ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4616】 丸長 荻窪本店 (東京・荻窪) 冷し中華 麺大盛 〜昭和ノスタルジーに丸長個性が円やかに滲む質実王道冷やし中華!

丸長に冷や中あったなんて!今更知って慌てて訪問!
 さあ夏も盛り!いよいよ冷やし系のシーズン本番と言ったところ。こう見えて東京の冷やし中華&冷やしラーメンは、そこそこ食ったと自負しておるのですが、大きな盲点がこざいました。ラーメンで有名な荻窪。古参と言えば春木屋(&春木家)・丸長と言ったところですが、丸長に冷やし中華があったと今頃知りました。私もまだまだラヲタとしても青いな・・・。そう自省しつつ、大きな宿題をクリアしようと早速訪問です。
 

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 平日の時差出勤時を利用。こちら一巡目を逃すとかなり待つので内心ヒヤヒヤしていたのですが、定刻少し前で何とか一巡目をゲット!。ツイてました。先客の注文を聞いてるともう常連ばかりと思われますな。毎度思うが、開店直後バラバラに一斉に好きな席に座るが、奥さんしっかり順番を間違わず、注文を取りに来るから素晴らしいです。ラーメンとつけそばの注文半分づつな状況の中で、私一人が冷やし中華。やはりレアなメニューなんでしょうなここでは。朝飯抜いてきたのもあって麺大盛で対峙させていただきましょう!。
 

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<全体> 何ともノスタルジー極まる素朴な風貌!やっぱり丸長と感じる質実さ!和みの冷や中!

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 このご時世だから多少席は間引きしてる感じ。12~13席で一巡って感覚でしょうか。その一巡全員分の麺を一気に茹で釜へ投入!。ラーメンから平ざるで上げられ、残りを網ざるで一気に湯切り!締め上げて、つけそば・・・そしえ冷やし中華の順番で配膳が行き渡ります。目の前に現れたのはこんな麺顔!。
 

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 おおお!これはまた昭和ノスタルジーと大衆感覚極まる風貌じゃないか!。ひとことで表すと「素朴」なんだが、それも原始的な素朴さと思えるような?。冷やし中華にみられる玉子とか細切りチャーシュー、そして富士山のような形式美は見られず。つけそばの冷やし中華的応用といった感覚で、やっぱり丸長としての個性がありありと伝わるではないか!。一見どこにでもありそうそうな大衆冷や中だが、ユニークさと質実さがありあり!。きっと丸長&大勝軒系好きな人にはハマるかと!。
 

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<タレ> 冷や中苦手な方にこそ是非!酸味かなり低く胡麻感&甘味豊か!丸長感覚円やか醤油ダレ!

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 つけそばの味記憶で待ち構えるが、やっぱりドキドキするね。平皿だからタレだけ味わうってのは難しいので、麺を味わいながらの感想になるが、それは「円やかで甘め!酸味なし!」と言った印象!。昔ながらの冷やし中華は、酢醤油が当たり前と思っていたら大間違いでありました。つけそばのタレ同様に、ザラメを使ったと思われる甘味が優しく広がっており、そしてクドくはないためサッパリとした甘味と感じられます。酸味は無いくらいに低いが、薬味セットには酢があるから好みにより足してもいいかと思います。
 

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 そして円やかさな味わい!これは胡麻!胡麻油系の広がりかと。辛甘い醤油味には絶妙なコンビネーションで、刺激少なく食欲を増進させます。単調になりがちな冷やし中華にあって、ゴマダレでもない胡麻香味でコクを広げる味風景。これは実にいいね!。日頃、酸っぱい味が苦手で冷やし中華を敬遠しえるのなら、是非この一杯は激しくオススメしたいと思う次第です。
 

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 薬味は練った和辛子オンリー。これもタレとの相性がいいのか、ツンと刺激することも少なく、辛さを味わいとしても楽しめる展開で、注文の時に少し多めと頼むのも併せてオススメしておきます!。
 
 

 

 
 
<麺> 自家製麺!冷やダレに濡れてライトな滑り!モチモチ明るく弾む多加水麺!大盛オススメ負担なし!

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 腱鞘炎気味なしぐさをしつつ、大将がひっきりなしに麺を茹で続けます。娘さんが流水で締めあげるいつもの流れ。目分量で手分けだが、はた目から見ても熟練の等分って感覚。
 

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 つけそばで見慣れた風貌。ナチュラルな小麦粉を練った色合いで、薄く黄色い風貌にタレがややかかってる部分は薄い褐色と化しています。刻み海苔は、いつも乍ら無造作に散らばっており、大衆感覚を高めます。締められたとは言え、密度はそれほど高くなく、むしろ明るく弾むようなモチモチ食感がいい感じ。瑞々しくも軽やかな甘みが滲む旨さ!。
 

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 冷やダレに絡むと柔らかい麺の風合いに、甘味が滲みつつ・・・胡麻香味の円やかさがゆったりと広がる感覚。これが単調に感じることなく飽きないのよねぇ~。大盛が多いかと不安な気持ちもあったが、ぺろっと食いきれます。いつもは、肉やメンマや具材と絡めまくるが、今回はタレと麺だけでも全く問題なく突き進められるイメージ!。迷わず食おうよ大盛を!。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> 安寧の煮豚タイプの豚ロース!甘辛タレの浸透深く肉味と一体化する旨さ!いくらでも食える!

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 つけそばでは、細切りカットされるが、冷やしではそのまま乗ります。スープのベースストックを作る際に合わせて仕上がった煮豚。それが甘辛いタレが深く浸透した、馴染みの深いチャーシューです。しかも分厚めスライス。部位はやぱりロースだろうね。赤身に甘味のある冷やダレが浸透し、本来の肉味と合わさり優しい旨さ!煮られて脂抜けしたような感覚も素朴な旨さという感覚。嗚呼、ここにビールがあればなぁ・・・とツクヅク残念!。ただ一言呟くと・・・もうひと切れでいいから肉を乗せてほしいかも:苦笑。
 

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<メンマ> 深い醤油感に甘味が伝わるレトロな味わい!冷やダレと絡み旨味がアップ!

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 紅生姜と胡瓜はあるけれど、とても具材がシンプルで、肉の他と言ったらメンマしかない感じ。いかにも関東風なメンマで、醤油系の味が旨いね。それほど深く染まってる訳じゃないが、醤油系出汁の他に甘味も滲むような味わい。冷やダレと似た味展開かもしれませんし、胡麻香味とも凄く合います。歯応えはとても柔らかく、モチモチとした麺と絡んで違和感なし。むしろ出汁に濡れた麺にふわっと味と食感が加わるので、楽しく感じます。肉かメンマ、どちらか追加トッピングするのがいいでしょうね。
 

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総じまして「昭和ノスタルジーに丸長個性が円やかに滲む質実王道冷やし中華!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。これほど王道な大衆冷や中の見栄えなのに、紅生姜やお酢の刺激を感じず、優しく旨く味わえるのは、ありそうでないかも!。しかも伝統の丸長荻窪総本店謹製となれば、麺好きには堪らんのでは?。苦手な方ほど食して欲しいノスタ系冷やし中華!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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