三鷹駅北口は落ち着くのよ
書くこと思いつかないので、しょーもないことを。三鷹駅って、三鷹市と武蔵野市の境に位置するのよね。駅舎の駅長室が南側にあるから三鷹駅という名称。似たような事例は他にも色々あって、確か目黒駅や新宿駅もそうだっけ。
また三鷹駅は、南口と北口で随分と雰囲気が違う。南口は商業的で、北口は住宅地的。南口は開発が盛んで、北口はタワーマンションがある程度。なのでとっても落ち着く雰囲気なのです。ところが拉麺屋さんとしては、駅からの半径距離が同じでも北口の方は厳しい。そんな状況でかなり歩く距離ある「麺屋さくら井」が名店として人気高めているのは、実は驚くべきことなんです。そしてもう一軒!それが「ラーメン 健やか」さん!。味わい故に地元のみならず、客を惹きつける店!。絶対に旨い!そんな店に今日もチャリをこいて訪問。やっぱどうせ拉麺活動するなら、宣伝と応援を重ねたいと思ってるこの頃です。
<全体> 肉肉しさに淡い淡麗感!円やかな醤油ブラウンが妙に深みを感じさせる仕上がり!
ラーメンってのは宇宙だな。麺顔とその丼の中に出汁・肉・薬味・・・そして味玉が惑星の様に浮かぶ。そんな今風醤油系の麺顔でございます。まさに整う美しさよ。麺線がきっちりと整って浮かび上がりますが、特製具材ゆえに、隠れた奥ゆかしい美しさを伝えます。
具材の質感、出汁の深い霞みと質感溢れる具材。見ているだけで酒を合わせたくなるところですが平日昼間。悔しいが静々と今日はこの一杯と対峙させていただきましょう!
<出汁> カエシしっかり!乾物柔らか!ぴっちり感じる貝出汁浸透!妙に軽やかな動物エキス?
確か、開店当初の味わいは、ホンビノス貝バリバリ聞いた痛快な貝エキスだったイメージですが、今となってはかなり変化して纏まり重視な印象かと。バランスが取れてる?いや整っているという印象です。煮干や鶏、そして牛のエキスが複雑に絡み合う。それらが軽い濁りを表す様です。
特に仄かな動物系の余韻がナイス。単なる香味油の余韻と思っていたんだが、それが微かに混じる牛骨なのかもしれません。また鶏の濃密感、豚の優しさ、それらとも違う透き通る様でしっかりした味わいを感じる。
そして醤油。ライトな様で深みのある味わいは、たまり醤油?乾物で和らいだ様な色合いに感じます。さらに最後に感じるのはやっぱり貝出汁エキス。残り少ない出汁を息に平らげると、まとめ役は貝出汁だったかと思えるほど、鼻に抜ける余韻に貝を感じるじゃないか・・・。時代の流れと言うよりは、変化しつつも纏まりあって進化と言えましょう!。
<麺> 噛み締めて出汁と混じる旨さ!パツっとした歯応え&風味高さが痛快!見栄え凛々しく腰つき品やか!
やっぱりパツっとしたストレート細麺が実に秀逸。密度が高くて風味も高い。以前はフレッシュさが伝わるイメージだったが、素地に出汁の浸透をより感じます。浸透し始めると少しシットリ感も混じるパツッと歯応え。
そして汁が浸透し始めると、じわじわとゆったりとっした腰つきへと推移します。そこを噛み締めて旨しなのだわ!。汁の持ち上げは良く、噛み締めると麺と出汁が一体化する旨さです。束になった麺を奥歯でプツプツヌツヌツと潰すと素地の風合いが溢れると同時に、汁が混じった旨さで唾液腺が一気に刺激。溢れまくり!。
<チャーシュー> 鶏豚2種!本来の赤身肉味と脂の甘味ある豚肩ロース!ほんのり出汁染みる鶏胸肉!
まずは豚肩ロース。全体的にピンク色した赤身は、肉本来の肉味がダイレクトに伝わります。そして、下出汁の風合いも見え隠れで淡麗なイメージの味わい。下出汁が浸透して、味はとても穏やか。そこに脂身の甘さが混じり浸透し、一体化する旨さす。また少し遊ぶ感覚で、スープに絡めて泳がせてから食らいますが、豚肩ロースは脂身が緩くなるようだし、また赤身が少しだけ上気した旨味あり!。
一方の鶏胸肉。これは定番とも言えるコンフィ状。繊維質を感じるような少しハードなパフの様なフカフカさ。そして少し引き締まりがある歯応えです。気持ちよいほどに千切れるのも快感。浸透させた出汁が少し特徴があって、周囲に絡ませたのか微妙なスパイス感もナイス。
<穂先メンマ> フニャコリとした楽しい歯応えの持続感!超細長で大胆に丸々一本!
穂先メンマがいいじゃいか!丼の周りを囲みます。そして太さもあって食べ応えもあり。色合いはかなり出汁の深い色合い。そして味わいはとてもあっさりしており、スープが浸透し旨さを更に感じさせます。実にこれは一度で食らうのは勿体ない。ちぎっては味わいますが、特に穂先部分は、出汁がしっかり浸透して旨しです。
<味玉> 上品な濃密感!玉子本来の味わいがしっかり!塩ダレに白出汁混じる円やか旨味!
白醤油系の出汁浸透?全体的に優しい味わいで、卵本来の味わいをしっかり伝える旨さです。白身はプルプルとした柔らかい状態で好き!。軽く乳白色しており、白身だけでも実に優しく旨いのだった。
あゝ卵黄は、やっぱりトロミが少な目で全体的にジュレのような仕上がり。特有の濃密さを表しつつ、出汁の円やかさが心地よく浸透します。醤油系の味に混じりましたが、そんな変化も楽しく、しっかり堪能させていただきましたわ!。
総じまして「緩やかにブラッシュアップ?気が付けば進化が止まらない崇高系拉麺!」
・・・と言う感動の嵐!。振り返ると知らぬ間に変化してる!絶え間ないブラッシュアップの研鑽を感じます!。食べログ百名店も激しく頷けます!そして激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!