ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5755】らーめん 高尾(東京・荻窪)冷し中華 葱増し + 青菜もやし皿 + まかないチャーシュー皿 + サッポロ赤星2本 〜酷暑に染みる安寧と清涼!夏はやっぱりノスタルジックな冷やし中華と麦酒が最高!

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倒れ込みそうな暑さには冷やし中華!

 
 休みの日。今日は課題店で並んででも探訪するぜ!と意気込んでみたものの・・・最寄りの駅まで歩くだけで汗だく疲労困憊。歳には勝てません。もうどうでもいいや!ゆっくり心置きなく過ごせるところへ!ってなわけでまた来てしまった「らーめん高尾@荻窪」でございます。
 

 
 もうこの日は暑くて暑くて、店内のエアコンで追いつかず。入り口や窓全開で、業務用扇風機と冷風扇3台が大暴れ。座った瞬間は除湿が半端な感覚ですが、次第にこれが心地よいのよ。まるで外の木陰にいるような風のそよぎを感じるし、外から感じる夏の雰囲気も店内に入り込むようで。やはり良いなこの店。
 

 
 
 
<サッポロ赤星> 馴染みの苦くズシッとした味わい!ゆっくり苦味に甘味が滲むボディバランス!
 


 
 そう!ラーメン店ってそういう自由に過ごせる感があるところが好きなのです。赤星に心酔し切っておりますので、自分だけの世界観です。苦味を甘みと感じるほど、喉が渇いておりましたので、一気に赤星に没入してしまいます。今回も調子にのって赤星2本です。
 

 

 もう赤星呑んでる最中は、頭が冴えます。この瞬間だけが、やさぐれ気分を忘れさせてくれるー。ずっしりとしたラガーなりの苦味を感じた後の、じわじわと来る泡の刺激と淡い醸造系アルコール感がナイス!。
 

 
 
 
<青菜もやし皿> ほんのり滲み出るもやしの素材の甘さがナイス!お浸し感覚のほうれん草が上質!

 
 最近これ気に入ってます。青菜は、葉脈部分の仕上がりがとても良く、これもしっかり噛み締めると葉以上にフレッシュな香りと甘味を放つ。鮮やか且つ深緑な葉の部分がとても多いのが嬉しい。実にしっかりと質感あるほうれん草のお浸し。少しばかりの醤油と味の素がいいね!。噛み締めるほどに野菜の甘味を増すようです。
 

 
 冷めても淡い甘味の違いがわかる。「茹で」ではなく「空炒め」。同じよな見栄えでかなり違う。この素朴なもやしがまた旨い。茹でよりも格段にもやしの淡い味を保つようです。
 

 
 
 
<まかないチャーシュー皿> 麦酒を進ませる確信犯!深いタレの浸透と香ばしさの肉片!躊躇なく辣油垂らす!

 
 極粗刻み肉片は、タレの浸透がとても深くて香ばしさもしっかりです。そして歯応えがしっかりしておりそれがまたそそる!。不思議なフレーク上の細かい肉片。そこにもやしが敷いてあります。一度油で揚げたようなサクサク感もあったり?また煮浸しのような浸透も感じたりで面白い。
 

 
 いつもの通り辣油を回し垂らしてみます。柔らかいカリカリ感ある肉質は、フレークのように奥歯の奥で容易に崩れてゆく。噛み締めると深い醤油ダレと焦げた赤身と溶けた脂身の旨さが炸裂。そこに辣油が染みてネギやもやしの薬味の味が広がる!。
 

 
 
 
<全体> 実にノスタルジック!安定感ある冷やし中華!江ぐち・みたか系の個性!葱増しで華やぎを!

