと遠いか・・・。
【濃厚鶏白湯ソースですよー!こんなに滑らかな濃厚・・・・】
鶏とろみラーメンを、更に凝縮したようなスープが後から来ます。これを食事の後半にトロリとかけるという趣向。タレとあいまって、プチ鶏とろみラーメン+濃縮版が出来上がります!この二段階の楽しみ方は、最近ぽつぽつと見かけるようになりましたが、大好きな演出です。滑らかカルボナーラみたいな色合いのソース・・・。あえてスープといわない、ソースとよびたい、その濃縮度。お楽しみです。
総じまして、麺、ソース、鴨肉など、それぞれ楽しめて880円なら価格相応、リーズナブルで気持ちよく払える出来具合です。これは・・・・また食いたいな・・・。さてさて、来週登場の塩ラーは、あっさりと、こってりの二種類か?はたまた、カレー中華は、いつまで限定なのか・・・・。気になる気になる〜。週末しか通えませんが、東京へもちょくちょく顔をださんといかんし・・・・忙しくなる一方なのでありました。ともあれ満足。そして合掌!今日も本当にごちそうさまでした。
- ジャンル:ラーメン
- 住所: 大東市灰塚6-7-9
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- (写真提供:jade44)