ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5293】中華そば きび 明大前店(東京・明大前)つけそばスペシャル 茹でキャベツ + アサヒスーパードライ 〜甘酸っぱいタレと超モチモチ麺!大盛感覚でもサラッと食える馴染みやすさ!ちょっとレトロな極上つけそば!

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8年ぶりに訪問してみた

 
 「きび」は神田に本店があって、一時期品川にも支店があったっけか。そのどちらも閉店してしまい、今や明大前店のみが残ってる?。食べログでは「明大前店」が取れて表示されてますね。確か8年くらい前の年末に伺ったような記憶でして、妙に丸長に似た味わいを今でも覚えておりました。今回も荻窪丸長廃業の未練たらたらで・・・久しぶりに訪問してみたと言う流れです。
 

 
 それにしても、日曜日の午後2時を回ったところで空いてるだろうと思いきや・・・満席外待ち状態。学生さんを中心とした客層ばかりで、私一人存在が浮いておりました。やはり学生街って飲食業は流行るんだね今でも。私の学生時代と違うところは、今ではカップルの並びがフツーだってこと。母校が男子校から共学校になった気分に少し似てるかな??。
 

 
 
 
<アサヒスーパードライ> なんだかんだでいつも満足!休日を和ませる国民的ブランドビール旨し!

 
 休日なので昼間からビール。土日の拉麺活動は、ほぼ酒があるかないかでまず店を選びますからね・・・いい歳してアホです。アホと言われようと好きなのだから止められない。今日はアサヒスーパードライ!喉越しと切れ味はやっぱり優れているので、特に1杯目に感じる旨さは秀逸!。
 

 
 冷たいコップにキン冷えビールを注ぐ瞬間がたまらんのです!。泡立ちが透けて見えるのが実に粋です。やっぱり、スーパードライらしいキーンとした辛口の響きと冷たい刺激がナイス。いつもの喉越し刺激を感じつつ、鋭いキレ味で、心のストレスを泡と共に流してくれるようですわー。ビールは切れ味!っていう感覚をいつも十分にアピールしてくれます。
 

 
 
 
<全体> 見覚えあるつけダレのレトロ感!デフォで大盛感覚の太麺盛上がり!茹でキャベツも爆盛!


 
 実は単に丸長オマージュを追い求めて来ただけでなく、トッピングに「茹でキャベツ」ってのがあるのが気になったから。家系ラーメンでもよくのせるほどお気に入りの具材。今回はシンプルにキャベツだけをのせても良かったんだが、スペシャルと言う特製盛りで豪勢にしてみました。それがこんな麺顔です。
 

 
 ふふふ・・・やっぱりつけダレが丸長っぽくて良いね。千切りナルトもいい感じで、円やかな醤油ダレの感覚が実にいい感じです。また麺は多加水太麺なんだけど、とっても白みがかって艶やか。しかもデフォが300gと言うボリューミーな対応で、膨れ上がってもいるから大盛に見えます。そんな大盛感覚の麺を完全に覆い被せるのが茹でキャベツ。野菜をはじめとする食材が値上がりしている昨今、このボリューム感は嬉しいね!。これ狙って来た甲斐があったと言うもの!。
 

 
 
 
<つけダレ> どこか丸長系に似た甘酸っぱいさとレトロなニュアンス!円やかな味わいが食欲を加速!

 
 さあつけダレ。淡い醤油出汁に浮かぶ豚エキスの煌めき。飾り気のなさが素朴と感じたり質実と思わせたり。やっぱりどこかノスタルジックというかレトロな表情です。明らかにネオ・ノスタルジック!。
 

 

 
 想像通り、甘酸っぱい醤油出汁系です。ただ酸っぱさは控えめで、醤油と豚の結びついた円やかさが印象的かと。また荻窪丸長は、黒胡椒を鬼のように振りかけるスタイルだったが、これはさにあらず。他の丸長系のニュアンスですが、むしろこの風貌の方が丸長と言う感じもしないでもないなー。全くもって飽きがこない旨さ。
 

 
 
 
<麺> とにかく明るく艶やかですべる!とっても明るいモチモチな食感!タレに濡れ持上げもナイス!

 
 まぁこのつけダレにはやっぱり多加水中太麺が似合いましょう。これもイメージ通り・・・と言いたいところだが、ツルツル感とモチモチ感がハンパない。全体的に透明感すら感じる乳白色で煌びやか。正方角麺が膨れたようなフォルムが印象的です。つけダレに浸すと余計にすべるすべる!。文字通り、ちゅるりん!っと啜り食える中太麺です。
 

 

 
 そしてモチモチ度合いがすごい。まさに弾む。更に縦伸びする弾力感です。例えば麺を箸で引きずり出そうとすると、ずるずると引っ張れそうなものだが、この麺の場合はまるでゴムのようにずるずるとズレず、上の麺が重しとなってズレようとしない。そのまま引くとゴムのようにビヨーンと縦に伸びるようなのだった:汗。
 

 
 なので口に含むと弾力感がハンパなくて超おもしろい。色んな具材も引っ掛けたりするから、感触の違いの中に明るさが弾けるようなイメージで、とても面白く食えるのでした。
 

 
 色合いとスベリ、弾力にフォーカスし過ぎでしたが、素地の風合いもしっかり楽しめて甘味を感じる麺。タレとの相性抜群でございます。
 

 
 
 
<チャーシュー> 王道のバラ肉チャーシュー!甘味ある醤油ダレに豚の脂身が溶けてコクと甘味増す!

