ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4617】 自家製中華そば としおか (東京・早稲田) 冷やし油そば 並 + チャーシュー 小 + のり + 生玉子 〜名店べんてんの迫力受け継ぎつつも斬新さが重なる冷やし系!割って楽しさ2倍!この夏一回食っとけ!

2年越しに狙ってた冷やし系を初ゲット!
 都内外出機会に、ちょこっと半日休暇をぶつけて、6年ぶりにやって参りました。前回は代休を利用して訪問した記憶。そう・・・フツーに並んで食らうには、こちらハードルが高いのです。こちらは、ご存知かつての「べんてん@高田馬場」系譜のお店で、冷やし系とは無縁と勝手に勘違いしていたのですが、冷やし油そばなる一品があると知ったのは2年ほど前。それから、ずっと訪問機会を狙っていたのです。簡易椅子と折り畳み日傘持参で準備万端。そして平日開店1時間に到着です。それでも先頭から8番目。ギリギリ第一巡ゲット!。少し早開けしてくれたのは、実に有難いですが、そのタイミングで優に20名は超えておりました〜。
 

f:id:TOMASSOON:20210714142723j:plain


 
 旨い上に、べんてん時代のファンもついてて、そしてこだわりのワンオペですから、回転状況も含めて並びが発生するのは仕方ないね。それにしても、こここんなにシーンとして微妙に空気感ピリつく店だったっけ?。1ロット4杯で淡々と作業が進み、粛々と客が食べ終わって静かに入れ替わって行きます。蘊蓄書きや説明書きもなし。いよいよ私の順番になって「何にします?」と聞かれて「辣油で!」と応えますが、香味油は3種類(辣油・ニンニクオイル・新塩?)あるらしいので、押さえて置いて良かったわー。
 

f:id:TOMASSOON:20210714142713j:plain

 
 
 
 
<全体> 極めてシンプル!されど迫力!辣油が差した麺地肌に鮮やかな生卵が眩しい!

f:id:TOMASSOON:20210714142811j:plain


 
 そう言えば、初めて「べんてん@高田馬場」に行った時は驚いたっけ。予習してなかったから、塩ラーメンが魚介で茶濁だったり、その量の多さに大変ビビったのでした。まだ関西でラヲタ駆け出しだった頃。他の懐かしい記憶を噛み締めたところで配膳が完了!。それはこんな麺顔です。
 

f:id:TOMASSOON:20210714142851j:plain


 
 おおお!海苔とチャーシュー!そして生玉子を追加してもまだ全体がシンプルに感じる!?。逆にデフォルト状態を見てみたいかも。そしてやっぱりボリューミーな迫力あるね。まさにお腹いっぱいになってもらわないと気が済まないような、店の気概すら感じさせます。並で250gという麺は、辣油に軽く塗れて優しく明るいオレンジ色に艶めくのが綺麗で旨そうだ!そしてボリュームはトッピングにも言えることで、チャーシュー追加は「小」なのにこの量!。海苔追加も50円と言う破格な割には5枚もあって気前が良すぎるぞ!。ううう、並んででも食いたくなるのが分かる気がする〜。
 

f:id:TOMASSOON:20210714142801j:plain

 
 
 
 
<タレ> 古風なれど斬新??予想外に味噌のような魚介の深い濃厚さ!辣油と絡み広がる旨コク!

f:id:TOMASSOON:20210714142927j:plain


 
 さて先ずはタレ。武蔵野系なら豚骨醤油、塩ダレってのも近年見かけるが、豚骨魚介っぽいタレなのだろうと安易に考えてたんだが大きく予想を超えていった・・・。まさか味噌?。味噌とも言いきれなさがあって激しく興味心を揺すぶられます。味噌っぽいけど麹感がない?・・・まぁそんな妄想を覚えるほど、魚介の濃縮っぷりも見事だと感じます。これは妙に辣油と相性が良さそうなので、味が一体化したのかもしれませんね。冷えており、細もやしとメンマ、そして薬味葱とも絡んで、そのままでも食って旨し。ううう、味わいや見栄えとしては古風?。ただ冷やし系の展開としてはアイデア斬新と思うのは私だけでしょうかー。よくよく味わうと塩気にはコクがしっかり伝わり、その奥には甘味すら感じるので炭水化物系には相性良さそう!。
 

f:id:TOMASSOON:20210714143000j:plain


 
 へへへ、刻みニンニク入れるぜ!。コロナ禍になってニンニク頻度が上がる。それは、免疫力確保もあるがマスク着用がフツーになったので、匂いバリアができたこと。少量のブレスケアを飲み込めば、エチケット対策万全です。これが合う!。味噌のような不思議なタレに、ググッとコクがキレを増すと同時に、辣油の刺激とは絶妙なので、これは激しくオススメしたい!。
 

f:id:TOMASSOON:20210714143132j:plain

f:id:TOMASSOON:20210714143120j:plain

f:id:TOMASSOON:20210714143205j:plain

 
 
 
 
<麺> 自家製麺!しなる強いコシ!ツルツル滑らかな喉越し!シコシコと引き締まる歯応え!優しい素地の甘味!幾らでも啜り食える!

