ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5438】ラーメン 健やか(東京・三鷹駅北口)塩 + 炊き込みご飯 〜三鷹エリアだったら一回食っとけこの塩そば!貝出汁好きならたまらんはず!

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忘れた頃に思い出して食うと異様に美味いじゃないか

 
 まさにそんな感じ。年度始めの4月1日とか2日とかは、案外ライン系の管理職だとエアポケット感あり。ですがそこを抜けるとバリバリ忙しいのですー。嵐の前の静けさという感覚で、地元でほっこりとランチタイムを過ごそうと、今回は「健やか」へとやって参りました。開店前は並ぶけど、正午過ぎだと案外すんなり入れます。妙にピークタイムを外そうとすると逆に混むパターンでしょうか。
 

 
 今回は、初訪問の頃を思い出してデフォルトの「塩」とさせてもらいましょう。あゝ拉麺を待つ間、思いに耽りますなぁ・・・・2010年台半ば。当時は、三鷹・武蔵野エリアの拉麺ヲタクとしては画期的でした。毎年、鶉・さくら井・健やか・すず喜・・・と名店が開店ラッシュ。それもそれぞれ、味噌・醤油・塩・スタミナ?・・・と被らない。調和が取れた極上拉麺エリアでございます。そんな、とまそん今でも嬉しい。
 

 
 
<全体> シンプルな構成で隙なしの完成度!淡麗な風貌に柔らかさを感じさせる琥珀出汁!

 
 そう言えば、店主の土屋さん最近見かけないなぁ・・・タイミングの問題か?。まぁ良いとしてそれだけ任せられるスタフがしっかりしているとのことです。気を転じて配膳を受けますが、もうそのお盆に乗せられ実に凛々しい。ここは、カウンターにテーブルセットを一才置かずなところからも、一杯に向き合う店の感覚。一杯の完成度に向き合う姿勢が窺えます。それでいてフレンドリー。良い店じゃ。
 

 
 おおぅ・・・まるで「禅」すら感じる佇まいじゃないか。そこにあるのは出汁と麺と肉一枚。多少の遊び心で、中央に薬味、周囲に隠れるように穂先メンマが横たわる。箸とレンゲは、お盆の中で定位置に並行で備わる。確か初訪問では塩系だったと記憶してますが、ここまで凛々しく感じたっけか。妙に今回は研ぎ澄まされた完成度を感じてしまいます。出汁は淡麗な風貌に柔らかさを感じさせる琥珀色。透明というより霞むような琥珀色。出汁に透ける麺線は美しい。
 

 
 
<出汁> 今回は貝の滋味をしっかり伝える展開!ベースの牛骨旨みを凌駕か?溶け込む乾物のカオスさよ!

 
 知ってる味なんだけどなぁ・・・今回も驚きを感じます。貝出汁インパクトがありつつ、纏まりある穏やかな旨さに心奪われます。やっぱり少しづつ変化してるのかな?。初訪問の頃合いは、ホンビノス貝バリバリの滋味感でした。やがてそれが通う内に浅利などのエキス感に感じつつ、食べやすく分かりやすい旨さに推移したイメージ。それにより、当初あったタルトゥファータと言う薬味は、なくなりました。
 

 
 今回は、しっかりと貝の滋味を伝える部分がより力強く感じた次第で、前回は貝味の輪郭はかなり穏やかと感じましたが、貝って感じました。塩気で引き立つようでもあり、単に煮干しとか節系の溶け込みをじゃない貝感覚?。それでも煮干系の旨みも濃ゆいかと。今回は貝の滋味をしっかり伝える展開!これまでベースの鶏旨みを凌駕か?って思ってたのですが、貝出汁を引き立てるのは牛骨の旨みの様に感じ始めました。そこに溶け込む乾物のカオスさよ!ってな感覚です。
 

 
 
 
<麺> 引締まりと出汁吸い込みを両立した細麺!クシっとした歯応えがやがて出汁に染みる!

 
 思い返すと当初は、低加水パツパツさを感じさせるようなニュアンスもありました。だからカタ麺主義者な私はハマったかと。そのポリシーは今でもありそうですが、やっぱり少しづつ変化して今に至るって感覚です。
 

 
 とにかくここは麺にこだわりあり!自家製麺で麺が旨い!。クシっとしたストレート細麺は、出汁を吸い込みつつ微妙にしなやかに進化したイメージ。だから噛み締めて旨し。浸透しなくても、汁の持ち上げは良さそうで、クチに運んで噛み締めると麺と出汁が一体化する旨さです!。麺を奥歯でプツプツヌツヌツと潰すと素地の風合いが溢れると同時に、汁が混じった旨さで唾液腺が一気に緩みまくります!。シンプルに麺を楽しみましょう!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 滑らか食感仕上げの低温調理豚肉!ほんのりした旨味と艶かしき旨さ哉!

 
 周囲は深めに下出汁が浸透しているようで味はとても穏やか。全体的にピンク色した赤身は、元の肉味が主体的ですが旨味の中に下出汁の風合いも見え隠れます。
 

 
 やっぱり出汁を吸わせつつ、麺を巻き込ませて喰らう。豚肩ロースは脂身が緩くなるようだし、また赤身が少しだけ上気して旨味が変化するのも面白いところです。
 

 
 
 
<穂先メンマ> 出汁に馴染むあっさりな味わい!程よくフニャコリとした歯応え!

 
 超細長で色合いはかなり出汁の深い色合い!長い!丼の中3/4程度ぐるり?。味わいはとてもあっさりしており、塩スープが浸透した旨さも感じさせます。これは一度で食らうのは勿体なく、柔らかいところとコリっとした部分と混じり合うのも楽しい感触です!。
 

 
 
 
<炊き込みご飯> 下味の深さ!まさに大人が分かる炊き込みご飯!仕上がりねっとりなのが最高!

 
 個人的には「大人の炊き込みご飯」と呼んでます。サイドメニューにも相当のこだわりアリかと!。別に釜戸や土鍋ではありませんが、仕込みの丁寧さが素晴らしく、醤油出汁が深くしみてます。
 

 
 鶏肉のみならず皮まで入っていて、かなり濃いめな味付け。時々お焦げが混じります。ベースは甘めの醤油出汁ですが、単に甘めの味だけでなく、ほのかにお焦げの苦味も香ばしいです。
 

 
 後半は、少しレンゲでラーメンのスープを垂らします。米粒離れもよろしく食べやすく、さらに汁の旨味も加わりより微妙な味変化も楽しめます。このサイドメニューはかなりパワフルと思えるので、麺の大盛りも良いがこの飯も食って欲しいなーーって感じる次第。
 

 
 
 
総じまして「三鷹エリアだったら一回食っとけこの塩そば!貝出汁好きならたまらんはず!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。毎回訪問して喰らうたびに印象が変わるけど実は変わってませんよーってな展開でしょうか。なので飽きません。こっそり裏メニューをXで呟くこともあるのですが、まずはデフォの塩を激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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