 
 シンプル・イズ・ベスト!とても安定感ある冷やし中華たるオーラを垂れ流しです。定番の冷やし中華のように錦糸卵や紅生姜はないが、それが江ぐち・みたか系譜らしさを醸す。その蕎麦ライクな麺がユニークで存在感を放ちます。
 

 
 そのノスタルジックに感じられる素振りが素晴らしく実に安定して感じられます。でもそのままでは少し寂しい気もするので、今回は、葱増しにしてみました。シンプルなれど作りに雪が舞うようで涼やかな質感ではないか!。
 

 
 
 
<具材> 愛嬌のナルトと焼豚肉片が密やかにアピール!フレッシュめんまの素材感旨し!定番胡瓜旨し!

 
 冷やし中華でも、やっぱりナルトがあると落ち着くね。このアイコン的存在感は安心します。そしてこの店はメンマが旨いと思う。特別感はないのだけど温もりを感じるというか。ベースのタレの酢醤油の味わいとも相性が良いようです。
 

 
 やっぱり肉の存在感!この一枚の小さい欠片だけでチャーシューの存在感あり、千利休の茶室に飾る一輪挿しのような、わびの世界に通じるようです。あと胡瓜だがこれは定番中の定番としていい感じだったと言うことで!。
 

 
 
 
<麺> 和蕎麦ライクな旨さは変わらず!冷えても酢醤油系なタレを吸い込み旨し!力強い旨さ!

 
 やっぱり、江ぐち・みたか系の醍醐味は麺でしょう。熱々出汁に浸っても冷やしのタレに浸っても、確固とした個性を感じる麺の旨さを感じます。見た目は蕎麦ライクなので、中華そばのイメージと脳がバグるかもしれませんが、それはそれでまた面白い。
 

 
 もう次々と具材を絡めて絡めて絡め尽くして味わい尽くします。具材に負けないプレゼンス感じる麺の旨さかと!。また具材や薬味を存分に絡めるとまた旨し。相まって麺に絡むとこれまた旨しかと!
 

 
 
 
<タレ> 定番でノスタルジー極まる酢醤油!やや酸味強めなのがまた良い!

 
 特徴的には少し酸味が強め。それがまた清涼感とも結びつくようで夏の減退した食欲に火を付けるようにも感じます。つまり皆さんがイメージしやすい昔ながらの酢醤油系。そんな時代のオヤジ感覚ですが、なればこそこれが懐かしくも旨いのです。
 

 

 
 
<味変> 辛味刺激にほのかに胡麻油のコクが広がり旨みも深まる!冷やし中華には辣油を垂らせ!

 
 酢醤油系のタレにはカラシがベスト!・・・なのでしょうが、私はさらに辛味として辣油を足すことを主張します。何となれば味変で厚化粧と思われましょうが、いやいやこれは個人的にはオススメ。辣油は唐辛子系なので辛味のハイブリッド感がいい感じ!?。またベースに胡麻油が潜んでいますから、この香ばしさと図太いコク深さが足されるようです。
 

 
 
 
<スープ割> 冷やし中華の最後は温かく〆る!豚と野菜の優しい甘みでほっこりとエンディング!

 
 江ぐち・みたか系の冷やし中華は、最後にスープ割してくれるのです。食べ終わろうとするタイミングを厨房から店主がセンサー通して感じてるかも?。目が合うとスープわりの準備です。
 

 
 例え麦酒2本飲んだ腹で、例えタプタプ状態であろうと、これが染みるのだー。一気に中華そば感覚が生まれ、2度違った味わいが楽しめるような感覚。どうせならここまで辿り着きましょう!。カラシや辣油や酢の下味が優しい味わいの淡く溶けてこれまた旨し!。
 

 
 
 
総じまして「酷暑に染みる安寧と清涼!夏はやっぱりノスタルジックな冷やし中華と麦酒が最高!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。早々に梅雨が明けてこの酷暑!癒しすら覚える一杯。そして飲みの楽しみもしっかり受け止めてくれるというのが実に良いじゃないか!。だからついつい通ってしまうようです。家族連れでも安心なので広く激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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