f:id:TOMASSOON:20210714142845j:plain


 
 ここは麺が旨い店なんだね。改めて感じます。最初から軽く辣油に染まった麺だから、てっきり既に味が絡んでいると思い込んでた。ところが辣油の軽い香りと刺激くらいしかしない。だけどそれだけでも・・・麺ウマ!と感じる。辣油を通してでも、引き締められた瑞々しい炭水化物の風合いを感じるし、つるシコっとした強い物腰が妙に快感を誘います。引き締まりつつ、明るく弾むような弾力がナイスだし、滑らかな素地の風合いが艶やかでお見事!。前歯で千切るとプツプツスパスパと小気味良いし、奥歯で潰すと仄かに甘味すら感じるか?。
 

f:id:TOMASSOON:20210714142913j:plain


 
 これを不思議な冷やダレに一気に絡めて食らう!ツルツルした滑りはいきなりネトネトとした抵抗に変わる。それもまた楽しい表情で、タレの甘辛い旨味と淡麗な麺の素地の甘味が、噛み締めるほどに旨い!。スーッと辣油の刺激も入り込みのがまた食欲を掻き立てます。海苔で巻き込んで食らうのも更に旨しで、磯の風味が加わるのも悪くない!。
 

f:id:TOMASSOON:20210714143025j:plain


 
 そして生玉子!これを追加しといて良かったわ!タレでネトネトした部分に、生玉子が絡み出汁と一気にニュルニュルっとした滑らかさ生れる!。ズボボボーーーと啜りやすくなり、更にタレに卵黄のコクも足されて円やかさが高まる旨さです。生玉子激しくオススメ!。
 

f:id:TOMASSOON:20210714142947j:plain

f:id:TOMASSOON:20210714142934j:plain

f:id:TOMASSOON:20210714142941j:plain

f:id:TOMASSOON:20210714142920j:plain

f:id:TOMASSOON:20210714143006j:plain

f:id:TOMASSOON:20210714143012j:plain

 
 
 
 
<チャーシュー> 小サイズ細切りと言えどこの迫力!ふかふか歯応え豚肩ロース!淡い下味に辣油とタレが絡む旨さ!

f:id:TOMASSOON:20210714142819j:plain


 
 足して良かった!底にも肉が潜んでいたようですが、やはり肉三昧気分はいいものです。お隣のつけ麺のチャーシュー追加をチラ見しますと、つけだれ器からはみ出しておりました。肉っぷりが気持ち良いです。部位で言うと肩ロースでしょうか。ティピカルな煮豚タイプで細切りカットされてますが、太めで食べ応えが十分です。
 

f:id:TOMASSOON:20210714142837j:plain


 
 混ぜそばとして麺をかき回すと崩れるほど柔らか。下味が濃すぎず薄からずで、赤身の少し抜けた肉味に脂身の甘味がスッキリ程度に滲む。そんな旨さでビールが進みそうな味わいです。ここにも、あの不思議なタレが絡むと旨さに力が増す様子。思わず肉に麺を絡ませて食ってしまいます。
 

f:id:TOMASSOON:20210714142901j:plain

f:id:TOMASSOON:20210714143143j:plain

 
 
 
 
<海苔> こりゃ参った!安くて多くて質感抜群!相性ナイスな香り高さ!油そばに必須アイテム!

f:id:TOMASSOON:20210714143038j:plain


 
 ここの海苔追加は値打ちありますねー。繰り返しになりますが、50円でこの質感とボリュームは見逃せないです。家系に引けを取らない。嫌・・・寿司屋にも?。もうそれは肉厚で、香り高くて、曲げたり折ったり割ったりするとバリバリバリバリィ〜と音を立てまくります。汁なし系の場合、スープで濡れる事なく風味高いままで麺と絡ませて食えるの!。是非とも、油そばでこそ海苔追加は激しくオススメしたい!。
 

f:id:TOMASSOON:20210714143053j:plain

f:id:TOMASSOON:20210714143114j:plain

 
 
 
 
<スープ割> 心持ち少し早めのコールがオススメ!人気のラーメン感覚で味わい2度楽しみ尽くす!

f:id:TOMASSOON:20210714143212j:plain


 
 腹パンで死にそうでない限り、スープ割もしておきましょう。これは、つけ麺のように最後の最後の〆気分じゃなく、全体の2/3を少し過ぎたあたりでコールするのが良いです。フツーに「ラーメン」として楽しめるから。敢えて麺を残しておきますと、ああ・・・覚えのあるあの味わいがそのまま蘇った感覚です。まさに2倍楽しめる感覚がお得!。
 

f:id:TOMASSOON:20210714143220j:plain

f:id:TOMASSOON:20210714143233j:plain

 
 
 
 
総じまして「名店べんてんの迫力受け継ぎつつも斬新さが重なる冷やし系!割って楽しさ2倍!この夏一回食っとけ!」

f:id:TOMASSOON:20210714142826j:plain


 
 ・・・と言う感動の嵐!。評判いいのは知ってましたが、ここまで面白くも旨いとは思ってませんでした。これは感動!毎年夏には必ず食らうべき冷やし系リストには、載せなければならないと感じいるばかり。緊急事態宣言開ければ、ビールと合わせにもう一度食おうかとも考えたりしてます。ともあれ、ちょっと並んででも食う価値ありの個性的冷やし系!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

f:id:TOMASSOON:20210714182456j:plain

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

関連ランキング:ラーメン | 早稲田駅(メトロ)牛込柳町駅神楽坂駅