ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4602】 麺うらた (東京・自由が丘) 塩SOBA + 海老わんたん + 鯛めし 〜美しさと明るさ!そして柔らかさが染み入るハイセンス塩そば爆誕!

お洒落な街に新たなお洒落な拉麺店
 最近、自由が丘で個人的には「中華そば 堀川」一択な感覚なのですが、どうも気になるし店舗あり。それが「麺うらた」。「無邪気 北口店」の跡地にオープンですが、噂によると独立開業とのことです。私こう見えて、少々義理堅いと思っており、行きたくても堀川に後ろ髪を引かれるのは必定。だったら、堀川定休日なら気兼ねないかと、漸く水曜日昼に外出機会を利用して、突撃訪問してみました。
 

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 場所はよくよく承知の場所なので、ランチタイムピークに迷わず向かうが、ちょっと周囲とは雰囲気が違う、和風で落ち着きのある店構え。通りすがりの目線も集めるようです。若い人向きの店箱じゃないが、入店するとやっぱりそこは自由が丘。実に若い客層ばかりで、一番奥の席へと案内されてひと安堵です。 今回は飲めるタイミングではないので・・・ヱビス中瓶を諦める代わりに鯛めし」をチョイス。特製だと腹膨れ過ぎてしまうけど、海老わんたんだけは見逃せないので、デフォルトの塩SOBAにそいつもチョイス。いい雰囲気だったので、ゆっくり食い過ごさせてもらいました。
 

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<全体> 芳醇そうな琥珀透明感!九条葱と細麺の流れる美しさ!たっぷり餡で期待も大きい海老雲呑!かなりハイセンス!

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 それにしてもこの店気合い入ってます。接客もそうなんだけど、メニューは塩SOBA系オンリー。鯛めしも推した感覚で通し営業とのこと。一本勝負ってな感じですね。それじゃしっかり襟を正して気合いを受け止めて対峙いたしましょう。それはこんな麺顔!。
 

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 おおお!いわゆる淡麗系の白出汁そばって感覚。とにかく出汁の琥珀色がとても美しく、透明感ある上に旨味の溶け込みがありありと感じさせます。乾物類のエキスは霞みがかって優しい色合いだし、表層を漂う脂はおそらく鶏系の旨味!。麺線だって整って見てて気持ちいいし、肉は低温調理のピンク色して優しい感じ。更に何と言っても海老雲呑!その餡のデカさが気前良く、大人の耳サイズ以上はあろうかと思われるたっぷりさ!。この質感でこの立地でデフォルトが730円ってのはとても安く感じてしまうほど!。
 

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<スープ> 鯛の旨味と香ばしさ!乾物溶けこむ白出汁感!ゆったりとコク深く食べ応えある鶏豚芳醇な煮出し!

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 さてスープ。最初に何を感じたかと言えば、私の場合は「鯛」。最近の傾向では塩系では貝出汁がブームのような感覚ですが、その数年前は鯛出汁がプチブームだったような記憶。それらを思い出しながら食らうが、こちらの鯛の印象は、旨味もいいが「香ばしさ」の方が実に好みです。ここからは妄想だが、焼きが入ってる?。鯛のアラから出汁を取ってるならアラを焼いた?。鯛煮干しからだったらそれを軽く焼いてる??。香ばしさ故にそんな考えに迷宮入りです。
 

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 ただ鯛出汁ラーメンと定義したくないのは、他の旨味が実に芳醇だから。例えば、これは「鯛塩」と言うより「鯛白出汁」みたいな雰囲気で、微かな甘味が心地よいと感じます。なので節系や煮干、香味野菜など幅を効かせているようなイメージ?。
 

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 そしてこれはアニマルオフではないね。鶏豚の旨味が実に芳醇で、実に食べ応えを感じさせるほどに満足度をアップさせています。香味油は、鶏油のバターのような濃厚余韻は感じず、実にナチュラルで上澄みのようなスッキリしたコク!。鯛から始まって乾物類の旨味、そして動物系のコクが実にバランスよく溶け込んで、見栄えも美しい琥珀出汁と仕上がっているようです。
 
 

 

 
 
<麺> 菅野製麺所!中加水で引き締まるクツクツ歯応えが快感!エッジ感じる凛々しい喉越しシルエットと汁の持ち上げの良さ!

