ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4229】 麺や でこ (川崎・武蔵小杉) 特製濃厚牡蠣蕎麦 〜マー油で更にハイスペック!進化の止まり感じさせない崇高濃密牡蠣蕎麦うまし!

牡蠣大好き!カキ星人集まれ!
 


麺や でこ (川崎・武蔵小杉) 特製濃厚牡蠣蕎麦 〜ラーメン食べて詠います

 
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 ラーメンデータベースでこのお店の最多レビュアーでありながら、このところすっかりご無沙汰してたこちら「麺や でこ」さんに、約1年ぶりに訪問。毎年この時期に展開される冷やし系の限定狙いでやってまいりました。しかし本音を申せば、少し肌寒い日だったために、無理やり冷やし系を食らうモチベーションが低かったけか・・・。限定メニューの立て看板を見ると、このタイミングは昆布水つけ麺の様子。それならそれでも大OKと心を決めて入店したつもりでした。
 
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 ところが・・・券売機を見れば「濃厚牡蛎蕎麦」なるボタンがデカデカと!。何ぃ~、これは限定でしか出してなかったはず。しかもその限定は数あるなかでもトップクラスの思い出深く、レギュラーメニュー化を知っていればもっと早く訪問しておりましたよ!。一気に心変わりしてハジケてしまおう!今回は「特製濃厚牡蠣蕎麦」とさせてもらいましょう!。
 

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 ・・・てな感じで店で言う1番の席に。ご店主の目の前。いつも平気だった写真メモの撮影も、ちょっぴり今回だけは照れ臭い(笑)。
 
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<全体> 明らかに進化!出汁の泡立ちと薬味!麺の質感!濃厚感と風味の良さがパワーアップ!

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 カウンターに座って待ってる間もワクワクが止まらない!。だって牡蠣大好き牡蠣星人な私。堪らず以前食した自ブログ記事など予見しながら過ごしておりましたが、生産ロットの区切りよろしく結構早く配膳されて驚きます。それがこんな麺顔です!。
 

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 おおお!以前よりも迫力ありあり!パワーアップ間違いなし!。その泡立ちには素晴らしい濃厚さを感じるのは同様ですが、明らかに違うのが薬味。マー油が今回はタレとして足されており、スープから立ち上る湯気には、牡蠣の濃密な風合いとマー油の香ばしさが織りなし、食欲を刺激しまくり!。またスープの泡立ちとマー油が混じった部分からは、紫玉ねぎの微塵切りと、カイワレがピタッと位置しており、薬味アピールバリバリ。更に今回はわざわざ特製バージョンにしただけあって、肉質とボリューム感に厚みがありあり!。対して味玉はプルンとしてソフティ―な感覚でふわふわ!。これは確実に前回より旨いと確信してしまいました!。
 

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<スープ> ベースの煮干しに溶ける濃厚牡蠣ペースト!ダブルの苦みと旨味がまさにせめぎ合い!

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 嗚呼、やはり予想を超えておりました。これは苦味のコラボ!苦味のせめぎ合い!苦味のダブルインパクトか相乗効果!。ベースの煮干スープの出来が良いのは承知の通りです。煮干をド煮干し級までにはしないまでもかなり濃厚に仕上げており、そのエキス感はエグミなく、堂々と「煮干し苦い」感覚が実に旨い!。デフォルトの追い煮干しの旨さが、第一弾として弾けまくりです。
 

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 そこに牡蠣エキスがびたりと貼りつくイメージ。ペースト状の牡蠣を溶かし込んだのではないか?と思えるほどで、そのスープカラーには明らかに牡蠣由来のモスグリーン感を感じ取る。そして味わいは確かに牡蠣の苦みが炸裂!。そして苦味にはコクが深いぜ・・・。イカ墨とはまた違うんだが、コクの深さではそれに匹敵と感じてしまう。サラサラしているはずが、牡蠣のエキスでぺトぺトした絡みつきにも感じるし、濃厚煮干しとまさにせめぎ合うバンランス感が旨し!。
 

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<薬味> マー油!:ニンニク風味と牡蠣エキスはベストマッチ!焦げた風合いも苦旨味を更に加速!

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 私の知っている以前の薬味は柚子皮でした。それが今回は一転・・・「マー油」に変更。いわゆる焦がしニンニク油ですよね。これがタレのようにスープ全体に絡みつき、牡蠣エキスの味わいとすごくマッチ!いやベストマッチ!。メチャ旨!。ニンニク味わいが牡蠣ペーストのコクにとても合うし、また焦げた香りも煮干しにもマッチ!。この薬味タレ「マー油」プラスだけで突き抜けたイメージ!。
 

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 またこのマー油にかかった紫玉ねぎの微塵切りがいいね。是非、麺や具材を食らうとき、このマー油と紫玉ねぎの甘味を楽しんでもらいたい次第。意外といい働きします。
 

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<麺> クスクス風味を強く感じるストレート細麺!独特個性の濃密にしっかり麺の風味で受け止める力強さ!

