ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5151】らーめん 文蔵(東京・三鷹)得油そば + ヱビスビール 〜円やかな魚介醤油と麺の明るさ!素朴さが全体に染み入る王道の油そば旨し!

三鷹に文蔵あり!

 
 転勤から再上京し、このエリアに居を構えるようになった頃、濃厚豚骨魚介ブームは、都内ではピークアウトしたような風潮だったけど、そんな時に三鷹で絶大なる人気店だったのがこのお店。ご店主は相変わらず腰がひくいが、今では少々貫禄がついたか。
 

 
 今でも人気店なので、昼休みにちょこっと入って食らうというわけにもいかず。近いのに遠く感じる・・・今回は、週末休日を利用して突撃して「得油そば」を食って参りました!。
 

 
 
 
<ヱビスビール小瓶> 拉麺店でちょうど良いサイズ!本格苦味の旨味!

 

 

 既に休日拉麺活動にビールを欠かせない身体。ビールは腹が膨れラーメンがしんどくなるって感覚には、小瓶サイズで良いビールを味わいたいものです。そういう時にヱビス小瓶っていいね。
 

 
 古いCM "ちょっと贅沢なビール♪"・・・というフレーズが自然に頭に浮かぶ。ビールのプレミアム路線ってのは、このブランドが切り拓いたのでは?と感じます。私はこのブランドは、ホップの爽やかさが華やかにも感じるのです。確かにずしりとした苦味があるのだが、ホップの風合いが清々しくもあり、軽く飲めてしまう。そして確かにプレミアムな高級さも感じさせる余韻もいい感じでして・・・さすが王道のプレミアム麦酒!
 

 
 
 
<全体&タレ> 素朴さ全開!長閑さ満喫!肉増し味玉入りの贅沢感!実は人気の一品!
 


 
 偶然だったのか、他客の注文が耳に入るが、立て続けにこのメニューのコールですよ。実は人気メニューで、温かい日だとこうなるのか。外観は、素朴さと優しさ・・・そして贅沢さが一体化したような油そばです。まずメンマと鰹節の感覚で馴染みあるほっこり感が丸出し!。素朴な素材感をじっくり眺めていると、心の中に優しい気持ちが生まれてきそうです。へへへ・・・3枚のチャーシュー分厚めでサイズ感もたっぷり!。一気に贅沢さを感じさせます。味玉も落ち着きの出汁の深さを感じますし、海苔が大判で凛とそびえるところいいね!。
  

 
 タレは、予め完全に麺と絡ませて提供してくれるタイプです。なのでかき混ぜ完了で、攪拌されて油分は完全に乳化!ねちょねちょ音を立てるほど絡みます!麺に薬味を貼り付ける媒体!。その「タレ味」ですが、味わいとしては、個人的には「魚介醤油+ラード」なイメージ??(個人的妄想)。定番なる豚骨魚介の出汁が溶けていると言うより、比較的醤油感が高め。武蔵野系油そばとは、ちょっと違って、「円やかさ」「甘さ」があるように感じます。やっぱり魚介の風味があるのかなぁ〜なんて感じてしまう。油感はラード?だから豚エキス??。醤油が効いた魚介味??。定番のようで考えると楽しめる味わいでしょう。
 
 


 

 
 
<麺> 膨れて丸みを感じる多加水ストレート太麺!明るいモチモチ食感!タレを受け止める素地の甘味!?


 
 こちらは自家製麺。密度感低めでモッチリモチモチと明るく弾けるような王道の多加水麺。豚骨魚介系ではほぼこれでしょ!ってな覚えなんだが、汁なし系でも明るさが映える!。にゅるにゅるしてる重めのスベリですが、勢い付ければズボっと啜りきれます。
 

 
 前歯でちぎるとプツプツプツプツと小気味よい感覚で千切れ、そして奥歯で潰すと一気に唾液が溢れまくり。また完全に乳化されて貼りつきまくりのタレが、時間経過でゆっくり浸透してゆくようで、味わいも終盤になると一体感がなかなか良いですよ!。つけ麺で食らうのとはまた違って、出汁と麺の旨味がしっかりと感じ取れて旨いです。タレ吸い込みまくりの麺ってのも実に旨いわ!。
 
 


 

 

 
<チャーシュー> タレとのマッチングが最高!ほくほくと柔らかく解れるような煮豚タイプの肩ロース!


 
 ホクホクとした食感。部位は肩ロースで、脂が乗ってる割には適度に抜けてる感覚。その代わり出汁が浸透して白飯に合う旨さに仕上がっております。
 

 

 
 またタレと絡んだ時の旨さが良い感じ!。肉の旨さが更に増すようです。全体のタレと、チャーシューのタレは多くの部分で共通性があるようで、混じると復活したような旨さがが広がる!。そこに妙に鰹節の風味も混じったりして旨さが広がります。やはりこれは「得(特製)」にして肉増必須ですよ。今回は、この肉にブラックペッパーを降ったり、辣油垂らしたり、酢をかけたりと、色々と味変化も楽しませてもらって旨しです。
 
 

 

 
 
<メンマ> 穏やかで深い醤油染まり!なのに塩気低く甘味すら覚えるフニャコリ歯応え


 
 醤油に染まったようで無意識に塩気を感じるが、むしろ円やかな旨さ!。深めの醤油染まりなのに塩気低く甘味すら覚えるフニャコリ歯応え・・・そこが嬉しいです。残ったビールでメンマを流し込むのがいい感じ。調子に乗って食い続けてるばかり・・・。
 
 


 

 
 
<味変化> 豚骨魚介にブラックペッパー!武蔵野風意識で辣油&酢!油そば最強の味変化で楽しむ!


 
 汁なし系・油そばで、豚骨魚介系(魚介醤油系)ならブラックペッパー!。心なしか一気に洋風の味変化にも思えるし、ペッパー自体のパンチが全体に効いて旨い!。一方、ここは武蔵野エリア。だったら元祖油そばに敬意を払い「武蔵野風」に「辣油&酢」で変化!。
 

 

 
 
<味玉> 白身の柔らかさと浸透の旨味!卵黄はねっちょりトロリと妖艶に深い味わい!完璧!


 
 箸で感じるぷるぷるふるふるとした「柔らかさ」。深い「出汁浸透」。卵黄の妖艶な「ねっとり感」と完熟したような「甘味」。全部揃ってるやん!。塩味玉系はこれにそぐわないですが、醤油系味玉としては実に秀逸でございました!。
 

 
 白身が均一に出汁に染まって円やかな味わい。そして白身なのに内側の一部が蕩けたような柔らかさあり!。卵黄は、ねっとりした艶かしい部分と、トロトロと雪崩る濃ゆいソース感。それらの中間派ジュレのようなトロけがあり、旨さ最高!。そして味わいはマチュアで濃密な甘味とコクが支配してます。
 
 

 
 
 
総じまして「円やかな魚介醤油と麺の明るさ!素朴さが全体に染み入る王道の油そば旨し!」

 
 ・・・と言う感動!。年度末で在宅続きの鬱憤と仕事の疲れに、食って一気に気分発散です。これは肉もタレも麺もバランスが良くて旨い。味玉も旨い!。三鷹駅界隈に名作油そばアリとお伝えしたい次第!。激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

 

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