ニンニクはきっとオレを励ましてくれるだろう
なんでこんなプロジェクトに手を出してしまったのかと・・・後から後悔。誰かがやらねば・・・。なんで手を挙げたかというと、だれもやらないから。でもやらなきゃいけないから。で、結局その後になってハメられたと嘆いている?。そんなとある9月の三連休の休み。また憂さ晴らし感覚の近場飲み食いです。なので今回はエキス補給な感覚でニンニク系。「よしきゅう」でございます。きっとニンニクはオレを励ましてくれるだろう・・・・。
あ、そうそう、これでも家庭持ってます。拉麺ばかり食って家族いるんですか?心配してないですか?とたまにコメントやDMもらいますが、ちゃんと趣味として認めてもらってます。なんと親戚も公認ってな感じでして、おそらくですが、きっと少しばかりのギャンブルにハマってるオヤジと同等扱いにされているのだろうと認識しております。なので年末になると、その感謝を込めて拉麺店のチャーシューをまとめ買いして、家族と親戚に配っているという変態です。昭和なら、お歳暮にハムを届ける感覚ですな。
<サッポロ赤星> 赤星ある拉麺店って素敵!あれば無意識に飲んでしまう!塞いだ心に沁みる旨さ!
このビールを注ぐ最初が好きです。ビールの琥珀色に透明感すらあって、泡立ちがとてもクリア。やっぱり、ピカピカな小ぶりのグラスに注ぐのがまた気持ち良いです。相変わらず苦味と爽快な味わいがスーッと華麗に染み渡る。
あゝ旨い!。苦いけど軽い甘味がある後口が、料理に合うじゃいか。ズシリとした飲みごたえもありましょう。1本で済ますところがやっぱり2本イっちゃいましたー。
<枝豆> 大粒熱々でホクホクとした触感!粗塩がしっかり効いて旨し!王道なる麦酒のお供!
今回もここでは枝豆です。ボリュームも仕上がりも好きです。手に持つとマジで熱くて持ちにくい。そして粗塩が多めに降りかかっておりますので、指がジトっとします。湯で加減はややハードめでこれまたお気に入り。
噛みしめると豆粒がホクホクと感じられます。噛みしめると青豆らしい素朴で飽きさせない優しい甘味。そこに塩気が効いてるので永遠に食べ続けることができそうな感覚です。
<全体> 飾気ないようで王道な大蒜焼豚麺!懐かしさの面影に 背脂醤油と古風なう焼豚溢れる!
ここは、チャーシュー麺が、普通の焼豚増しと、ブロックと思しき分厚い肉スライス一枚のタイプの2種。意外とフツーの焼豚増しバージョンを見逃しておりましたのでトライしてみましたが、個人的にはこれが一番よしきゅう全体を表しているように感じます。
相変わらず東京西エリアに根付く背油醤油豚骨感が全体に染みる。ここの特徴の濃ゆい色合いはやっぱり「煎りにんにく」の香味ダレをアピールします。その見た目だけじゃなく、立ち昇る湯気に色濃く香りまくり。もうただそれだけで食欲が本能的に解放させられる気分に浸れます。ましてや今回は肉増しなのですから興奮が止まりませぬ。
<出汁> 煎り大蒜が溶けたまさに大蒜が香ばしさが旨さのパンチ力!あゝ吉祥寺時代の迫力健在!
親戚や地元の知り合いからよく話を聞きました。吉祥寺にあった頃の味わい。三鷹駅北口ロータリーにあった頃に少し食った記憶ですが、その豚骨とニンニクのパンチ力が炸裂。そのニンニクが味の看板である「煎りにんにく」がパンチ力あってナイス。いわゆるマー油ですが、実に痛快に響きます。ニンニクパンチが香ばしくて啜るレンゲが止まらぬ。
塩気のエッジングが良い!。更に背脂の感覚が、東京豚骨醤油系に似たニュアンスを醸し出す風合いが良い!。ホープ軒の背脂豚骨醤油よりも、カエシを効かせた上に、マー油を融合したニュアンスが堪らなく染みます。あゝ元気出る感覚。
<麺> 明るく弾むモチモチ多加水麺が出汁に絡み持ち上げまくり!出汁を貼り付け滑る感覚!
食ってるこっちも明るくなる気分です。相変わらず多加水っぷりが実に気持ち良いほど、モチモチプリプリとした明るい見栄えと弾む様な歯応え!。そして表面がつるっとしてるので出汁の持ち上げ低めで抜けるタイプかと思いきや、妙に絡んで持ち上がります。
また出汁がぬめって貼り付く様でニュルっと口元から喉奥に滑りこむ様な喉越し。また奥歯でストップかけて噛み締めると甘味がマー油豚骨に沁みる旨さ。やはり大盛でちょうど良いかと。
<チャーシュー> 旨さテッパン!これぞ王道の煮豚バラ肉チャーシュー!ハズレなしの旨さ!
あゝニンニクの効いた出汁と肉が合わないはずはない。多少出汁の力に影響されぎみですが、今回は背脂もあって豚肉の脂の楽しみを知りました。
バラ肉チャーシューは旨いに決まっているのです。特段文句もなく、というか美味しくいただきました!麺と絡めていただきます。今回は肉増しだから何回も何回も存分に絡めて楽しませていただきました!。
<メンマ> 薄味なのをマー油豚骨出汁と麺に絡めてガッツリ楽しもう!フレッシュそのもの!
一旦出汁に浸して食らうのも良いね。ビールのつまみに最適で、マー油まみれのフレッシュメンマが旨しです。また麺に絡めて味わうのも一興かと!。とても薄味で繊維質の柔らかい短尺タイプ。これをもちもち&コリコリ歯ごたえが楽しいですー。
<味変> 粗挽生大蒜!ベースの煎り大蒜にフレッシュ大蒜プラス!豆板醤加えてダブルパンチ!
テーブルセットに刻みニンニクを置けば良いだけじゃん・・・ということ勿れ。「0円」なのだが券売機のボタンを押す必要があります。少しでもフレッシュなニンニクを、都度配膳し「煎りと生のニンニク競演」を楽しませるという心意気?。
今回も豆板醤を加えてみます。これは券売機やテーブルセットにはないので、スタフさんに直接コールです。へへへ・・・これが実に痛快で加えるとパンチがハンパなし!。元々図太くしっかりした出汁なので実に合う!。
総じまして「武蔵野市民の愛する焦がしニンニクの味わい!香ばしい豚ばら肉の競演!旨さ炸裂!」
・・・と言う感動の嵐!。適度にズシっと腹が応えて達成感を与えるような旨さかと。また豚骨系やマー油系、そして背脂溶けるって味わいはやはりハマります。更に麦酒と枝豆で拉麺の前にうだうだ過ごせるのも良いね!そんな感じで激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと詠っていつものように締めたいと思います!。
お粗末!ということで家族にも感謝して合掌!今日も本当にごちそうさまでした!