二日酔いに豚骨醤油ってアリ?
前日、らーめん@高尾で飲み食いしまくったあとで、その後別の場所で少し飲んで(爆)、二日酔いの月曜日。さすがに朝飯抜いて午後出勤ですー。それにしても台風一過の快晴は気持ち良いね。一週間ぶりの快晴ってな感じです気分爽快と行きたいところが・・・直射日光で頭が痛い(爆)。
ちょっと吉祥寺で注文しといた眼鏡を受け取るために途中下車。用事が済んだら、駅前の富士そばで軽くかけそばでも啜って出勤・・・のつもりだったんだが、本当にオレはアホだよな。たまたま通り過ぎた「ホープ軒本舗」が、ランチタイムのピーク前だというのに空いてたもんで、こりゃラッキーと思って入店しちゃったのだから。まぁ自分自身への言い訳としては、二日酔い回復のためにガッツリ胃袋に食い物入れとけってな感覚。数時間前まで胸焼けしとったオヤジの発想と行動としては、全く理屈が合ってないね(汗)。
<全体> これぞ東京豚骨醤油スタンダード!さすがの肉マシ迫力!黄色丼の麺顔がシンボリック!
使い込まれた黄色い丼。昭和生まれの拉麺感ですが、チャーシューは令和にも通じる進化したイメージ?。そしてニンニクがお似合いです。
ここの特徴は海苔の配置。とても愛嬌感じる海苔は三枚離して三方囲む配置。微妙にラード感が濃厚なのも時代に沿ってアレンジや進化もあるの?。今でとなってはノスタルジックすら感じる麺顔です。
<スープ> 豚脂のコクに具材の旨味とフレッシュさが混じりコク深し!塩気がええ塩梅!
いやぁ〜、二日酔いでも抵抗感なくスルスルと飲み干せる?。豚骨醤油というと家系なみにコッテリを想像しがちですが、意外と程良くライトにゴクゴク飲み干せるようです。カエシの輪郭がシンプルで、豚のエキスに染み入る感覚でしょうか。
そして啜ると醤油の塩気でギュギュッと引き出された旨味に一気に広がりますノ。塩気の旨さとバランス感は相変わらずさすがと言う感じだが、妙な話・・・豚エキスの甘味にもやしのフレッシュ感も混じる様子。また絶えず寸胴で豚骨を煮ながらかき回すためか、豚の骨にこびり付いた肉片がまるで粉のように散って全体に浮遊するようで、豚のエキス感たっぷりで柔らかいざらつきすら覚える様子が実にいい感じ!。
<麺> マイクロ縮れ麺!汁吸って仄かに素地の風味あり!海苔と肉を絡めまくり!
フォルムは細麺の中でもやや細めで、スープの持ち上げよりその吸い込みがいい感じ。加水は高くも感じるようで素地感もあり。見た目はモチリと感じさせるようで、実はスパスパと小気味よく切れるのがいい感じです。
そしてそこに不思議とボソっとした感触も幾分か含まれるようす。で、豚骨醤油系の出汁にすごくマッチします。 へへへ・・・今回は生卵!その全てに割れてとろけた卵黄が絡みつく展開が実に楽しくて旨そう!。
<チャーシュー> 断面美しく上質感ありかと!肩ローススライス大判5枚と贅沢!
昭和ノスタルジーなようで、肉はとても今に通じる仕上がり感。非常にきめの細かいロース肉。脂身やその差しが低く、肉本来の味がストレートに感じる。更に引き締まりもありつつソフトなタッチと歯応え!。
意外に塩気を含んでいるのがナイスで、出汁に浸し直したりせずとも、単体で旨さ確立です。大衆的昭和レトロなラーメンチャーシューとしては、個人的には非常に上品です。チャーシュー追加・・・絶対激しくオススメ!。
<味変①> ニンニク!お馴染みのジリジリパワー痛快炸裂!出勤前でブレスケアに助けを乞う!
おお!?ニンニクが変わった・・・行者ニンニクではありませんでした。これは計算外で、出勤前でも行者ニンニクならあまり匂わないかと思って追加した次第。この後、コンビニ行ってブレスケアを購入するハメとなりました。
しかし、やっぱりこっちの方がニンニクのジリジリ感がダイレクトで、豚骨醤油にとても馴染みやすい。わかりやすい旨さ。
<味変②> 辛さで引き締まる旨み!やっぱりホープ軒本舗なら特製唐辛子「唐華」!
もう少し刺激が欲しい・・・そんないや辛抱さんには、特製唐辛子がおすすめです。フツーの粗い一味唐辛子かと思いきや、少々唐辛子自体ブレンド感がありまして、単にピリッと辛いだけじゃなく、妙に味わいってな辛さ刺激も楽しめます。入れすぎにはご注意!。
総じまして「令和でも色褪せぬノスタルジック豚骨醤油!吉祥寺を代表するグルメ!」
・・・と言う感動の嵐!。流行にとらわれず守り抜く旨さって感覚でしょうか?妙に充実感ありました。だからこそ令和の今でも老若男女広く愛されるのだ?。一度はおいでくださいまし!駅近路地裏の黄色い看板!旨し!激しくオススメ!なので・・・とっとと最後に詠って、いつもの様に締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!