ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4209】 中華そば 一陽来復 (東京・武蔵境) 特製海老つけ麺 + チャーシュー炊き込みご飯 + キリン一番搾り生ビール 中瓶 〜もはや煮干と共に二枚看板!海老好きなら一回食っとけ濃厚つけ麺!

徐々に人気高まる気配!?濃厚海老出汁!!
 

 


中華そば 一陽来復 (東京・武蔵境) 特製海老つけ麺 + チャーシュー炊き込みご飯 + キリン一番搾り生ビール 中瓶 〜ラーメン食べて詠います

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 週末の朝から雨が降り通しで、気分がスッキリしませんねー・・・。好きなこと、食べたいものすら億劫になってしまいます。なので今回は地元で地味に拉麺活動。運動不足もあって、傘さしながら少し歩いて辿り着ける武蔵境駅界隈へ。肌寒いから味噌がいいかな?と本当は思ったんだけど、いつもの店は臨時休業とのことで、こちら「一陽来復」さんへと流れてやってきました。
 

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 実はこういうのも予定調和だったかと。先日ここで食した「海老そば」が異様に旨かったことを記憶しており、濃厚な味わいをより濃厚に追求してみたいと思っていたところです。更なる濃厚海老を期待して、今回は特製で海老つけ麺を狙ってみましょう。
 

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 カウンター席について、落ち着き始めると、後客がパラパラ続々?。何の気はなかったんだが・・・聞こえてくるのが「海老そば」「海老つけ麺」確認の声。こちら、背脂煮干系の店との認識がまかり通っているイメージなんだけど、何だか徐々に人気高まる気配!?。これは楽しみ!期待が増すばかり!。
 

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<酒> キリン一番搾り生ビール:定番の麦芽100%麦酒を堤真一気取りで味わう〜

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 キリンとアサヒと選べる中で、キリンをチョイス。アサヒは好きだけど自宅にいつもストックあるので。それに通勤で使う中央線の車窓で、いつもキリンの看板見かけるから、潜在的に刷り込まれているようです(そう言えばキリンの本社は中野だったね)。
 

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 ま、私もアホだから、一番奥で誰も見てないと思えばハメ外します。CMみたいに喉を鳴らしながら飲み干し、プハーッ!なんて。定番の麦芽100%麦酒を堤真一気取りで味わう〜。調子に乗ってたら、ちょうど自分の奥座席の近くにトイレがあるらしく、利用者にバッチリ見られてしまいましたよ(爆)。変なおっさんって・・・顔に書いてありました。
 
 

 

 
 
<全体> タレ!麺!焼き色チャーシュー!どれも中身の濃ゆさをにじませる重厚プレゼンス!

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 そんなくだらないことがあった後、心臓のドキドキが治りつつあった時に、ちょうど配膳と相成りました。アルバイトと言うより、ちょうど修行中みたいな雰囲気の女子から手渡し。それはこんな麺顔です。
 

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 おおお!何とも全体の色合い的には地味に見えるが、それぞれのパーツが質実!実力派!ってな感じがありありで、旨さの迫力をビシビシと伝えてくるじゃありませんか!。特につけダレの濃厚そうな色合いはイメージ通り!。海老の香ばしさが湯気と共に立ち昇ってくる!。それに太麺の手揉み感覚がいい。非常に優雅な部分と素朴な部分が入り混じり、小麦粉の塊ってな雰囲気すら表すようなイメージ。それにチャーシューも2種あり、うち一つは醤油と焦がしの質感があって、懐かしさを感じさせる見栄え!。タレ!麺!焼き色チャーシュー!どれも中身の濃ゆさをにじませる重厚プレゼンスじゃないか!
 

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<つけダレ> これほど海老が重厚濃厚でもエグミ一切無し!ピュアな海老旨味だけでグイグイ食わせる旨さの迫力!

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 海老と言えば、甲殻類特有の「香り」。香ばしさにはどうしても磯が香るエグミを連想する部分があり、これが好き嫌いの分かれ目になりそう。また海老エキスを濃厚にしようとすると、どうしても殻ごと絞り出したりするが・・・擦っても濾してもザラつき成分が混じることがある。これも分かれ目。それを念頭に味わうと、見事にクリアしているから面白い!冒頭から旨い!と痛快に思えてくる。
 

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 汁そば(海老そば)よりは少し濃厚ってな感じ。ドロドロしているわけじゃなく、トロトロ?ペタペタ!っとした濃密感です。その方がナチュラルさがあって好印象。味わうと、そのまま飲み干せそうな濃厚さで、塩気よりも海老甘味が強い。まさしくエグミという類が一切なく、非常に飲みやすいじゃないか!。うう・・このまま白飯の上にかけて爆食いしたくなるじゃないか!。そして唐辛子が微妙に隠し味的に、海老香味を高めているように思えるのは私だけでしょうか?。塩気じゃなく辛味で味わいを引き締めてるのがナイス。そしてベースに動物系も溶けているのでしょうかね。その配分もあって非常に全体として、海老濃厚でも食べ易くなっていると思えます。
 

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 具材は麺皿に全部乗っており、入っているのは薬味の青葱だけ。こういうの嬉しい!。具材に体積が奪われることなく、つけダレは器にタップリと注がれているため、麺の量と計算しながら食らう心配がない!。それよりシンプルに旨いタレが多めに入ってるのが素直に嬉しい!。
 
 

 

 
 
<麺> 個性的タレをガッツリ受け止める極太手もみ麺!ヌッチリ歯応えの中に風味あり!タレと絡んで甘味あり!