 
 これは王道のバラ肉チャーシュー。炙り焼いたのを醤油出汁にしっかり煮込んで、脂身が溶け出している様相です。周いは醤油出汁の浸透が深く、チャーシューのイメージそのもの。スライス面は三枚肉の赤身・脂身・赤身の三層を構成し、脂身はとろとろ状態で、上下の赤身に甘味を浸透させてます。そのまま食らってビールのつまみにもよし。またチャーシュー丼が一番似合うような印象でしょうか。
 

 
 このままでも完成系なのですが、あえてつけダレに浸して食らうのもいいね。また強引に麺に巻きつけて食らうもよし。
 

 
 
 
<茹でキャベツ> ほくほく温野菜の茹加減!ボリュームもしっかり!つけダレに浸してさっぱり食う!

 
 正直言って+200円は考え込んでしまいました。まぁこのご時世、物価高で仕方のないことと割り切りましょうが、決意に反して量が寂しかったと言う体験多数。訝しみながらのボタンプッシュでしたが、余計なお世話でした。
 

 
 確かな値頃感はあるんじゃないでしょうか。画像で映っている以上にかさ増しされており、キャベツだけでもオカズになりそう。また葉と葉脈の部分のバランスも良いね。むしろ太い葉脈の方がホクホクとした茹で加減で絶妙ではないか。これをつけダレに浸して食らうと旨し!。温野菜の甘味とタレの甘酸っぱさが絶妙にマッチです。
 

 
 
 
<他具材> 千切りナルトとブロック焼豚!薬味葱と絡んで太麺に引っかかる

 
 一応コメント残そう。つけダレにもしっかり具材が潜んでおります。まず見栄え嬉しいナルトの千切り。これは薬味のネギと絡みながら中太麺によく引っかかります。歯応えの違いがまた楽しい。またチャーシューは賽の目ブロック切りで、麺からは外れやすいが、一つ一つつまみながら食らうのが楽しいかと。
 

 
 
 
<味変> 辛味を少し溶かして後半少しワイルドに頂こう!

 
 まぁテーブルにあったからやってみただけ。唐辛子系なんだが、意外と乾きと湿りを感じる薬味で、タレに溶かしてもあまり尖らない辛味。唐辛子の風味だけが強く広がるような・・・。ま、お好み次第で。これは汁系の中華そばのこってり系の方が似合うと思いました。
 

 
 
 
<味玉> 甘味主体の薄出汁がしっかりと浸透!玉子本来の味わいと熟したような卵黄の濃密さが旨し!

 
 味玉は100円。これは追加しといた方が良いです。サイズはM卵。白身が少ないが卵黄のサイズは変わらず。甘味系の薄出汁がしっかりと時間かけて浸透している様子で、白身は杏仁豆腐のように柔らかく優しい味わい。
 

 
 卵黄はとろつかず、全体的にねっとりとしており、卵黄本来の味わいと、出汁の甘味をよくバランスさせた味わいです。奥久慈卵とのこと。おすすめです。
 

 
 
 
<スープ割> やっぱり最後は温かみを足して締める!豚の淡い出汁加減で気分ほっこり!

 
 気の合いそうなスタフとちょうど目が合い、試しに目力(メジカラ)で訴えかけてみら、スープ割コールが伝わったよ(爆)。店内が学生さん達で溢れていて、オヤジひとり怪しかったから、見張ってただけかもしれませんな。
 

 
 ま、そんなことより、やっぱり最後はあったかい汁で締めたい。腹腹に温もりを込めたい。出汁は豚の淡い出汁で味薄めだが、それがまた良いね。魚介の風味も溶けているようだが・・・・。やっぱり、スープ割りまでして、つけそばの様式美です。
 

 
 
 
総じまして「甘酸っぱいタレと超モチモチ麺!大盛感覚でもサラッと食える馴染みやすさ!ちょっとレトロな極上つけそば!」

 
 ・・・・と言う感動の嵐!。二郎系でもない、今風の先端でもない、そんな拉麺がほっこりするよね。明大の学生さんたちにもしっかり受け入れられてる様子。汁系の中華そばは、あっさり&こってりとバージョンあってそれもそれぞれ旨そう!。8年前に訪問した時よりも流行っていい感じでした。都内有名店もいいが地元人気店ってのもかっこいい。明大前駅から数分の立地。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!! 
 

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