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 麺がまた面白いチョイス。キッパリとした麺線で美しく整うストレート細麺。殆ど分からない粒子レベルで全粒が打ち込まれている様子。それも少量。面白いと思ったのは、加水は中レベル?で見た目はモチモチとしそうに感じたが、歯応え感が実にクツクツと小気味良いのです。この歯切れのクツクツって処が、菅野製麺所のイメージに合うんだがそれも妄想の一部としてあしからず。
 

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 これが熱ダレを一切寄せ付けない感覚で、少し膨れた角麺のようなエッジングが最後まで持続する。それでいて物腰は柔らかいから、麺と麺が寄り添い熱々スープは持ち上がってくる。そのスープも多少吸い込むものの、喉越しのシルエット感が凛々しいとすら覚えます。
 

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 今回は海苔が無かったので、巻いたりすることもできず、代わりに穂先メンマと混じらせ戯させ、一緒に味わいました。ややスリムなメンマであったので、麺のクツクツさとマッチした歯応えが印象的に楽しめました。
 

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<チャーシュー> オイル漬けトリュフでお化粧!溶ける脂の甘味と鯛出汁を吸い込み旨味高まる赤身がナイス!

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 チャーシューの上に黒く小さい物体が乗せられてアクセント?。最初は、黒ニンニクかと思ったのですが、オイル漬けのトリュフだったようです。出汁にも貢献しているのか?駄目舌ゆえに明確に旨さが判別つかづですが、肉の脂の混じっており、つまみで食らうと酒が楽しめそうです。
 

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 肉は、低温調理系の豚肩ロースのスライス。今風なラーメンとしては定番ですが、下味が薄味で、スープと熱を吸い込んで仕上がる感覚。脂身は溶け出して半透明。その脂身の甘味と、ベースのスープを赤身が受け取って味わい完成?。旨いのですわ!。思わず九条葱を乗せて一緒に食らうが、その組み合わせもナイス!。ただ今回は忖度したので、特製とか肉増しをしなかったので、あっという間に肉楽しみが終わってしまった・・・・。教訓!券売機の前では勇気を出そう!後で後悔するくらいなら。
 

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<海老わんたん> なんとも大ぶり剥き海老が2尾!弾ける歯応えと上品な海老身の味わい!たっぷり餡で食応え有!

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 肉をもっと食いたかったという寂しさを、すっかり打ち消してくれるのが海老わんたんでした。このサイズ感が気持ち良いね!。割とデカい皮なのに餡がたっぷりで棒餃子か焼売に匹敵です。皮は黄色みが深いのが印象的。卵麺ならぬ卵打ち込み皮って感覚かしら。
 

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 さてこの餡。海老のすり身も多少ありましょうが・・・ほぼ海老の剥き身って感覚。デカめの海老剥き身が一つに2尾しっかりと入っており、食感が弾けるようで海老味が口の中で炸裂!。またスープも吸い込むから全体的に、味わいとしてもフィットするしスープ海老雲呑としても実に仕上がってます。せっかく来たならこれをトッピング追加しないと勿体無いと正直思う!。激しくオススメ!。
 

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<〆飯> 鯛めし!出汁で炊かれたふっくら飯!鯛ほぐし身もしっかり!葱と白胡麻の香味に出汁を垂らして堪能!

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 あ!これお得かも!ここに来たらな見逃せないと感じました。鯛ベースの出汁で炊いたと思われ、期待通りのふっくら飯の仕上がりです。白胡麻と九条葱の薬味も実にあってる。そしてアピールしたいのは鯛のほぐし身がしっかりと多めなこと。「今、鯛めし食ってる!」って充実感に溢れます。
 

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 ボリュームはゆうに茶碗飯一杯はある。そして200円と言う設定なら、これはアリ!でしょ。そのまま一気に食らおうと思ったが、やっぱり後半には少し残ったスープを垂らしかけ・・・淡く湿った鯛めしに変化させ全部かきこみ、このあとスープ飲み干し・・・今回の一連の実食完了です。
 

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総じまして「美しさと明るさ!そして柔らかさが染み入るハイセンス塩そば爆誕!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。この界隈も拉麺激戦区ですが、いきなりいい雰囲気いい拉麺が誕生したって感覚。自由が丘駅から超近いし通し営業ってのが、とっても便利なサラリーマン多いはず。コスパも高し!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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