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 先日、背脂煮干しで食った麺が旨かった!それがそのまま流用されているようです!。温麺でも軽く引き締まりや密度を感じた麺。それが今回はひやあつ状態でダイレクトに味わえる!。並で240gとのこと(きっと茹で上げ計算)。おっさん年齢としてはそれで十分過ぎる。2〜3本そのまま何にも付けずに味わうが・・・麺の素地の風味がしっかり楽しめるねぇー。グルテン食ってる感覚も甘味がほのかに染みて旨い。
 

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 タレに付けましょう。手揉みニュアンスが濃厚タレと絡むには丁度いいです。浸透するというより表面に絡みつき、それを咀嚼で融合させる感覚。しなやかさは期待できない分、無理やりズボボボボボってすすり上げると汁ハネを呼び込みますからご注意を。タレが分厚く麺をコーティングした状態になり、それを短くズボッと啜りつつ、あとはワシワシと口の中へ運び入れるように楽しみます。
 

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 奥歯へ運んで重なった部分をプレスして潰す。麺の風味と海老コクの旨味が潰す度に一体化。別の旨味へと昇華するが如しで、海老の味わいがしっかりと炭水化物の甘味と混じる!それが旨し。今回は極太麺ですから、具材と絡めて食らうことをせず、青葱程度の薬味だけで、麺を一本一本丁寧に味わい尽くしましたー。
 

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<チャーシュー> 素朴な焼き目の豚バラチャーシュー!しっとり今風鶏胸肉!フォンデュの様につけダレで味わう!

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 鶏と豚の2種チャーシュー。鶏胸肉は今風の低温調理っぽいニュアンスで、とてもしっとり?フカフカとしている感覚。下味も非常に薄めな様子なので、これはつけダレに絡めてから食します。つけダレが濃厚だから、今回は「フォンデュ」のように具材を食い回してゆきましょう。
 
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 しっとり今風な鶏胸肉は、まさに滋味が潜むような味わいですが、タレに絡ませると一気に肉自体がパワーを得たように味が広まる。一気に滋味が味の力を得て旨味で溢れますー。これでまたキリン一番搾りが旨くなる。
 
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 そして豚バラ肉。これは醤油ダレに浸されローストされた感じがありあり。表層にはタレが濃ゆく滲んでいる部分が明確で、その外側は香ばしいまでに色こく焦げ目があります。それが絶妙に旨そうで、見てるだけで焼き目の香りが届きそう。しかしそのままでは全体的には薄味に感じられるので、やっぱりつけダレにこれも浸しました。つけダレを纏って食らうと、肉の香ばしさも蘇るかのように旨し!。
 
 

 

 
 
<メンマ> 柔らかく薄味仕上げ!フレッシュさすら感じる極太タイプ!

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 こうなるとメンマも肉と同様に、フォンデュにようにして食らいました。もともと薄味系で、材木型。しかしとっても柔らかい繊維質で、フレッシュとすら覚える極太タイプ。なのでこれは抵抗感なく、つけダレの味わいにフィットします。こんなに太いのにコリコリ感なくしっとり食えると、ちょっとメンマも面白く思えてくる。
 

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<味玉にハズレなし!> 緩いジェル状か生菓子の様な卵黄!優しい出汁の浸透でしっとり深みを感じる濃厚旨さ!

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 均一に出汁に染まっている味玉。醤油だれが、深くしっとり染み込んでいるようで、卵白の肉厚な部分にも均一に浸透しています。卵黄に至ってはもっと味が浸透しているようで、ほぼ全体的に緩いジェル状になっている。舌に一番絡みつき易い状態です。この卵黄の味わいが非常に熟成を連想させる味わいで、塩気なのに生菓子のような甘みを感じる仕上がり感。
 

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 今回も味玉も海老味に染めてみよう!。ほんのりとマチュアな甘味が、ドボンと汁に沈めると卵黄の甘味に、海老ポタージュの円やかな旨さがプラスされる!。魅惑のソースを味わっているかのような濃厚な楽しみがありました。嗚呼、海老味に絡んでも味玉は旨し!
 

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<〆飯> チャーシュー炊き込みご飯:チャーシューダレの旨味に生姜の清涼感!炊き立てで超旨し!驚愕の50円也!

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 毎回、これを伝えますが・・・この50円でこの一杯は頼もしい!。全体的にはチャーシューダレが効いた出汁で炊き込まれた白飯イメージ。別に肉がわんさかと紛れ込んでいるわけではないが、十分に肉エキスも感じ取れて美味しいです。
 
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 特筆すべきは生姜が軽く効いている点。それが異様に食欲をそそるので、別腹のように食い進められます。また今回は開店早々で、炊きたてだったことからも旨さがハンパなかった次第。蛇足かとも思いましたが・・・濃厚海老のつけダレを実験的に垂らしても食いました。これもありだが、そのままでも十分美味しい。
 
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<スープ割り> 割っても旨すぎる!むしろ・・・ここに麺を入れたい!

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 そしてスープ割。器を返すブーメラン方式。実はこのスープ割がめちゃ旨かったのでした。またなみなみと注いでくれましたからねぇー、そういうところも嬉しい。割って淡くなっただけじゃなく、別の旨味へベクトルが変わったようなイメージ。汁そば系の出汁としてもそのまま通用するので・・・このまま飲み干すのが勿体ないと思ったくらい。一口サイズでいいから、細麺をここに放り込んで味わいたい!。そんな妄想すら起こさせる旨さでした。
 

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総じまして「もはや煮干と共に二枚看板!海老好きなら一回食っとけ濃厚つけ麺!」

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 ・・・と言う感動!。本音は海老好きじゃなく人こそ、食してもらいたいかも。濃厚なのに抵抗感なく食えると思います。Twitterでは、最近人気が出て売り切れることもあるとか。ますますノッテル二枚看板メニューでございます。武蔵境駅を通過するだけじゃ勿体ない・・・。降りて食うこと激しくオススメ!。旨し!なのでえ・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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