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 濃厚なる煮干しと牡蠣、そしてマー油のせめぎ合い。そんな個性的な味わいの中で麺がとても重要に思えますが、一見華奢なストレート細麺ですが、しっかりと受け止めて味わいにのせます。引き上げると濃厚出汁にそまってタレのコーティングで全体的に褐色が深い。照明の都合で黒光りすら思う表情ですが、エッジラインが際立つので端正な姿に見える麺です。
 
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 まずは啜り上げるが、やっぱりややタレの為か重めな滑り出し。今回は汁が跳ねると確実に染みになりますから、落ち着いて啜り上げます。前歯でクツクツクスクスと千切ると、やはり煮干麺の時と同様に麺素地の風味が仄かにふわっと感じるかと!。やがて一瞬で濃厚煮干&牡蠣の風味に支配されてゆきますが、この刹那だけはガッツリとスープの重い個性を受け止めているはずです。
 
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 途中から汁多めの混ぜそばでも食ってるような錯覚。べたべた絡みついた風味麺を奥歯で咀嚼しながら味わうのですが・・・しっかり麺の甘味とスープの苦みが感じられ、それら一体感ある旨さが広がるではないか!。また是非試して欲しいのは、濃厚スープにジットリと絡まった麺と、カイワレ&紫玉ねぎが絡まった部分。これが実にヘビー&ライト!リッチ&フレッシュ!!。結構ここも響く旨さでした!。
 
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<チャーシュー> 豚肩ロースと鶏胸肉の2種肉:脂身のロースト感と混じる出汁エキス!それを受け止める淡泊上品な胸肉旨し!

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 やはり、いい店なら特製食うべしだね。しっかり分集めな肩ロース肉は、脂身もその差しも多めで、ロースト感と中のフレッシュ感がギュッと詰まったイメージで旨い!。煮干と牡蠣とマー油!そのタレで甘味なる脂身を齧り食らうのが最高だね!。またその余韻で赤身と脂差しが入った部分を食らうと、極上ソースに絡んだ崇高なローストポークのような味わいで最高に旨い。嗚呼・・・やっぱり酒が欲しくなる。
 
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 濃厚な旨みのコラボ感のあとは、鶏胸肉を齧りましょう。パフパフとした食感と淡泊な風合いが印象的ですが、濃厚×サッパリのコンビネーションもなかなか安心の旨さ!。淡泊とは言ったが鶏胸肉も完全にスープに埋もれ切らず、じわじわと鶏肉の滋味感覚を滲ませます。これぞ淡麗な酒に合わせたい逸品かと!。
 

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<具材> メンマ:さすが特製!質感とサイズ申し分なしなメンマが2本だぜ!

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 入れ間違いじゃないよね!。サイズも太さも大きく、質感もなかなかGOODなる穂先メンマが2本も堂々と投入されております。濃厚なスープに塗れて、分からず麺と絡めて引き上げてしまいましたが、一緒に麺と食らうのも一興。2本あるとそんな遊び心も実現できるかと。クスクスっとした麺の歯切れと、クニャサク!っと千切れる歯切れのタイムラヴが、食っててオモロイ。
 

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<味玉にハズレなし!> 濃厚で個性的なハード出汁の中にあってこそ・・・円やかで優しい濃密感が嬉しい!
 

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 薄出汁に漬かったような美しく淡い褐色の味玉。白身はプルプルと震えて、汁の味わいが良く染みて当然ながら旨い。卵黄もその通りですが、ジェルっぽい感覚が広がって湯で加減の絶妙さに感じ入ります。
 

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 濃厚で個性的なハード出汁の中にあってこそ・・・円やかで優しい濃密感が嬉しい!全体的に玉子本来の風味をしっかりのこすタイプの味玉。出汁で染め上げて熟成させたような褐色味玉も旨いが、こういうシンプルなのも非常に旨いね!嗚呼、味玉にハズレなし。
 

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総じまして「マー油で更にハイスペック!進化の止まり感じさせない崇高濃密牡蠣蕎麦うまし!」

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 ・・・と言う感想!。本当はもっと食っていたい。牡蠣好きなら絶対に食らっておくべき一杯かと思います。実はこの店は和え玉が得意で、牡蠣和え玉までレギュラー提供可能です。当然今回も狙っていたんですが、時間もあまりなかった上に、もう歳なのか・・・少し前ならならさらっとくえたはずが、すでに腹パン!。後客が店の外で並んでいたのもあって、一杯だけで大人しく退散いたしました。出汁茶漬けもオススメ。最後の最後まで、ホント楽しく美味しく食わせる店!。東急東横線利用者なら、途中下車してでもいかが?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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